大学生nashikuraのブログ

大学受験、大学生活、理系関連、就職活動、雑記

【現役大学生より】大学で理系に進んで感じたメリット5選【実体験】

どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

この記事では、2023年度現在理系の大学4年生である僕が、今までの経験を基に大学で理系に進んで感じたメリットを5つ紹介したいと思います。

 

進路選択に迷っている高校生や、理系に進みたいけどメリットがいまいち分からない、というような方々の参考になれば幸いです。

ジオメトリ, 数学, 音量, 水面, 学校, 学び, 学ぶ, 算術, 方式

 

 

 

 

 

半強制的に学問の知識やスキルが身に付く

まず、文系と比較するとかなりの知識やスキルが”ほぼ強制的”に身に付きます。

大学の理系では、日々の授業で(大半の文系と比較すると)かなり多いレポート課題が出されます。さらに、実習や実験などの実際に手を動かして学ぶ授業も少なからずあり、こういった環境で単位を落とさずに頑張るだけでも、ほぼ強制的に知識やスキルが身に付きやすいです。

文系の場合、「日々の授業を真面目に受けている人は少なく、さらに試験前日に徹夜で詰め込んでも多数の単位を取得できる」、と多くの文系の友人から聞きました。(もちろんそうじじゃない学部もあると思いますが、)

一方で理系は、日々の授業をまともに聞いていないとマジで置いて行かれます。高校数学のように、ある一つの部分が分からないとその後のことが一切分からなくなる授業も少なくないため、授業への出席はもちろん、しっかりと受けることも重要になります。また難しい授業であれば、試験の少なくとも1週間前には対策を始めないと落単する可能性が高いです。実習や実験についても、拘束時間が長いだけでなく、その後の解析作業やレポート作成もなかなかしんどいです。

こう見ると理系は大変そうですが、こうした一つ一つの乗り越えていくことで、その分しっかりと知識やスキルがしっかりと身に付きます。

 

研究室で濃い日々が過ごせる

3~4年次以降から配属される研究室でも、かなり濃い日々が過ごせます。研究室は、与えられたテーマを研究するために所属し、約1年配属されます。(大学院まで進学すれば、さらに+2年以上です)

ここでも、大変ではあるものの、非常に濃密な日々が過ごせます。実験をしてデータを収集したり、それを解析して考察を得たり、過去の論文や先行研究を見ながら新たな知見を得たりするのは、なかなかやりがいがあります。基本的に担当教員と相談しながら進めていくのですが、月1~2回ある進捗報告でフィードバックをもらい、それを基に適宜修正していきながら、卒業論文を完成させていきます(厳しい研究室だと、進捗報告で詰められるなんてこともあるようですが…)。研究室には基本的には平日は毎日(短くても5時間程度)行くところが多いようです。

一方で、文系の場合は「ゼミ」というものに配属され、週1回ほど担当教員や周囲の学生と議論したり、自分で文献や過去の論文を読んだりしながら卒業論文を完成させていくようです。ゼミは週1しかないため、学校にも週1しか行かなくていい人が大多数のようです。(僕は文系じゃないので想像も少し入っていると思いますが、だいたいはこんな感じだと思います)

文系の場合は主に資料や文献を見て進めていくようですが、理系の場合は資料や文献を見るだけでなく、実際に自分でデータを実験や解析を通じて取得することで完成させていくため、圧倒的な時間と労力がかかります。実験や解析や基本的には上手くいかないため、試行錯誤を繰り返しながら進めていくことになります。そこが大変である分、自分の力になっていると感じる部分でもあります(まさにPDCAサイクル)。また、専門分野での解析ソフトやプログラミングの知識・スキルも付随してつけることも可能なため、将来的にも研究室での経験が多いに役に立つ可能性が高いです。さらに、中間・卒論発表会や、外部の学会発表などでも大勢の専門家の前で何度も自分の研究を発表する機会があり、そこで身に付いた発表スキルは社会人になってからも絶対に活きます。(英語のスキルも身に付きます)

 

同じ分野に興味のある友達が多くできる

これは文理問わずだとは思いますが、理系の方がその傾向が強いと実感しています。なぜかと言うと、理系の方が学部学科が細分化されており、人数が少数であることが多いからだと思います。

文系の場合、例えば経済学部だと、経済学部○○科が3つくらいしかない大学が多く、その科も100人程度の人数であるところが多いです。(もちろんこれも大学と学部による)

しかし、理系の場合はほとんどの大学で、□学部○○科の科が5~10個くらいあるところが多く、しかもその一つ一つの人数が数十人程度と少ないです。そのため、よりニッチな分野に関心がある人同士が集まる傾向があり、それ関連で友達も多くできる可能性が高いです(僕の場合は、都市開発や交通関連の話で日々盛り上がったりします)。また、学科が細分化されている分、就職活動でも受ける企業群が被ることが多く、または同じ企業に就職する可能性も十分あり、そういった点もかなり面白いと思います。

 

就職活動が比較的楽にできる

これは僕が感じた最大のメリットです。

文系と比較すると、理系の就活はかなり楽です。なぜかというと、そもそも理系の学生が少ない上に、理系の職種が多いからです。

例えば、トヨタ自動車の2021年度の新卒採用人数は、事務職約50人に対し技術職約300人と、これだけでも単純に計算すれば理系(技術職)の方が入社しやすいです。その上で、大学生の文理比率は文:理=7:3です。自動車メーカーを例に出しましたが、技術大国日本の大手企業ではこのように理系の採用人数が多いのみならず、理系学生の母数が少ないので、文系よりもスムーズに就活が進みやすいです。

