大学生nashikuraのブログ

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【民間と公務員】両者のインターンに参加して感じた違い5選【実体験】

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 

 今年度、僕は対面開催のインターンシップに2社参加し、そのうち一社が民間企業(上場企業)(3日間)、もう一つが官公庁(公務員)(5日間)でした。

 インターンシップには様々あると思いますが、僕が参加したのは2社とも実務型のインターンシップで、説明会や座談間だけでなく、実際に社員と隣のデスクで仕事を行うというものでした。

 

 そこで今回は、民間企業と公務員のインターンシップにそれぞれ参加して、実際に感じた違いについて書いていこうと思います。

 インターンシップに行こうと思っている方や、就職活動を行っている方の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

民間企業と公務員のインターンシップで感じた違い5選

インターンシップのプログラム

 インターンシップ全体のプログラムに関しては、公務員の方がしっかり組まれていたと思いました。

 公務員では、応募する段階で募集している部署や体験できる仕事内容、必要なスキル(エクセルやワードが使えるか等)が要項にかなり詳細に記載されており、そこから自分に合った部署に応募するという感じでした。実際のインターンでも、ほとんどが要項に沿った内容で、事前にある程度やることが分かっていたという安心感はありました。

 一方、民間企業に関しては応募時のエントリーシートに体験してみたい仕事内容を書く欄があり、企業側から割り当てられた部署でインターンを行う感じでした。そのため、応募する段階では体験する仕事内容はあまり分からず、当日に行って初めて知りました。しかし、企業側も自分に希望に最大限配慮してもらえ、結果的には概ね希望の仕事は行えました。

 

 

体験した仕事の内容

 ここはあまり詳細に書けませんが、どちらも実際に実務で行っている一部の仕事を体験できました。具体的にはほとんどが資料の作成や整理、ソフトを使った作業など、本当の実務からすれば簡単なものでしたが、それらを行いながら実務におけるそれぞれの過程の役割を学べたという意味では良かったと思っています。

 

 

職場の雰囲気

 これはインターンに行った時期にも関係すると思いますが、公務員の方がまったりしていた印象でした。定時が8:30~17:15だったのですが、8:00前の出勤する職員はほとんどおらず、18:00前にはほとんどの職員が退勤していると説明を受けました。実際に、8:30ギリギリに出勤している職員がいたり、定時に帰る僕を含めたインターン生を車で駅まで送ってくれた職員もいました。

 一方、民間の方は繁忙期に行ったため、社員の方々も忙しそうでした。定時の9:00よりだいぶ前に社員のほとんどがおり、18:00になっても誰も帰る様子はありませんでした。実際に社員の方に聞いたところ、繁忙期には終電近くまで残業することも多々あるそうでした。閑散期に行けば、また違った一面が見られたとは思いますが、繁忙期の雰囲気を体験できたのはかなり良かったです。

 しかし、どちらも働いている人たちの雰囲気は悪くなく、優しくて気さくな方が多かったです。忙しい中、僕のようなインターン生にも積極的に声をかけてくれたり、仕事に対する説明もたくさんしてくれました。

 

 

インターンシップの費用負担について

お金の無料写真

 これは、民間と公務員で大きく異なりました。

 まず民間ですが、これは交通費全額支給+実習費が一日あたり3000円もらいました。実家から片道約2時間かけて通ったのですが、片道の交通費約1000円が全額もらえ、さらに仕事を体験しながら一日3000円ももらえたのは結構良い条件だったと思います。しかし、民間企業にはもっと良い条件のところが沢山あるらしいです(笑)

 一方公務員ですが、これは完全に全額自腹でした。実習費、交通費、そしてこちらは遠方で宿泊もしたのですが、そちらも全額自己負担でした。5日間だったので、5日間の無給実習+宿泊交通費約5万円をすべて自己負担し、お世辞にも良い条件とは言えませんでしたね。しかし、興味のある仕事内容だったので、行って後悔はないです。公務員のインターンはおそらくほとんどが実習費や交通費が出ないので、行こうと考えている人は貯金をがんばってください

 

 

実際の選考に有利になるかどうか

 これは完全に企業によりけりというところですが、とりあえず僕の場合を書きます。

 表向きでは、公務員は選考に一切関わらない、と明言しています。やはり公的な機関ですので、採用もしっかりしたプロセスで行うようです。しかし、インターンに参加したことは間接的にプラスに働き、実際にOBの人に聞いた話では、採用された人にはインターン参加者が多かったと言っていました。インターンそのものは関係ないが、面接などでインターンに参加したことやそこで学んだことを話すことで、興味を持って積極的に行動してくれたるんだな、と印象が良くなるのだと考えました。

 民間企業に関しては、ある程度は関係あるらしいです。僕の行った企業では早期選考などは行っておらず、社員の方もインターンに参加したから特別有利になるわけではない、と言っていました。しかし、面接でインターンに参加したことをアピールすれば、そこで何かがあるかもしれない、というニュアンスのことは言ってはいたので、おそらくそういうことなのでしょう。

※一部の民間企業では、早期選考という形で明らかにインターン参加者に有利になる選考を行っているので、就活で有利になりたい人は早めに行動することが一番だと思いました。

 

 

まとめ

 今回は、民間企業と公務員のインターンシップにそれぞれ参加して、実際に感じた違いについて書きました。

インターンシップのプログラムの充実度………公務員>民間

体験した仕事の内容………公務員=民間

職場の雰囲気の良さ………公務員≧民間

インターンシップ費用の負担の少なさ………民間>>>公務員

実際の選考に有利になるかどうか………民間>>>公務員

 

 僕は対面型のインターンには2つしか参加していないため、その2つの比較がすべての情報になっていますので、そこはご承知おき下さい。同じ公務員、同じ民間でも、組織によっては本当に様々ですので、一概のこの比較が正しいとは言えないはずです。しかし、一般的な傾向としては、ある程度参考にはなると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました!