大学生nashikuraのブログ

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派遣の”引っ越しバイト”が地獄だった話 【アルバイト】【実体験】

 どうもnashikuraです。

 

 

 

 

 今回は、僕が夏休みに単発の派遣で働いた引っ越しのバイトがめちゃめちゃ辛かった話を書きたいと思います。

 

 

 

 

 アルバイトをしようとしている人の参考に少しでもなれば幸いです。

「物流の維持・管理を行う配送物量業務」の写真[モデル:あまのじゃく]

 

 

 

 

 

 まず、僕は今年の夏休み以前はアルバイトを一度もしていませんでした。

 

 

 

 最初にアルバイトを決める際、いきなり一つに絞るのではなく、いろいろな仕事を経験してから最終的に選ぼうと考えたので、派遣バイトをしようと思いました。(これは結構おすすめです)

 

 

 

 無事登録を済ませてから、案件を探していると、引っ越しがありました。

 

 

 

 なんとなくどのような仕事かイメージもついていましたし、僕は体力には自信があったので選びました。

 

 

 

 また、接客業のようにお客さんとコミュニケーションをとることも無いと書いてあったので、話すのが苦手な僕にとっては、そのときは最高の仕事ではないかと思っていました。

 

 

 

 まず、当日に引っ越しセンターの事務所(トラックがたくさん停まっている本拠地)に集合し、そこから2人か3人ずつのグループに分かれ、出発しました。

 

 

 

 走行中に社員さんから、具体的なその日の日程の説明を受け、僕が何をすればいいのかということも指示を受けました。

 

 

 

 聞いた感じによると、それほど大変そうではないと思ったのですが、僕は完全に舐めていました。

 

 

 

 引っ越し業者には大きく3つの仕事があり、引っ越す家からトラックへの積み込みその荷物のトラックでの移動、引っ越し先の家への積み出しがあります。

 

 

 

 荷物の多さにもよりますが、だいたい引っ越す家からトラックに積むのと引っ越し先の家への積み出しはそれぞれ約1時間かかります。

 

 

 

 つまり、その1時間はひたすら荷物を運んで移動することになります。

 

 

 

 不運なことに、最初の現場はエレベーターがないアパートの4階でした。(しかも暑かった)

 

 

 

 社員さんが2人と僕だったのですが、僕はもちろん初めてなので、トラックへの積み方も、荷物の包装方法も全くわかりません。

 

 

 

 そのため、社員さん1人が部屋で荷物を包装したりお客さんにいろいろ確認をとりもう1人の社員さんがトラックへの積み込みをしている間僕はひたすら4階の部屋とトラックを荷物を運んで往復する必要がありました

 

 

 

 これは、まだ一軒目だったのに本当にしんどかったです。

 

 

 

 重い荷物を持ちながら階段をひたすら駆け降りるのも辛かったですが、もっと辛かったのが、荷物を絶対に落としてはいけないというプレッシャーでした。

 

 

 

 しかし、ここからさらに辛くなります。

 

 

 

 そんなこんなで無事に一軒目が終了し、次に引っ越し先へ向かいました。

 

 

 

 なんと、新築のマンションでした。

 

 

 

 これは僕が最も恐れていたことで、新築であれば非常に慎重に作業をしなければいけません

 

 

 

 傷一つでもつけたらヤバいことになります。

 

 

 

 幸いエレベーターはあったのですが、狭いエレベーターに大きい荷物を大量に乗せて何度も往復するのに、体力と神経を非常に使いました

 

 

 

 また、この時間あたりから今まで丁寧に僕に教えてくれていた社員さんの一人がピリピリし始め、早くしろ、急げ、と何度も言われました

 

 

 

 僕はできるだけ急いで作業をしていましたが、これ以上急いだら荷物を落としたり、新築の建物の壁を傷つけたりしてしまう可能性が高くなります。

 

 

 

 そこを考慮し、いろいろ言われながらも、できるだけ慎重に作業をしました、

 

 

 

 なんとかこの現場を終え、次にまた積み出しの現場に行きました。

 

 

 

 朝も早かった(7時30分集合くらい)ので、このころになると僕の疲れがピークに達していました。

 

 

 

 この現場も比較的新しい建物でしたが、幸いなことに1階の部屋でした。

 

 

 

 しかし、もう外は暗く、作業が非常にし辛かったです。

 

 

 

 すでに社員さんには結構怒られていたので、とりあえずこれ以上反感を食らわないように作業しました。

 

 

 

 この現場が終わった後に事務所に戻り、やっと長い一日が終わりました。(終わったのはだいたい20時前くらい)

 

 

 

 

 

 この経験から学んだことは、引っ越しの仕事は非常に大変だということです。

 

 

 

  決まった時間に決まった現場に行かなければならず、しかも一日のスケジュールはつめつめです。

 

 

 

 そのため、必然的にそれぞれの現場で急ぐ必要があり、さらに前述したとおりお客さんの荷物を落とすことは絶対にあってはなりません

 

 

 

 社員さんはそれぞれの現場での行動を全て把握していましたが、やはり初めての僕が多少の説明を受けても全て分かるはずがありません。

 

 

 

 研修も何も受けていないただのバイトが、いきなり即戦力として働くと期待されているため、それはそれはスムーズにはいかないです。

 

 

 

 僕は社員さんに何度も怒られましたが、社員さんは悪くないと思います。

 

 

 

 時間に追われ、さらに使えないバイトがいたら、それは僕だってその立場だったら焦りますし、言動も多少荒くなると思います。

 

 

 

 悪いのはこの派遣バイトの制度で、いきなりその日に行った素人が、何年もそこで働いているベテラン社員と同様に扱われる、ということです。

 

 

 

 この経験から僕はもう二度と引っ越しのバイトはしないと決めましたが、しっかりと指導してくれる研修制度のようなものを経験し、作業工程をしっかり頭に入れて、具体的にどの順番に何もすればいいかを把握した状態で現場に赴くことができていれば、結果は変わっていたのではないかと思いました。(たぶん派遣でこれは無理だけど。) 

 

 

 

 

 しかし、良いこともありました。

 

 

 

 報酬は、拘束時間が約12時間で、12000円近い金額をいただくことができました。

 

 

 

 また、僕はバイトでトラックを運転することもなかったので、実際にはトラックに乗って移動している間は仕事はしていませんでした

 

 

 

 しかも、移動時間はだいたい拘束時間の半分くらいだったにも関わらず、そこの時間も働いていたとみなされて報酬をいただけたのは、とてもおいしかったです。

 

 

 

 ただ、働いた翌日には動けないくらいに疲れましたけどね。

 

 

 

 

 個人的な意見になりますが、派遣で引っ越しのバイトをしようとしている人は、一度考え直してみることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。