公務員試験を受ける場合でも、文系学生が集中する行政職の倍率よりも、理系学生が受ける土木、電気、化学、農学、機械、建築などの区分の方が倍率が低く、比較的合格しやすいと言えます。

 

実際に、僕は就活で文系職、理系職をどちらも受けましたが、やはり理系職(特に大学の専攻と直結している職種)の方が圧倒的に内定をもらいやすいと実感しました。理系職は公務員・民間ともに複数から内定をもらいましたが、文系職では最高でも2次面接まででした。(ちゃんと対策してなかった面もありますが(笑))

 

さらに、大学院まで進学すると教授とパイプのある企業から推薦をもらえる可能性もあり、負担の少ない選考で大手企業から内定をもらえることもあります

 

将来の選択肢が増える

これもかなり大きなメリットだと思います。

まずは就職活動についてです。

文系の場合は基本的には文系職(営業や事務等)しか受けることができませんが、理系の場合は自分の専門分野の技術職や研究職に加え、隣接分野の技術職、さらには文系職も受けることができます(隣接分野というのは、例えば土木工学専攻の場合、建築学、地質学、環境学、化学など)。そのため、理系の場合は仮に専門分野が自分に合わないとなっても、文系職に就職することも十分可能ですが、文系の人は基本的に理系職を受けられないため、この点は理系の大きなメリットです。

 

次に企業選びに関してです。

担当教授が顔の広い人であれば、企業側が研究室に来て説明会を開いてくれたり、インターンシップを来てほしいと勧誘したりすることも結構あります。また、過去に所属していた先輩がリクルーターとして研究室を訪れて学生を勧誘することもあります。こんなこともあるため、自ら積極的に就職活動を行わなくても、楽に企業選びができる側面があります

 

そして、大学院への進学に関しても柔軟性があります。

文系の場合は、大学院の進学すると就職が不利になるという風潮があるため、9割以上が学部卒で就職します。一方で理系の場合は、むしろ大学院進学によって就職やその後が有利になることが多いです。そのため、学部卒での就職する人もいれば、大学院(修士)にも後ろめたさなく進学して就職する人が多く、さらにその後大学院博士課程に行く人も少なからずおり、選択肢はかなり多いです。

 

まとめ

今回は、大学で理系に進んで感じたメリットについて以下のものを挙げました。

強制的に学問やスキルが身に付く

研究室で濃い日々が過ごせる

同じ分野に興味のある友達が多くできる

就職活動が比較的楽にできる

将来の選択肢が増える

 

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

他にも大学の理系に関する記事を書いていますので、ぜひお読みください↓

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最後までお読みいただきありがとうございました!

【実体験】大学で放置系の研究室に配属されるメリットとデメリット、向いてる人【理系】

どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

現在僕は理系の大学4年生で、4月に研究室に配属されてから半年以上が経過しました。

配属されたのはいわゆる放置系の研究室で、教授が学生にあまり干渉しないような研究室です。

半年以上研究室にいることで、放置研究室の特徴や、他の研究室との違いもだいたい見えてきたので、今回の記事では放置研究室に配属されるメリットとデメリット、向いてる人について書いていこうと思います。

 

研究室選びの参考にしていただければ幸いです。

 

※この記事では、放置系の研究室を、

・自分から教授に言わないと、課題や研究内容が与えられない

・コアタイムがない

の2つを満たしているものと定義したいと思います。

 

※コアタイムというのは、この時間帯は絶対に研究室にいなければならない、と教授陣が指定している時間のことです。一例として、平日の10:00~17:00をコアタイムとして設定している研究室では、必ずその時間に研究室という場所にいなければならない、ということです。

 

 

 

 

放置研究室に配属されるメリット

コアタイムがなく、自由

放置研究室には基本コアタイムがありません。何時に来ても、何時に帰っても、または来なくても大丈夫です。

昼間の時間帯にアルバイトをして夜研究をしたり、前もって研究を進めておいて平日に旅行に行ったりなど、かなり自由な生活ができます。

解析系(パソコンメイン)で家でもできる研究であれば、1週間以上研究室に来ない人もザラにいます笑

数週間に一度ある進捗報告でしっかりと進捗が出せれば、基本的には何をしていても大丈夫ですね

 

就職活動に時間が割ける

これは僕が感じた最大のメリットです。

学部生だったということもありますが、就職活動が本格化していた4~7月も研究室のせいで何かができなかった、ということは一切なかったです。研究があるから受ける企業を減らせ、なんて教授が言ってくることも全くありませんでした。

コアタイムもないので、面接などのために学校に行けない日もいちいち報告する必要はなく、自由に就活を行えました

そのおかげもあり、僕は自由応募での就活にて第一志望の会社から内定をもらうことができました。

 

自分のペースで研究ができる(※)

※ここはメリットの部分です。

上にも少し書きましたが、コアタイムがない分、いい意味で自分のペースで進められます。

研究内容そのものについても、教授からは大まかな研究テーマは与えられましたが、ガチガチにやり方がその1から決まっておらず、適宜教授と相談をしながら進めていく感じです。進め方に関して自分の意見を言うこともでき、教授もその意見を考慮してくれることが多いです。

研究のやる気があって、ある程度自分の裁量でも進められることに魅力を感じる人にとっては、本当によい環境です。

 

