どうも、大学生のnashikuraです。
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
2023年も、よろしくお願いします。
世界で最初の新型コロナの感染爆発が起きてから早3年が経とうとしています。
そして、世界のほとんどの国ではwithコロナの政策が取られ、マスクを着用していない人が大多数という国も多くなっています。
一方、日本では未だに大多数の人がマスクを着用しており、このまま行けば永遠にマスクを外せる日が来ないのではないかと、個人的には心配しています。
そこで今回は、日本でマスクをなかなか外せない理由と、マスクを外す権利はあるべきだ、ということについて、僕の実体験や考えを書いて行こうとと思います。
日本のマスク文化は世界から見ても異常
まず、もうご存じの方も多いとは思いますが、世界と比較して日本では異常なほど多くの人がマスクを着用しています。
アメリカでのメジャーリーグ中継や、カタールでのサッカーワールドカップを観ても分かると思いますが、選手やスタッフ・観客など、ほとんどの人がマスクを着用していない状態でした。海外のニュースを観ても、リポーターや街の人もほとんどがマスクを着用おらず、日本がいかにマスク文化なのかを毎回思い知らされます。
自分の父親も仕事の関係で海外に行くことがあるのですが、日本の航空会社の飛行機を一歩降りた瞬間からマスクしている人を一人も見かけなかったと言っていました。
マスクによってコロナの感染者数が抑えられているのであれば、これは良い文化なのかもしれませんが、感染者数が世界一を記録した時期もあり、なんとも言えない状態になっていると考えてます。
国の機関ですら、国の指針に従わない
厚生労働省をはじめ、政府は感染対策やマスク着用に関するガイドラインを定めています。
しかし、これはあってないようなものだと実感しています。
例えば、下の画像で「屋内で距離が確保でき、会話をほとんど行わない図書館等での読書」は、「マスクの必要がない」と書いてあります。しかし、僕の通っている国立大学の図書館では、館内でマスクをしていないで勉強しているといちいち注意してくる職員が何人もいますし、数時間に一回は「館内では”必ず”マスクを着用してください」という放送が大音量で流れます。(←マジでうるさいです)
このように、国が運営している国立大学ですら、国の指針を守れていない(把握すらしていないかもしれない)のが現状です。
こうした状態の中で、民間の事業者や国民一人ひとりが政府のガイドラインに従う日が来るとは考えにくいです。
そして、屋外や炎天下でも半永続的に「マスクをつけろ」と言い続ける人がでてきてしまい、外したい人でもなかなか外せない状況になるおそれが今後何年も続く可能性もあります。
そもそも、感染対策でおかしい部分が多い
以下には、僕がおかしいと考えている感染対策の状況について書きます。
➀運動施設(体育館、プールなど)
入場時にはマスクをしていないと入れない(ほとんど義務)が、一度体育館やプールに出れば誰もマスクをしないでしゃべっている。
←入場時のマスクは全く意味がない
②飲食店、スーパー
テーブルやレジにパーテーションやシールドがあるが、それがあることによって相手の会話が聴き取りにくく、マスクを外したり、声が大きくなって飛沫が多くなる。
←シールドやパーテーションは意味ないし、むしろ逆効果
③テレビ番組
会話をしている出演者は全員マスクをしておらず、一方会話をほとんどしないスタッフは全員マスクをしている。
←しっかりと感染対策をやるなら、普通逆じゃない??
④図書館(先ほどと同様)
周囲の距離が確保できており、一言の話さずに勉強・読書しているのに、マスクをしていないと職員がわざわざ近づいてきて、マスクをしろと言ってくる
←いやいや、お前らが近づいてくる方が感染拡大につながるだろ
僕が今パッと思い付いたものを書きましたが、こんなの小学生でも分かりますよね(笑)
これを見ていると、感染対策をしっかりやりたいというよりは、ただ単に周りからどう見られているかを気にしているだけなんですよね。
例えば、”入場時”のマスク着用の必要がない運動施設でクラスターが起きれば、「ちゃんと対策しろよ」と多方面から言われます。一方、実態として”入場時”だけマスクの着用を求めていてる施設でクラスターが起きても、「まあしょうがないよね、対策してたし」となります。
前者と後者の感染対策の具合は全くと言っていいほど同じなのに、周囲からの反応が180度変わります。
こういったことを恐れて、「見た目だけ」の感染対策を行っている事業者が多く、コロナの拡大を防ぐという根本的な部分が破綻していると僕は考えています。
マスクに関しても同様に、効果うんぬんより、結局周りの目があるから着用している人が大多数だと実感しています。
おそらくほとんどは、周りが全員マスクをしていなければ、自分のしない、という人が多いはずです。
日本政府には頑張ってもらいたい
2020年はまだしも、21年、22年とその後2年間もマスク生活が続き、多くの人がうんざりしているはずです。
政府には、意味のある感染対策を行い、それを各機関、民間事業者、国民にしっかりと周知してもらいたいです。
2022年には、将棋の棋士がマスクを一時的に外していただけで反則負けになったこともありました。僕のバイト先のジムでは、ハードなダンスレッスンを行っている小学生が全員マスクをしており、非常に苦しそうでした。(僕だったらたぶん倒れています、、)学校の体育の授業でも、なかなかマスクを外せる雰囲気がないとよく聞きます。
こういったことは、コロナ対策というより、間違いなくただの理不尽な対応です。
政府はただガイドラインを作って各々の対応の任せるのではなく、各々に直接適切な感染対策の指針を示し、そして周知、指導をしてもらいたいです。
付けたい人は付ける権利、外したい人には外す権利
2023年には、「マスクを外す権利」が日本でできてほしいです。
2023年はじめまでは「マスク着用の義務」というものは法律上はないですが、実態としては多くの場面(入店時、飛行機内、学校など)で着用がほぼ義務化されているのが現状です。また、現在僕は就職活動をしているのですが、インターンシップや説明会に参加するときは「必ずマスクを着用」と指示が絶対にあります。おそらく、社会人の皆さんもマスクはほぼ義務化されているのだと思っています。
このように、今の日本ではどこへ行くにもマスクを持ち歩く必要があり、屋外で外していても屋内に入るときにはいちいち付ける必要があります。非常に不便な世の中になってしましました。
2020年はまだ分からないことが多く、マスクが義務だったのも当然だったと思っています。しかし、そこから丸2年以上、日本ではずっと同じ状況が続いています。
海外では、この2年の間にマスクに関する義務が続々と撤廃されており、2022年の終わりにはマスクをしている人の方が珍しい国が多数です。
なのに、そもそも日本はマスクに関する法律がないにも関わらず、ほとんど強制的に着用せざるを得ない場面が非常に多いままです。かといって、海外と比較して感染者数が各段に少ない、といった側面は特に見られず、効果もよく分からない状態です。それなのに、………
なんかもう、キリがない感じですね。。。
コロナ禍4年目に突入する2023年、今までには無かった「マスクを外す権利」、これができることを期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。