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【20万円以上!?】地方大学生の就活費用が半端なく高い件【実体験】

どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

今回の記事では、地方大学生の就活費用(特に交通費)がヤバいくらいかかる、ということを書きたいと思います。

 

僕は東京から新幹線で2時間ほどにある地方の国立大生で、24卒として実際に就職活動を行いました。受けた企業はほとんどが首都圏にあったため、当初想像していた以上にお金がかかりました。

今回は、そんな僕の実体験を基に、いくら位かかったのか、どのようなところにお金がかかったのか、について具体的に書いていこうと思います。

 

地方の大学に通っていて、都心や首都圏での就職活動を予定している学生の参考になれば幸いです。

「書類選考通った!(就活女子)」の写真[モデル:河村友歌]

 

 

 

就活全体にかかった費用

・インターンシップ

まず、僕は大学3年の夏と冬に1回ずつ、対面型のインターンシップに参加しました。夏の方は交通費、宿泊費などが一切出ず、冬の方は交通費+日当が1日3000円出ました。

夏のインターンは5日間で現地に宿泊して通勤したため、宿泊費+交通費(当日の通勤現地までの移動費)がすべて自己負担でした。

一方、冬の方は3日間で実家から片道約2時間かけて通勤したため、実質的にかかった費用は0円です。

合計すると以下の通りです。

宿泊費:約4万円(ビジネスホテル5泊)

移動費:約1万円(電車+バスなど)

 

・説明会

僕が就活していた2022年終わり~2023年初めはコロナの影響がギリギリあるかないかの時期だったので、説明会はほとんどがオンラインで開催されていましたが、一部都内での対面のものにも参加しました。(すべて日帰りでした)

移動費:約2万円(新幹線・バスなど)

 

・本選考

いよいよ本選考で、ここから出費が大幅に増えます。

僕は民間、半官半民(例えばJR)、公務員をすべて受けたのですが、民間は面接の交通費は全額や一定額負担してくれるところが多かったです。しかし、半官半民と公務員に関しては交通費などは完全に自己負担だったので、それが非常に痛かったですね。

地方と首都圏は合計で7往復し、筆記や面接試験に万全な状態で臨むために夜行バスは使わずにすべて新幹線で往復したため、新幹線だけで約14万円失いました。在来線やバスでの移動も含めると、+2万円くらいは行ってると思います。

宿泊費を削るために始発や終電で行けるものはすべて新幹線で移動し、どうしても無理な場合や面接が連日ある場合は、神奈川の端っこにある実家に泊まっていました。都心までは1時間半以上かかりますが、在来線のみで移動できたため交通費は一度の往復で約2000円に抑えられ、かつ実家なので宿泊費も実質0円という点に救われました。なので、本選考期間中は一度も宿泊せずに済み、宿泊費は0円でした。

合計すると、

交通費:約16万円(新幹線・在来線・バスなど)

がだいたいのところだと思います。

 

以上より、インターンシップ・説明会・本選考をすべて合計すると、約23万円かかったことになります。

 

さらにこれで終わりではなく、10月に内定式に行った際にも交通費が2万円以上自己負担だったのは別の話ですが、これも含めると全部で25万円以上かかったことになります。

 

もし首都圏に住んでいれば何円で済んだのか?

もし僕が首都圏(都心から片道1時間くらいと仮定)に住んでいたら、何円で済んだのかについて考察したいと思います。

まず、本選考や説明会では新幹線に一度も乗らずに済んだので、-16万円です。インターンシップは都心からは離れていたのですが、宿泊せずに通ったと仮定すれば、-4万円です。(在来線の交通費は新幹線に比べればたかが知れていますが、まあ+3万くらいと仮定します)

 

これを考えると、え、、、5万円くらいすかね!?

 

本当にこれだけで済むかどうかは微妙なところですが、仮に倍近くの企業を受けたとしても、確実に10万円以内には抑えられたと思います。

なんか損した気分ですね(笑)

 

お金の捻出方法

インターンシップの宿泊費4万円と本選考の交通費の一部(4万円くらい)は親に(おそらくご厚意として)振り込んでもらったのですが、約15万円は自分のお金で払いました。

僕は大学2年生の終わりくらいから就活を見据えて貯金していたので、痛い出費ではありましたが、支払いことはできました。大学3年の秋くらいからは公務員試験の勉強でアルバイトを減らし、さらに3月以降は就活本番でほとんどアルバイトができなかったので、早めから貯金しておいて本当によかったです。

 

より地方の就活生はもっとかかるはず

僕は地方とはいえ東京から新幹線で2時間程度と、比較的東京に近い地方だったのでこれだけで済みましたが、北海道や東北北部、中国四国、九州の学生首都圏でがっつり就活をする場合、受ける企業にもよるとは思いますが、マジで僕の倍(45万円)近くはかかると思います。移動手段も新幹線や飛行機が必須になると思いますし、距離が長くなる分運賃も高くなります。

また、僕は実家が関東にあったので宿として使うことができましたが、ビジネスホテルに宿泊する場合は安くても一泊5000円くらいはかかると思います。

 

早めから就活に備えて貯金をしていおいたり、ある程度援助してもらいないか親と相談してみるのも一つの手です。

 

まとめ

以上よりまとめると、

僕が就活(本選考だけではなく、インターンシップ・説明会も含めて)で使った合計額は、約23万円でした。

おそらく大半の地方学生は、これくらいのお金は就活に使うはずだと思います。

unistyleinc.com

こちらのサイトでも、地方学生は平均で18.5万円を就活で使うと書いてあります。

(地元だけで就活する学生も含まれているので、若干低くなっていると思いますが)

 

そして、地方大学生のうち、

・首都圏を中心に就活をする学生 

・東京から新幹線で3時間以上かかる地方に住んでいる学生 

・公務員や半官半民の企業を中心とした就活をする学生(交通費支給がほぼない)

は、かなり多くの費用がかかることを把握し、早めから貯金なりなんなりの対策をすることをおすすめします。

 

この記事が就職活動の参考になれば幸いです。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!