 

放置研究室に配属されるデメリット

やる気がないと本当に自堕落な研究生活になる

僕は比較的やる気があるからマシなのですが、やる気のあまりない周りの同期を見ていると悲惨です。

進捗報告でも一切進んでいない人や、毎週のように同じ内容を発表している人もいます。なんなら進捗報告にすら来ない人もいます。しかし、教授も学生の進捗をそれほど気にしていない様子で、積極的に教授に相談しにいかないと何もやることがない状態が生まれてしまっています

10月時点で卒論の内容に一切手を付けていない人もいる状態の人もおり、理系としてはなかなかヤバい状態だと思います。

 

研究室の同期や先輩と仲良くなれない

これは大学生活を楽しむ上では大きな問題だと思います。

僕の研究室の話ですが、解析系かつ放置系の研究室ということもあり、同じ研究室の人とも関わりがほとんどありません

僕は研究室にあるソフトを使う必要があるため平日はほぼ毎日研究室に行っているのですが、同じ研究室の他の同期5人はほぼ毎日来ません。そのため、同期と会うのはほとんどが週1にある進捗報告と学科の授業のみで、研究室内での関わりは非常に少ないです。

(実際に、研究室に行っても誰とも一言も話さずに帰る日も珍しくないです。)

また、実験系とは異なり他の人と共同で何かをしたり、手伝ったりすることもないため、仮に全員が毎日研究室に来てもあまり話すことはないと思います。

この点については、コアタイムのある研究室や放置系でない研究室の方が圧倒的に仲良くなっていることは間違いないです。研究室でワイワイしたい人にとっては、放置系の研究室は絶対に来てはいけないです(笑)

 

自分のペースで研究ができる(※)

※ここはデメリットの部分です。

自分のペースでできる分、ペース配分がよくないと結構ヤバいことになりかねないです。

僕の学科では9月中旬に中間発表があったのですが、その時点で僕の研究室ではデータが一切ない人が大半でした。他の研究室の学生の多くは既にデータをかなり持っており、それらを基に今後さらに研究を進めていく様子でしたが、僕の研究室ではその前段階にすら到達していない人が大半でした。

中間発表は主に研究背景と今後の方針を発表する場だったのでまだよかったですが、このままだったら2月の卒論発表が危ないと思わざるを得ない状況でした。早いうちから研究をやっていない人は、おそらく冬に差し掛かる頃に負担が非常に増えることになると思います。

 

放置研究室に向いてる人

自発的に行動ができる人

自発的に物事が進められる人、具体的には、

・何も言われなくても自ら研究室に来て研究を進められる人

・必要な資料・データがあったり、分からないところがあれば、すぐに教授に自分から相談しにいける人

は、放置系研究室に行っても大丈夫です。

国立大学の理系であればほとんどの学生がこんな感じだと思われるかもしれないですが、実態としてはこういった自発的な学生はかなりの少数派です。特に大学院に行かずに学部就職する学生は、研究に対する意欲がない人が多く、言われないとやらない人が本当に多いです。

自発的な学生が小数である分、そういった学生は教授に重宝される可能性が高いです。

教授が学生に何かをやるように言うことが少ないですが、学生側から教授への相談やお願いはしっかりと聞いてくれます。

 

自己管理ができる人

これに関しては、研究の進捗と生活面の2つがあります。

研究の進捗については、計画的に研究が行える人が向いています。

毎日少しは研究を進め、進捗報告でも必ず一定の進捗を見せられる人ですね。例えると、小学生時代の夏休みの宿題を初日から毎日少しずつ計画的に進められる人です。最後の数日に宿題をため込む人は放置系研究室では間違いなく詰むので、やめた方がよいです。

 

生活面については、コアタイムがない中でもしっかりと健康的な生活習慣を保てる人です。

大学4年生や院生にもなれば、「○限の講義型の授業」というのはほとんどなく、あっても週1~2程度のことが多いです。そのため、研究室が生活の基準となり、コアタイムがないと生活リズムが乱れる人が多いです。

その点、自分でルールを設定し、それをしっかりと守れる人が向いてますね

僕の場合は生活リズムを乱さないために、平日は必ず10:00~11:00には研究室に着くようにし、17:00前後までは研究室に居ることをルールにしています。研究に比較的余裕があるときでも、研究室で他の授業の課題をやったり、他の勉強などをしています。

 

就職活動を全力で行いたい人

理系で大学院に行かずに学部就職したい人や、文系学生と同じように専門外の企業に就職したい人にとっては、コアタイムがなく、研究のプレッシャーも少ない放置系の研究室が向いていると言えます。

院生でもインターンシップや説明会などに積極的に参加できますし、企業の早期選考や本選考も研究室のことを気にせずに受けることができます。

学部生にとって、中には「大学院に行け」と言ってきたり、教授推薦での就職を強く勧めてくる教授もいますが、放置系の研究室では基本的に教授は学生に干渉しないため、進路についてもいい意味で完全に自分で判断することができます

 

まとめ

この記事では、大学の放置研究室について以下の情報を紹介しました。

放置研究室に配属されるメリット

①コアタイムがなく、自由

②就職活動に時間が割ける

③自分のペースで研究ができる(※)

放置研究室に配属されるデメリット

①やる気がないと本当に自堕落な研究生活になる

②研究室の同期や先輩と仲良くなれない

③自分のペースで研究ができる(※)

放置研究室に向いている人

①自発的に行動ができる人

②自己管理ができる人

③就職活動を全力で行いたい人

 

