どうもnashikuraです。
今回は、公立進学校(偏差値70前後)出身の僕が、高校の授業だけでは大学受験では戦えないという現実についてを書きたいと思います。
まず、僕は県内トップクラスの公立高に行っていたのにも関わらず、大学受験の内容を全て学校で教え終わったのが11月、とかです。そこからセンター試験(当時)まで2カ月しかないとか、到底不可能です。なので、必然的に先取りして予習したりする必要がありました。
僕が本格的に塾に通い出したのは、高2から高3になる春休みでした。部活の引退は7月で、そこまではできるだけ部活を疎かにしたくなかったので、塾は個別指導の塾で、週2で通いました。しかし、同じ学校の同級生は、高1の頃から河〇塾や駿〇、東〇などの大手の予備校に通っている人も非常に多かったです。なので、僕が通い出したのは、本当に遅いと言っていいでしょう。
僕は理系だったので、文系にはない数3という科目を勉強する必要がありました。しかし、学校で数3を教え始めるのが高3なのをすでに予備校に通っていた生徒はそれを把握していたのか、ほとんどの理系の人はもう高2が終わる時点で既に一通り数3を予習し終えているのです。この時、もうすでに僕と周りの人には埋めることができない差があると肌で感じました。
僕は高2までは、標準的な生徒でした。勉強も割としっかりしていました(一日最低2~3時間)。定期試験も模試もだいたい学年順位は平均くらいで、当時の志望校(旧帝)もC判定くらいでした。しかし、高3になると、いきなり状況が一変しました。周りが先取りしていたせいか、僕は真面目に勉強しているにも関わらず、どんどん順位が落ちていきました。数学はそうでもなかったですが、物理や化学なども僕は今まで学校の授業や定期テストの勉強しかやってこなかったので、模試の校内順位は最底辺クラスになりました。
7月に部活引退後、塾のコマ数を増やし、勉強時間も今までよりはるかに多く取れましたが、模試の成績はあまり変わらず、結局この差は本番までに埋められませんでした。なにせ自分が基礎を頑張っているときに、周りはもう応用問題や入試問題をバンバン解いてるわけですからね。
結果、センター試験の点数が足りず、志望校のレベルを一ランク落とさざるを得ませんでした。
結局何が言いたいのかというと、公立高校の学校での授業の内容だけでは、全て教え終わるのが遅すぎるし、そもそも医学部や国公立、私大でMARCH関関同立以上の一般的に高学歴と言われる大学の入試問題には対応できないということです。学校の授業だけの予習復習を含めてもです。だから、自分で志望校の情報収集をしっかりとし、どのような参考書を使ったり、具体的にどのよう難易度の問題を重点的に勉強すればいいのかを早めに把握しておく必要があります。
そこで、実際に僕が受験生のときに使っていたサイトを紹介したいと思います。『武田塾の参考書ルート』というものです。このサイトでは、志望大学のレベルに合わせて、具体的に、どの参考書を、いつまでに、どのくらいのレベルできるようになれば良いかが詳細に書いてあります。また、youtubeでも同様の内容のものを視聴することができます。僕は武田塾とは一切関係がありませんが、この参考書ルートはいつも参考にさせてもらいました。リンクを下に貼っておくので、興味がある方はぜひご覧ください!
例として東京大学の数学、千葉大学の英語をを挙げましたが、多くの大学で同様の動画があります。
僕は中学生のとき、偏差値の高い進学高校では、学校での教育の質が素晴らしいから進学実績も良いのだと思っていました。しかし、それは僕からしたら思わぬ落とし穴でした。進学実績が良いのは、多くの人が高1や高2の頃から塾や予備校に行ったり、行ってない人も部活などをやらずにずっと勉強しているという現実でした。
しかし、僕は高1や高2のときに予備校に行っておけばよかったと思ったり、部活をやらなければよかったなどとは、一度も思ったことはないです。なぜなら、そうしたことによって失ったものの方が多いと思うからです。例えば、部活をやらなければ一生の思い出となったことをできなかっただろし、高1から予備校に行ってたら莫大なお金と貴重な時間を失っていたでしょう。結果的に大学をワンランク落とすことになりましたが、今思えばそれは上のことに比べればマジで大したことではないです。人生がもう一度あったとしても、高1高2のときは同じことをすると思います。受験生のときはついつい行きたい大学のレベルばかりを気にして盲目的になりがちでしたが、高校生という貴重な時間を勉強ばかりに捧げなくて非常によかったです。
結局、何を最を重視するかですね。
最終的なアドバイスとしては、公立高校で何がなんでもハイレベルな大学に行きたいという人(特に国公立や理系志望)は、早めに情報収集し、予備校や塾に通い始めたり、先取りをして予習をするべきだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。