どうもnashikuraです。
今回は、私立小学校出身の僕が、私立小学校の実態について実体験を基に書きたいと思います。
私立小学校へのお受験を考えている方必見です!
※僕が小学校を卒業したのは2013年のため、少々古い情報も含まれている可能性があります。また、学校によって違う部分もあるため、そこの部分はご了承ください。
全小学生の中で、私立小学校に通っている児童の割合は約1%、つまり100人に1人です。
詳しくはこの記事をご覧ください↓
それほど通っている人が少なく、なかなか情報も得にくいと思うので、ぜひ最後までお読みください。
では早速行きましょう!
目次
- ➀制服がある
- ②校則が本当に厳しい
- ③謎の宗教行事が年中、いや、毎日ある場合もある
- ④入試をやってる意味が分からない
- ⑤宿題が多すぎる
- ⑥変わった先生が多い
- ⑦同じキャンパスに中学生や高校生がいる
- ⑧給食がない
- ⑨学校外で友達ができにくい
- ⑩土曜日に学校がある(学校による)
- 最後に
➀制服がある
男子は年中ひざ上半ズボン(冬は地獄)、さらに夏服の時期は全学年帽子を被らなければいけませんでした。
さらに、靴下は学校指定の白ソックス、靴は革靴という本当に意味不明なものでした。
小学生は成長期で服や靴のサイズが毎年のように変わるため、買い替えるのが面倒だったと親が言ってました。
靴下も白だったため、洗濯が面倒だとも言ってました。
さらに僕は当時、足と革靴の相性がとても悪く、毎日のように出血して登校している時期もありました。
そのため、ある一時期は、校門まで運動靴を履き、先生にバレないように革靴に履き替えて登校していました。
②校則が本当に厳しい
制服もその一例ですが、日常生活も校則に縛られています。
ランドセルは指定のもの(形も色もみんな同じ)、筆箱や上履きの種類と色も指定、鉛筆は5本まで、シャーペンやボールペン、蛍光ペンはもちろんダメ、普段から派手なヘアゴムは禁止(黒とか紺のみ)、派手な髪型(ツーブロックやモヒカン)や紙染め、化粧の禁止、ノートの色や種類も指定のものなどなど、挙げればキリがありません。
しかも、当時は小学生だったため、これらが当たり前だと思い込んでいました。
本当に意味のないものばかりです。
③謎の宗教行事が年中、いや、毎日ある場合もある
(宗教系の学校に限る)
僕の学校はキ〇スト教だったため、イースターや感謝祭、クリスマスなどの時期にはなんかよくわからないイベントをやってました。
面白そうと思うかもしれませんが、実際にはほとんどがつまらなく、しかも毎年のように同じことをやるので、正直時間の無駄だと思います。
また、それだけならまだましですが、僕の学校ではさらに毎朝”礼拝”というものをやっていました。
毎朝ですよ!?
学校についたら一番最初にだいたい15分から長いときは30分も礼拝をやってました。
1年に学校に行く日数を180日、これが6年間で、一つの礼拝の時間を20分とすると、
20×180×6=21600分=360時間、すなわち丸6日を6年間で失ったわけです、この礼拝というもののせいで。
この時間を毎日読書や100マス計算に当てていれば、どれだけ効率がよかったことでしょうか。
また、この”礼拝”の影響で学校の登校時刻は確か8:15くらいで、とても早かった記憶があります。
これは僕の個人的な意見ではありますが、国教がない日本でまだ判断能力がない子供を宗教に染めさせるのは、たとえ私立であっても良くないと思います。
しっかり自分でこの宗教について行きたいと思えるような年齢になってからでないと、子供が歪んだ思想を持つ可能性があるかもしれません。
④入試をやってる意味が分からない
私立小学校と聞いて、やはり最初に思い浮かべるのは、通っている人は優秀なのではないか、ということだと思います。
実際に慶〇幼稚舎などの超人気の学校はそうかもしれません。
しかし、僕の学校は普通の公立小学校のように、ピンキリでした。
中学受験で神奈川の御三家に受けるような人から、暴力などの日常的な素行不良や成績不振で中学に内部進学できなかった人までいました。
たった5歳くらいで受ける入試では、人間性や学力などはしっかり判断できないと感じています。
⑤宿題が多すぎる
これは未だに良いことだったのか悪いことだったのか分かりません。
毎日の宿題は多くなかったですが、長期休みの宿題の量はハンパじゃなかったです。(毎日数時間やっても最終日にギリギリ終わるくらい)泣きながらやってた記憶が今も残っています。
しかも、その宿題というのがほとんど意味のないようなものばかりだったような記憶があります。
しかし、そのおかげで学習習慣がつき、それが後々の高校受験や大学受験につながったかもしれませんので、これは必ずしも悪かったとは言えません。
⑥変わった先生が多い
公立の小学校とは違い、先生は教員採用試験に合格しているとは限らないので、少しおかしい先生もいました。
もちろん評判の良い先生もいました。
⑦同じキャンパスに中学生や高校生がいる
(付属の場合であり、学校による)
小学生のころは、中高生が本当に怖かったです。
当時の自分よりも体が圧倒的に大きいし、中高はなんかガラの悪い生徒が多かったから、できるだけ小学校の建物から出ないようにしていた記憶があります。
⑧給食がない
母親が毎朝弁当を作るのが辛いと言ってました。
⑨学校外で友達ができにくい
私立小には学区というものがないため、市内各所は市外から通っている人もいます。
そのため、みんな自分の家の周りから通っている公立小よりは友達ができにくい環境にあると言えます。
知り合いがいないから近くのスポーツチームに入りにくくなったり、学校の友達の家が近くにないから気軽な感じで毎晩夕暮れまで遊べる友達がいないなど、不憫な思いをすることもあると思います。
さらに僕の実体験になりますが、近くの公立小の人が集団で登下校しているときに制服を着て一人で歩いていると、ときどき、なんか違う人いる、みたいな感じで見られたり言われたりした記憶があります。
小学生くらいの年齢だと他人と違うことに非常に敏感なので、そこは辛かった記憶があります。
⑩土曜日に学校がある(学校による)
僕の学校では、何個か下の代から土曜日にも学校が始まりました。
全員らしいです。
せっかくスポーツをやったり、習い事をしたりできる休日に学校があるのは、今の時代には本当に馬鹿げていると思います。
最後に
こんな感じですかね。
正直なところ、僕は小学校が本当に嫌いでした。
一番つらかったのが、やはり自由のない軍隊みたいな校則に毎日縛られている状態でした。
卒業のときは同じ中学に進学しない人との別れよりも、この束縛から解放されるという喜びでこっそり泣いた記憶があります。
この記事を読むと、僕が私立小学校はやめたほうがいい、と言ってるような気がしますよね?
はい、その通りです。
個人的な意見ですが、私立小は本当にやめておいたほうがいいと思います。
汚い言葉を使いますが、このようなクソみたいな束縛されている環境では、子供の自主性が全く育ちません。
公立小の方が自由な環境で、社会に出てから必ず必要になる自主性が身に付きやすいと思います。(少なくとも私立よりは)
さらに、無料ならまだいいですが、学費を払ってまで子供が嫌だという環境に置かれるリスクがあるので、おすすめできません。
お子さんを私立小学校に行かせたい場合、このような側面もぜひ参考にして、お子さんが望む最も理想的な生活が送れる環境に行けせてあげられることを願っています。
長い記事でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。