僕の意見ではありますが、総合的に見れば放置研究室はブラック研究室よりははるかにマシだと思います。

コアタイムがないため学生らしい生活ができますし、就職活動への悪影響もほとんどないです。研究もある程度自分のペースと裁量でできるため、やらされている感があまりなく、自分の力で何かをしている感じが個人的には好きです。

ただし、放置研究室にも各自の適正があるため、研究室を選ぶ際には注意していただきたいです。

研究室選びに関する記事です↓

www.nashikura.com

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

【実体験】大学生が大学の近くに住むメリット6選

どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

今回の記事では、主に僕の実体験から、大学生が大学の近くに住むメリットを6つ紹介したいと思います。

大学の近くに住むべきか迷っている方の参考になれば幸いです。

 

※この記事では、「大学の近くに住む=徒歩圏内」と定義したいと思います。

 

 

 

 

大学の近くに住むメリット6選

移動時間が少ない

個人的にはこれが最大のメリットですね。

自転車で10分足らずで大学に行けるのは、本当に最強です。

交通機関の運行状況を気にせずに家を出ることができ、授業にも出席しやすくなります

都内では片道2時間近くかけて通っている人も珍しくない中、自由時間が多くなることも大きなメリットです。

 

通学交通費がゼロ

徒歩・自転車通学であれば、交通費がゼロになります。

高校とは異なり、大学は長期休みが長く、毎日授業がない人も多いので、電車通学の人は通学定期を買うかが迷いどころです。

実際遠い人では、通学の交通費だけで年間数十万円を使う人も珍しくないです。

しかし、近くに住めばそういった部分も心配せずに、交通費ゼロで大学に通えます。

 

空きコマが作り放題

これもかなり大きなメリットで、時間割を作る際に空きコマの心配をする必要がないです。

例えば2限と4限の日でも、その間の空いた時間は家に簡単に帰ることができます

時間割の柔軟性を持たせられることは、単位を効率的に取る上では非常に重要な要素だと思います。

 

大学の施設がいつでも使える

図書館やジム等、大学の施設をいつでも利用できるのはメリットです。

授業がない日や休日でも気軽に立ち寄ることができ、その大学の学生という身分の恩恵が最大限受けられます

僕も公務員試験の勉強をしていた半年間は毎日のように図書館に行き、第二の家のような存在でした。

 

部活・サークルに行きやすい

大学生のほとんどが所属している部活・サークルですが、近くに住むことでこれらにも行きやすくなります

活動場所は基本的に大学の周辺施設ですので、移動時間や交通費が最小限に抑えられます。

神奈川県内から都内の大学に通っている数名の友人の話ですが、サークルに入ったものの授業がない日や休日の活動日に1時間半近くかけてわざわざ大学に行くのが面倒で、サークルをやめてしまった人もいます。

反面、近くに住んでいれば簡単に参加することができます。

 

友達と集まりやすい

都心部などの大都会でなければ、自分の大学周辺に住んでいる学生は多いため、そういった友人とは集まりやすくなります

「物理的な距離は心理的な距離」と言われるように、近くに住んでいれば友人たちと心の距離も近くになりやすく、また大学に集合するノリで集まる際にもラクになります。

 

まとめ

今回は、大学生が大学の近くに住むメリットとして以下の6つを紹介しました。

・移動時間が少ない

・通学交通費がゼロ

・空きコマが作り放題

・大学の施設がいつでも使える

・部活・サークルに行きやすい

・友達と遊びやすい

 

一方、大学の近くに住むデメリットとしては以下のものが挙げられます。

・知り合いに会うことが多い

・コミュニティーが狭くなりがち(周辺のバイト先はほとんどが自分の大学の学生)

・アパートに入られやすい(一人暮らしの場合)

・飲み会や遊びが断りづらい

 

しかし、総合的に考えるとメリットの方が圧倒的に多いと僕は思います。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

【21歳男】恋愛・交際経験がないことがデメリットに感じてきた話【実体験】

どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

突然ですが、大学生の皆さん、恋愛してますか??

 

僕はというと、全くしてないどころか、人生で一度も誰かと交際した経験がないです。

 

そして最近感じることが、年齢の上昇とともに、恋愛経験がない人が少数派になりつつある点です。(当たり前かもしれませんが。)

高校生までは、少なくとも僕の周囲で恋人がいる、もしくはいたことある人は1割いないくらいでした。

そして、大学1~2年次はコロナ禍だったこともあり、周囲もほとんど変わっていない状態でした。

 

しかし、大学4年になってから周囲と話していると、僕のような交際経験がない人がいきなり少数派になっていることに気づき始めました。

大学の同期や研究室の先輩、高校の同期や後輩と話を聞いていても、大多数が交際経験があることを知りました。

 

今回の記事では、恋愛・交際経験がないと感じるデメリットや、僕が今後交際をしたいと考えているのかどうか、などについて書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

交際経験がなくて感じるデメリット

①周囲と話が合わせにくくなる

友達と遊びに行ったりすると、必ず一度は恋愛の話になることがほとんどです。

「彼女いるの?」「彼女との調子はどう?」「写真みせてよ?」など、男だけの集まりではこういった話が必ず一度や二度はあります。

こういった時、現在交際していないと話に乗っていけないです。

ましてや交際経験が0の場合は、過去の話を持ち出すこともできないため、ただ話を聞いているだけの人になりがちです。

僕は友達と一緒の空間にいるだけで楽しいのでいいですが、やはり少しは参加したい気持ちはあります。

 

