どうもnashikuraです。
この記事は特に高校受験を考えている小中学生やその保護者の方などに向けてのものです。
僕は高校を卒業するまでは神奈川県に住んでおり、高校受験も経験しました。
そこで今回は、神奈川県の高校受験のイメージ、志望校の決め方、アドバイスなどを
僕の経験から書きたいと思います。
僕の高校受験は5年くらい前のことですが、現在もそれほど変わっていないため、情報が古すぎるということはないと思います。
まず、神奈川県の高校受験は全国的に見ても、とても厳しく、競争率が非常に高いと言えます。それを裏付けるデータとして、以下のものを用意しました。
上のサイトの表は、47都道府県の人口10万人当たりの高校数のランキングで、神奈川は最下位、つまり10万人当たりの高校数が最も少ないということを表しています。
下のサイトの表からは、47都道府県の国公立高校と私立高校の数が分かり、神奈川は人口当たりの公立高校数が最も少ないことが分かります。
つまり、受験生全員が公立高校を受験するとすれば、神奈川の公立高校は47都道府県
の中で最も倍率が高くなるということです。
これらのことから、神奈川の高校受験、特に公立はとても難しいということは分かって頂けたでしょうか?つまり、それほど中学の時の勉強が非常に大事になってくるということです。
次に、志望校の決め方や併願などについて書きます。僕は公立高校出身なので、私立
専願の人や、県外の私立を受ける人のことは分からないので、そこはご了承ください。
一般的に、神奈川では公立が第一志望の人は併願や安全校として私立を1校か2校受けます。
公立の入試は2月下旬、私立は2月中旬にあります。
そこで、公立志望の人は滑り止めや併願の私立を抑えてから公立の入試に臨みます(本当に気持ちがラクになる)。
経済的な理由などから私立を受験できない人は、公立のレベルを自分が絶対に受ける
レベルまで下げてから受ける人が多いです。
また、私立の中には公立の合格発表があるまで入学金の支払いを待ってくれる親切な学校もあるため、通学などの条件がある程度悪くてもそこを受ける人も多いです。
さらに、定員に満たなかった公立は二次募集の入試を3月上旬にすることがあります
が、個人的には高校のレベルをすごく落としてしまうため、おすすめできません。
僕がおすすめする受験プランは、以下のようです。
もし、親御さんが私立を受けても複数受けてもいいよと言ってくれれば、私立は1校
はチャレンジ校、もう1校は滑り止め校で、公立は実力相応校もしくは少し高めを狙う
というものです。
私立1校であれば、それは滑り止めで、公立は実力相応もしくは高めを狙いましょう。
残念ながら私立は無理と親御さんが言ったら、公立を絶対に落ちない最高限のレベルを受験しましょう。
また、私立は内申点のみで合格できる学校も多くあるため、中学生の人はとにかくできるだけ高い内申点を目指しましょう。
私立の勉強をせずに公立の試験だけに専念できるのは、大変有利で気持ちもラクになります。
最後に、この記事に少しでも説得力を持たせるために、僕の経歴を少し書きます。
(覚えている限りですが)
内申点…123/135(確か)
受験校…公立:合格してそこを卒業したので、身バレ防止のため書きません。
(でも多分大体分かる)
私立…鎌倉学園 内申点が足りなかったから、一般受験した 合格
藤嶺学園藤沢 内申点のみ 入学金待ってくれた 合格
内申点は、中2の途中までは、33~35/45とかでしたが、受験期は頑張って41~42/45くらいまで上げました。
中学レベルのテストは、試験一週間前からでもしっかり対策して勉強すれば、高得点は絶対狙えます。
あと一つだけ書きたいことを思い出しました。
僕個人の意見になりますが、挑戦せずに受験する高校のレベルを落とすのは非常にもったいないです。
田舎には、例えば偏差値が65あるのに、地理的に偏差値55の高校しか通えない人がたくさんいます。
そういう意味で、神奈川は集約的な県であり、多少の通学時間を妥協すれば、多くの人は本当に様々な高校に通うことができます。
僕も実際に第一志望の公立(通学時間は片道1時間と少し)に受かるかどうか本当に微妙なレベルでしたが、結果的に受かり、そして3年間周りから多くの刺激を受けて、勉強面や精神面でもとても成長することができました。
自分のレベルに合った高校に行くのは本当に重要なことだと思います。
行きたい高校があるけどあと少し足りないという人は、とにかく勉強を頑張りましょう。
また、内申点もたかが中学のテストなので、本気で勉強すれば絶対に成績に反映されます。少しでも高いものを目指してください。
応援しています!
今回は以上です。お読みいただきありがとうございました!