どうも、大学生のnashikuraです。
僕は今年度成人を迎える年齢であり、最近中学や高校の同窓会の連絡が結構来ます。
そして、その連絡を見ていると、中学高校時代を思い出し、色々あったなー、と懐かしい気分になります。
高校時代については楽しいことを中心に思い出しますが、中学時代は僕の暗黒期であったため、ほとんどマイナスの記憶しか思い浮かびません(笑)
一方、その暗黒の中学時代で唯一と言っても良い、嬉しかった思い出は、やはり高校受験に成功したことです。
しかし、かなり前の記事にも書いたように、私立中から公立高の受験だったため、合格するまでの過程は正直かなりしんどかったです。
(その記事↓)
そこで今回の記事では、その高校受験の過程で、学校側に意図的に成績を下げられた話を書いていこうと思います。
前置きが長くなりましたが、早速行きましょう。
目次
何があったのか?
まず、具体的にどういったことが起きたのかについて書きます。
結論から書くと、本来は成績が「5」である科目を、学校側に意図的に「4」に下げられた、というものです。
僕の私立中学は3学期制で、高校受験に反映される成績は、中2の1~3学期と、中3の1~2学期でした。
そして、僕は中3の音楽の成績が、1学期が10段階で「8」、2学期が10段階で「9」でした。
受験に使う調査書は5段階に換算するため、10段階で7~8は「4」、9~10は「5」に換算されます。
このため、僕の中3の音楽の成績は5段階で、1学期は「4」、2学期は「5」となりました。
そして、一般的な公立中学では、成績が前後期で「4」と「5」であれば、平均が「4.5」となり、中3の総合的な成績は「5」となります。
(これは、少し甘めにつけているという点もありますが、単純に四捨五入しているだけだと思われます)
しかし、なんと僕の場合は、中3の音楽の総合成績が「4」に下げられてしましました。
百歩譲って、10段階での成績が「7」と「9」だったら、10段階平均が「8」となり、5段階評価では「4」となるのでまだ納得ができますが、「8」と「9」では平均が「8.5」となり、さすがに四捨五入しろよ、と思いました。
色々な先生にもこのことを言い、親にも参戦してもらいましたが、結局覆りませんでした。
なぜ成績は下げられたのか?
これは当時中学生の僕でもある程度分かりましたが、結論としては、中学校側が僕の外部受験を阻止しようとしたためだと思います。
っていうか、これが主な理由です。
少し前述したように、僕は中高一貫である私立中学から、外部の公立高校を受験しました。
当然中学校は私立の学校ですから、残りの高校3年分の授業料を払うはずの僕に、外部に逃げてほしくありませんでした。
そこで、意図的に僕の成績を下げることで、僕が外部への受験を断念し、内部にそのまま進学するように仕向けたのだと考えられます。
ただ、例えば明らかに「5」である成績を「3」に下げると、さすがに僕が教育委員会などに申告すればヤバいことになるので、ギリギリ「5」である成績を「4」に落とすという、かなりグレーゾーンを責めたのだと思われます。
いやー、いやらしいですねー(笑)
また、もう一つの理由として考えられるのが、これは完全に僕の憶測に過ぎませんが、ただ単純に僕に嫌がらせをしたかったのではないか、ということです。
僕はこのように成績が下げられることを恐れ、調査書が必要な期限ギリギリに中学校に「外部受験します」と言いました。
当然、学校側はそれまでは僕が内部にそのまま進学すると思っていたので、僕にとって特に何も不都合なことは行っていませんでした。
しかし、僕が外部受験を告げた途端、学校側の顔色が変わり、今まで何もできなかったけど、最後に何か嫌がらせしてやろうぜ、ということになった可能性はあると思います。
憶測に過ぎませんが、もしこれが本当なら、かなりひどいですね(笑)
これ以外にも、僕が不真面目な生徒だったから、という理由も考えられますが、その可能性はほぼないと思います。
理由としては、僕の中学では60人中10人ほどが一度は素行不良等によって停学を経験しており、僕は特に目立った悪いことはしていなかったため、相対的に見ても真面目な生徒だったと思います。
また、成績も常に学年トップ3~5には入っており、学力的にも周囲と比較しても割と良い生徒だったのではないか、と思うからです。(自分で言うのも何ですが)
このため、成績が意図的に下げられた理由としては、僕という金ずるを外部に逃がしたくなかった、というのが主なものだと考えられます。
そして、本当にこの影響で受験で不利になった
中3の成績が2倍される影響も加わり、本来「5」のはずの成績が「4」になったせいで、公立高の調査書の内申点は「2」も下がりました。
(本来「125/135点」のところが、「123/135点」になった)
調査書は入試全体の2~3割の比重だったため、おそらく4~6点ほどマイナスの状態からの戦いになったと思われます。
一点が争われる入試ではかなりのディスアドバンテージですよね。
しかも、受験校が進学校だったため、受験者のレベルが非常に高く、本当に内申点の数点差で合否が分かれることもあったようです。
落ちてたら、間違えなく憤慨していた
結果的に合格したため良かったですが、これで落ちてたらマジでに学校を恨んでいたと思いますね。
しかし、正直なところ、中学を卒業してから5年近く経った今でも、少し学校側を恨んでいます。
なぜかというと、僕は小学1年から中3までの9年間、同じ学校に通っており(付属だったため)、9年間も学校にお金を払い続けていたからです。
(もちろん、親が払っていましたが。)
そして、高校受験をして外部に行くと言っても、素直に応援してくれない学校側は、生徒のことを何だと思っているのか、ということです。
確かに、中高一貫教育を掲げている学校だったため、高校受験をして外部に行くということは学校側のポリシーに違反していたのだと思います。
しかし、どんな進路であれ、素直に生徒の進路を応援できない学校は、「学校」と呼ぶべきではない、というのが僕の持論です。
僕が高校受験をすると言った時、当時の担任は表面上はとても協力してくれましたし、合格を報告したときも、報告をした先生たちは全員一応は喜んでくれました。
しかし、学校としては、おそらく、いや、絶対に喜んでおらず、むしろふざけるな、と思っていたと思います。
現に、その中学校の歴史上約65年間、僕の合格したレベルかそれ以上の高校に進学した生徒はおらず(同級生には一人いましたが)、これをきっかけに次年度以降さらに生徒が流出することを恐れたのでしょう。
こうした背景もあり、学校側の気持ちもある程度は理解することはできます。
しかし、生徒の成績は意図的に下げるなんてことは、教育機関としてはあるまじき行為だと思いますし、こんな姑息な手段で生徒の希望する進路を妨げようとするなんて、以ての外だと考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「終わり良ければ総て良し」というように、結果的にはこれを通じて良い経験をしたと思います。(特に汚いお金の話について学べましたし。)
しかし、今後、私立中から系列以外の別の高校への進学を考えている人には、僕と同じような経験はしてほしくないので、できれば公立中に転校をしてから、高校受験をすると良いと思います。
公立中であれば、成績もある程度は甘めにつけてくれますし、周りの全員受験生なので、絶対にその方が環境的にも良いからです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
他にも私立中学についての記事をたくさん書いていますので、ぜひそちらもお読みください↓