恋愛の話をしているときだけ、まるで出身校でない学校の同窓会に参加しているかのような気持ちになりますね(笑)

 

 

②気まずくなることがある、今後も増える可能性高い

①は腹を割って何でも話せる仲の良い友達の話ですが、特別仲良くない人となった場合には話は変わってきます。

例えば、サークルの先輩後輩、研究室の同期や先輩などと話すときには、交際経験が0ということは少し隠したい気持ちがあります

高校生までは交際経験がない人はマジョリティだったため堂々と言えましたが、今現在は少し抵抗があります。

 

大学生は恋愛するもの、という共通認識がどこかにあるため、特に相手との関係が浅い場合は「この人ちょっと変わってるのかな」とか思われる可能性もあるのが怖いですね。

(自分でいうのもなんですが、友人などからは顔は上の中~中の上と言われることが多いので、その顔で彼女いたことないのは「性格に難あり」と判断される点が怖いです)

 

さらに、今後社会人になった後はさらにこの傾向が続く可能性が高くなるとも思います。

 

③女性とまともに話せない

正直、これが最大のデメリットだと思います。

僕は女兄弟もおらず、理系かつスポーツばかりやってきたので、現在までの人生は常に女性の少ない環境で育ってきました。

そのため、女性との接し方が未だによくわかりません

 

同性であれば、会話の中でどこまで踏み込んでよいかや、ネタの種類なども分かり、スムーズにコミュニケーションが取れます。(友達からもユーモアがあるとよく言われます)

しかし異性になった途端、同性同士の会話は果たして通じるのか、うけるのか、と不安になってしまい、結局無難でつまらない会話になってしまいます

また、女性には男性が触れてほしくない内容の会話もあると思うので、そこで絶対に地雷を踏みたくないという思いもあります

事務的な会話は問題なくできるので大丈夫ですが、それ以上の会話はなかなか厳しいのが現在の僕です、

そのため、僕には女友達と呼べるような人は一人もいないです。

 

さすがにこの年齢にもなって異性と仲良くなることすらできないのは、自分でも本気で治したいと思っています。

そして、これは場数を踏めば慣れるとは分かっているのですが、相手が人間である以上、その人の貴重な時間を奪って自分の練習に使うと考えると、申し訳なくなって何もできないのが現状です。

 

 

交際は、経験としては一度してみたい

上に書いた①~③のデメリットを解消するためには、一度でも交際することが一番手っ取り早い気がします。

パートナーと相思相愛になるのはどんな感じなのか、についても好奇心ではありますが興味がありますしね。

 

ただ、「経験として」と言ってる時点でもうアウトな気がするんですよね。

例えば、スキーやったことないから経験したい、という場合なら、数万円払って数日間冬に山に行けばよいですし、別に一人でもできます。

 

しかし、交際となると話は別で、相手も一人の人間です。

相手には相手の生活がありますし、「交際を経験したい」だけの男とは絶対に付き合いたくないと思うんですよ。

しかも女性の若い頃は非常に貴重と言われており、仮に1年間交際した後に破局した場合、僕はその女性の貴重な1年間を奪ったことになります。

別に自分の1年が奪われるならいいですが、別の一人の人間に貴重な時間を奪うことは、どうしても僕にはできないですね。

 

 

失恋が辛すぎる問題

人の無料写真

僕は交際経験こそないものの、高校生の頃に失恋した経験はあります。

よくあるパターンでしたが、同じ高校の同級生で1年以上片思いをしていましたが、色々あって付き合えず、失恋しました。

この時の失恋は、僕の人生でトップ3くらいの衝撃的な出来事でしたね。

「心に穴が開く」ってこんな気持ちのことか、と感じた記憶があります。

それまでなんとなく聴いていた失恋ソングの気持ちが痛いほど理解できました。

 

しかしこの失恋というのは、交際していない段階で、しかも僕がほぼ一方的に抱いていた気持ちです。

ここで、真剣に交際していたにも関わらず別れることになった場合、この何倍も苦しいのだろうか、と非常に怖くなりました

「今まで一緒にいた人がある日からいなくなる」というものは、想像を絶すると思います。

もちろん、別れる前提で交際する人はいないと思いますが、結婚して一生一緒にいない限り、絶対にその瞬間は訪れます。

 

この失恋という感情を二度と味わいたくないがために交際したくない、という気持ちもあります。

 

 

結婚願望はない

カップルの無料写真

これはなぜだか分かりませんが、僕は結婚願望が全くなく、というか一度も持ったことがないです。

子供も欲しくないですし、一人の時間が大好きなので、そもそも結婚に向いてないかもしれないです。

 

また、1人暮らしを始めてから一度も誰かと一緒に住みたいと思ったことがないですね。

好きな時間に就寝・食事ができますし、音楽・電話なども大音量でできますし、最高ですね。

結婚したら必然的に相手を一緒に住むことになると思いますが、どんなに好きで素晴らしい相手でも、僕には絶対に耐えられる気がしないですね。

結婚とはいえ全く異なる環境で育った他人同士なので、お互いに譲歩することが必要となりますが、かなりの確率で争いが起こってしまうと思います。

僕の人間性の問題もあると思いますが(笑)

 

好きな人は、たまに会うからこそ貴重な時間が過ごせると考えていますので、別居婚とかなら全然可能だとは思いますね。

(しかし、現実的には難しいですし、相手が了承してくれるとも限らないですが。)

 

 

まとめ

以上、僕の実体験から交際経験がないデメリットや、交際することに対する気持ちを書いてきました。

交際経験がなくて感じるデメリット

①周囲と話が合わせにくくなる

②気まずくなることがある、今後も増える可能性高い

③女性とまともに話せない

交際は、経験としては一度してみたい

失恋が辛すぎる問題

結婚願望はない

 

昨今、「若者の恋愛離れ」が叫ばれていますが、この記事を一若者の意見として捉えていただきれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

【研究室は成績で決まる!?】大学の研究室配属では、成績が重要になるという話【理系】

どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 

 

理系の大学生、特に大学院への進学を考えている大学生にとって、3~4年次に行われる研究室配属はその後の学生生活を左右するかなり重要なイベントとなります。

ラボの無料写真

 

しかし多くの配属前の学生は、研究室配属がどのように行われるのか、またどういった基準で研究室が決まるのか、について知らないことが多いと思います。

実際の僕も直前までは、全くと言っていいほど分かりませんでした。

 

そこで今回の記事では、主に僕の実体験を基に、研究室配属の決まり方について書いて行こうと思います。

研究室配属に不安を抱えている大学生の参考になると思いますので、ぜひ最後までお読みください!

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の大学では、希望制+成績順で決まった

まず、僕の大学学部での研究室配属のエピソードを書こうと思います。

 

簡単に書くと、以下のような感じでした。

・1月中旬………

学科の各教授がそれぞれの研究室を紹介する、という全体説明会に参加

 

・1月中旬~2月上旬………

興味のある研究室を複数箇所訪問し、教授や所属学生から詳しい話を聞いた

 

・2月上旬………

学科のグループLINEで第1回希望調査を実施

→配属可能人数を超えている研究室については、希望している人全員が決め方を相談した

→自分の研究室を含め、すべての研究室が成績順(3年前期までのGPA)で決めることになり、GPAが低かった人が漏れた

 

・2月中旬………

第1回で漏れた人について、第2回希望調査を実施

→以降は第1回同様の流れで進んだ

 

・2月下旬………
各担当教授に学生同士で決めた配属先予定を提出

→個人個人の4年進級が確認できたタイミングで、教授から全員の承認の連絡があった

 

・3月下旬~4月上旬………

正式に各研究室に配属

 

このような感じで、「希望制+成績順」という形で決まりました。

 

 

結果的に、成績(GPA)がかなり重要になった

教授陣は最初から最後まで学生同士で自由に決めて、というスタンスだったため、最も円満に解決する方法をみんなが探っていたと思います。

 

そして、最初は希望を取るが、そこで人数制限をオーバーした場合は成績順で決める、という形に落ち着いたのだと思います。

実際、今回の研究室配属を決めるのにあたり、僕の知る限りでは特に揉め事が起こったなどの情報は聞きませんでしたので、ある意味最も理想的だったのだと思いました。

 

つまり、成績という数字はウソをつかないため、成績順で決めるというのが最も公平かつ手っ取り早い、という結論に至ったのだと思います。

 

そして、僕は運よく第一志望の研究室に行くことができました。

僕の成績は中の上くらいでそこそこ自信がありましたが、蓋を開けてみると同じ研究室に配属された人の中では成績は低い方でした。

もう少し低かったら第一志望に行けなかったので、3年間それなりに勉強を頑張ってきて本当によかったと思いました。

 

 

 

成績上位であれば、研究室が選び放題になる可能性が高い

この記事の内容はあくまでも僕の経験からですが、おそらく多くの大学の学部学科でも、研究室配属の最終手段として成績が用いられると思います。

そのため、成績が学科内で上位であればあるほど研究室配属には有利になりやすいと言えます。

 

行きたい研究室がある学生は、ぜひ学科で上位1/3以上の成績を目指してください。

上位1/3の成績があれば、成績順で決まる場合、よほどのことがない限りは基本的に希望の研究室に行けると思います。

 

このためには、単位を落とさないことが非常に重要となります。

教養科目であっても、単位を落とすと0点となってしまい、平均GPAを大きく落としてしまうことになります。

ヤバいと思った授業でも、60点でもいいので最低限単位を取得することを絶対条件にして勉強することが良いと思います。

(僕も実際、60点ちょうどの科目がいくつかあります(笑))

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【理系】【つらい】大学で工学部に入りたいなら覚悟するべきこと5選 【実体験】

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 今回は、国立大学の工学部3年生の僕が工学部に入りたいなら覚悟するべきことについて書いていこうと思います。

マクロの無料写真

 

 工学部を志望する受験生の参考になりようなことを書きますので、ぜひ最後までお読みください!

(※僕はまだ3年生で研究室での生活をしていないため、3年生までの体験から書くことはご承知おきください。)

 

 

 

 

 

 

 

工学部に入りたいなら覚悟するべきこと

➀キラキラしたキャンパスライフは待っていない

 まず、ドラマや映画であるような、世間一般でよくイメージされる大学生活には、一切期待しない方がよいです。

 大講義室の一番後ろの席で、男女複数人のグループがおしゃべりしながらテキトーに講義を受ける、なんてことはありえない世界です。以下で詳しく書きますが、そもそもテキトーの講義を受けていればほぼ確実に単位は落としますし、女子は全体の1割もいるか分かりません。

 現実は、男子校のようなキャンパスで、落単や留年の恐怖と戦いながら必死に講義を受ける、というものが多いです。

 

②周りは男だらけ

 これは男子校出身者ならある程度想像できると思いますが、ガチで周りは男しかいません

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 大学の図書館に行くと、いつも「この大学ってこんなに女子いたっけ!?」ってなります。

 

 僕の所属する学科は女子が約1.5~2割ほどいますが、それですら多いくらいです。

 特に物理工学系、機械系、電気電子系は悲惨で、100人中女子が5人以下なんていう学科もざらにあります

 これは、理学部や農学部、医学部等ほかの理系学部と比較しても極端に低いです。

(詳しくはこちらをご覧ください↓)

www.nashikura.com

 

 そのため、男子は工学部内での出会いは全く期待できません

 もちろん行動力次第では学科外でもいくらでも恋愛はできますが、こういった点の覚悟は必要です。

 

 

③工学部棟は隔離されがち

 これは地理的な問題です。

 基本的に工学部棟は実験施設や設備が多く、広い敷地面積が必要なため、他の学部の棟と隔離されがちです。

 僕の大学の場合は広大なキャンパスの一番端っこに工学部棟があり、教養科目を受ける棟の最寄り駅と一つ違うくらいです。

 そのため、図書館や売店、就職支援課等の大学の中心施設まで行くのにも一苦労です。

 

 しかし、僕の大学の場合はまだ他学部と同じキャンパスにあるだけマシで、工学部だけがそもそも別のキャンパスにある大学もあります

 例えば、東北大学や信州大学、群馬大学、茨城大学など、教養科目を学ぶ1年次と専門科目を中心に学ぶ2年次以降で、過ごすキャンパスが異なる大学も珍しくないです。

 特に信州大学や茨城大学等はメインキャンパスと工学部のキャンパスが結構離れており、引っ越しが伴うという面倒な点もあります

 

 

④授業数、課題が多い 

 これは理系全体にいえることかもしれないですが、授業数が多く、特に課題や試験勉強が大変です。

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 僕は大学入学前は、大学は授業が自由に取れるし、朝も早くないからめっちゃラクだよ、と親に結構言われていました。(両親はともに文系出身)

 しかし、いざ入ってみると、専門科目の8~9割くらいは必修(取らないと問答無用で卒業できない科目)で、一限(8:30~)の授業も結構ありました。

 1年から3年前期までは必修科目が多すぎて、自由選択の授業なんて取る余裕がありませんでしたね。3年後期からようやく余裕ができて、選択の授業も取れるようになりました。

 また、僕はオンライン授業が中心の世代だったため、課題が非常に多く、1、2年次はかなり苦労したのを覚えています。

 3年以降は対面が増えて課題が減った分試験を行っているため、その試験勉強というものかなりきつかったです。イメージとしては、高校の物理を難しくした定期試験が何個もあるような感じです。

 サークルの経済学部の友達は、そもそも必修が少ない上に課題はほとんどなく、テストも一夜漬けでも全然いけると言っており、これほど文系を羨ましいと思ったことはなかったですね。

(工学部の科目を一夜漬けは天才でない限りほぼ不可能です。)

 

 

⑤実験・実習が辛い

 課題や授業が多いことに加え、工学部ではどの学科でも実験や実習が必ずあります。(しかも、一度でも欠席すると単位を落とす可能性が高いです。)

 この実験・実習は、時間通りに終わる講義とは異なり、結果が出せないと終わるまで帰れません。

 僕は時間割表には3限~4限(13時~16時過ぎ)と書かれている実験が、19時過ぎまで終わらなかったことが何度かありました。(他の班は21時に終わったところもあった)

 また、実習も期間内に終わりそうになかったため、昼休みや空きコマ等にも行ったことも何度もありました。

 

 そして最も厄介なことが、こういった実験や実習には必ずといっていいほどレポートが課されることです。

 実験後にA410枚ほどの実験レポートを一週間以内に毎回提出する必要があり、週2回のペースで実験があったときには本当にヒーヒー言ってました。

 

 当然僕は入学時にはこんなことがあるなんて思っていなかったので、ここが一番大きなギャップだったと考えています。

 

(実験や実習に関しては、詳しくは以下の記事に書いていますので、ぜひお読みください↓)

www.nashikura.com

 

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 この記事では、工学部に入りたいなら覚悟するべきこととして、以下の5つを紹介しました。

➀キラキラしたキャンパスライフは待っていない

②周りは男だらけ

③工学部棟は隔離されがち

④授業数、課題が多い

⑤実験・実習が辛い

 

 僕は、興味のある分野を学び、男ばかりの環境でも耐え抜くというある程度の意思を持って工学部に進学しましたが、それでも辛い点はあります。

 高専病(…女子と関わる機会がなく、周囲の女性が全員美人に見えるようになる病気、ネタです)にもかかっていますし、試験勉強や実験レポートでも何度も泣きそうになりました。

 

 それでも一番悲惨なのが、別に工学の学問に興味がある訳でなく、男ばかりの環境も無理というような人です。そういった人は、課題や試験だけでなく、環境にも耐えられなくなり、ドロップアウトする可能性が高いです。

 さらに4年間頑張ったとしても、学問に興味がない人は専門分野への就職をしない傾向が高いため、後述する就職の良さに関してもメリットがほとんどないです。

 

 何が言いたいかというと、絶対に無理をして工学部には進学しない方が良い、ということです。

 大学には沢山学部がありますし、工学部に隣接する分野としても理学部や農学部があります。工学に対する強い意志がないのであれば、そういった学部でもぜひ検討していただきたいです。

 

 

 ここまではさんざん否定的なことばかりを書きましたが、もちろん工学部には良いところもあります。

 具体的には、

・就職に強い(特に大学院に行けば、教授推薦などで有名企業に行けることもある←しかし、専門分野内のみ)

・友達ができやすい(班やグループで実験を行うことが多い、男子が多いので気軽に話せることが多く、女子も数少ない女子同士で固まるため)

などという良い点もあります。

(詳しくは、また別の記事で書きたいと思います)

 

 

 工学部への進学を検討している人は、ぜひこのような良い点や悪い点を総合的に考慮して、充実した大学生活を送れるような進路選択をしていただきたいです。

 

 この記事が進路選択に少しでも参考になれば幸いです。

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました!

【理系】【つらい】レポート地獄に追われていた2か月間を振り返る

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 

 タイトルにもあるように、この2か月間は大学が本当に忙しく、記事を更新する余裕が全くありませんでした。

 

 記事を楽しみにしていた方、申し訳ないです。

 

 

 今回は、そんな怒涛の2か月間を振り返りながら、なぜ大変だったのかを書いて行こうと思います。

 

 

 

 

 

 

何が大変だったのか?

 僕の大学は4ターム制であり、忙しかった時期が6~8月上旬の第2タームにあたります。

 そして、何がそれほど大変だったのかというと、以下のようになります。

1.実験

2.実習

3.期末テスト勉強、期末レポート

4.公務員講座

5.就職活動

世論調査の無料写真

 

1.実験

 まずは実験ですが、そもそも本格的な実験をやるのが大学入学以降初めてでした。

 今までは、専門科目は座学中心、1年時の基礎科目の実験はコロナの影響でオンラインで簡易的に行っただけだったので、本格的に行ったのは今回が初めてでした。

 そのため、実験レポートの書き方を一から調べながら書く必要があり、時間を大量にとられました。

 さらにひどいのが、この実験は2コマ連続が週1~2回あり、さらに何度かは実験が上手くいかず、授業時間が2時間以上も延長されたこともありました。

 手書きの予習レポートを含め、word10枚以上の実験レポートを毎週出す必要があり、非常にしんどかったです。

 また、この実験は必修だったため、手を抜くわけにはいかず、細かい部分にも時間をとられました。

 

 

2.実習

 僕の所属する土木工学科では、4月から測量実習を野外で行っており、第2タームも引き続き班ごとに行っていました。

 測量では、測った値が許容誤差内に収まっていなければ、再度測量をしなければならりませんでした。

 幸いにも僕の班は再測量を行う必要はありませんでしたが、やはり終盤にかけて締め切りや完成度を意識し始め、何度も授業時間外に測量を行いました。

 おそらく延べ20時間以上は授業外で測量を行ったと思います。

 僕はこの測量実習は、班員にも恵まれて結構好きだったのですが、やはり時間はかなり取られました。

 

3.期末テスト勉強、期末レポート

 8月上旬には期末試験があり、さらに試験を行わない授業の期末レポートの締め切りも8月上~中旬でした。

 幸いにも、期末試験があった授業が1つ、期末レポートがあったのが2つのみでしたが、それでも1~2と同時並行で進める必要があったので、本当に大変でした。

 

4.公務員講座

 僕は大学内の公務員講座を受講しており、これが始まったのが運悪くちょうど6月だったんですよね。

 すべてオンラインの講義ではあるのですが、やはり1~3のことに気を取られており、どんどん講義が溜まっていく状態でした。

 

5.就職活動

 ほんの少しだけですが、夏のインターンシップにも何社か応募し、それらのエントリーシート等も書く必要がありました。

 これも一社あたり数時間程度と、想像していた以上に時間がかかりましたね。

 

 これら1~5に加え、週3回のアルバイト、週1~2回のサークル(試験前はなかったですが)にも行っており、間違いなく大学入学以降最も忙しかった期間ですね。

 

 

でも、なんやかんやで充実していた

 忙しさ、大変さは大学入学後で最上級でしたが、終わってみれば、結構充実していたのではないかと思いました。

 時間もあっという間に過ぎましたし、学んだこともかなり多かったです。

 

 1,2年時はコロナで対面授業がほとんどなかったため、学科の同期と”対面で”過ごせたことも楽しかったですし、お互いに協力しながらレポートや課題を仕上げていくのも、大変でしたが、良い経験になりました。

 

 

夏休みが天国に感じる

 約2週間前に大学が夏休みに入り、今は実家に帰省しているのですが、本当に最高ですね。

 2か月間、常に何かに追われていたので、レポートや試験が終わった解放感が半端ないです。

 そして今は、溜まっていた公務員講座の講義動画をひたすら消化していってる状況です。

 

 

単位はとれたのか?

 今のところ、実験の授業以外の成績がすべて出ており、それらの単位はすべて取得できました!

 頑張った甲斐がありましたね。

 

 今までかなり単位を取ってきたので、10月から始まる第3,4タームは、授業を週2日のみ(週5コマ以内)と、理系とは思えないようなガラガラな時間割にすることも可能となりました。

(おそらく授業はもう少し多く取ると思いますが。)

 

 空き時間には、公務員試験の勉強、就職活動、そしてこのブログも頑張りたいと思っています。

 

 

 

 夏休み期間中は、週1程度で記事を更新していくことを目指します。

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。