大学生nashikuraのブログ

大学受験、大学生活、理系関連、就職活動、雑記

【高校受験】【神奈川】偏差値マイナス10からの大逆転合格【体験記】

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 先日実家に帰省した際に整理整頓をしていたところ、高校受験関連の資料が大量に出てきました。

 

 そしてそれを見返しているうちに、高校受験について様々なことを思い出したので、この記事で書きたいと思います。

 

 僕は2016年度に中3で受験生を経験し、2017年春に神奈川県の某県立高校(偏差値70前後)に合格しました。

 

 しかし模試を結果を見ていると、本当に絶望的な状態から合格までたどり着いたのだをいうことを思い出しました。

 

 今回は実際の模試の結果の写真を時系列順に示し、無謀とも言える合格までの軌跡を書いていこうと思います。

 

 そして最後に、この経験を通じて、今後の高校受験生に向けたアドバイスを書きたいと思います。

 

 ぜひ、最後までお読みください!

 

 

 

目次

 

 

 

 

僕の受けた神奈川県公立高校入試について

 

 まず記事の内容を理解しやすくするため、少しだけ神奈川県の高校入試制度の概略について説明させてください。

f:id:nashikura-23:20210822234120p:plain

https://www.studyh.jp/kanto/school/C15C128/

 

 神奈川県の高校入試日程については簡単に説明すると、以下のようです。

2月上旬 私立高校一般入試 (偏差値が高いほど遅い日程の傾向)

2月中旬 私立高校一般入試の合格発表 (公立入試の数日前まで)

2月中旬 公立高校入試 (同日日程) 

2月下旬 公立高校入試の合格発表

 公立高校は基本的には初日に5教科の試験、翌日以降に面接試験が行われる。

 また、公立トップ校は特色検査と呼ばれる、中学レベルまでの知識融合問題が出題される試験があり、5教科と面接の間の日に行われる。

 

 僕の受けた第一志望の県立高校はトップ校の一つであったため、特色検査の試験がありました。

 併願の私立もいわゆる難関校に分類されていたため、入試は遅かったです。

 

 以上の前提があることを踏まえてお読みいただけると幸いです。

 

 

 

模試

 紹介する模試は2016年度に行われた一連の「神奈川県入試そっくりもぎ」という模試で、受験者が約7万人(県内の同年齢が約9万人)と、比較的信憑性がある模試です。

 

中3・6月

 

 まず、これが中3になってから初めて受けた模試です。

 

f:id:nashikura-23:20210822234320j:plain

第一志望 判定:E 合格圏まで43点 5教科偏差値:60

 

 この時期は自分も含め、多くの生徒が部活動をまだ引退していなかったため、参考程度の模試と言っても良いでしょう。

 

 本格的に受験勉強をはじめて少しの時期で、まずまずの結果でしょうか。

 

 ここから少しずつ頑張れば、合格も問題なく見えてくる感じでした。

 

 

中3・8月

 

 これは中3の2回目の模試で、夏休みの集大成と言っても良いでしょう。

 

f:id:nashikura-23:20210822234417j:plain

第一志望 判定:C 合格圏まで7点 5教科偏差値:67

 

 部活を引退し、夏休みの勉強の成果が結果として出ました。

 

 合格圏には入れていませんが、あと本当に少し。

 

 この調子で勉強をし、次の模試では合格圏内に入ることが目標でした。

 

 

中3・10月

 

 これが3回目の模試で、10月後半に行われたものです。

 

f:id:nashikura-23:20210822234515j:plain

第一志望 判定:C 合格圏まで7点 5教科偏差値:66

 

 面白いことに8月に受けたものと結果がほとんど同じでした。

 

 ほとんどの受験生が部活を引退し、本格的な勉強をはじめてからの結果が出た模試でした。

 

 僕の結果は現状維持、良くも悪くもない感じでした。

 

 

 

中3・11月

 

 これが4回目の模試で、前回のちょうど1カ月後のものです。

 

f:id:nashikura-23:20210822234539j:plain

第一志望 判定:D 合格圏まで31点 5教科偏差値:64

 

 結果はこの時期にしては悪かったですが、落ち込むほどのものではなかったです。

 

 苦手な教科をしっかりと強化していくことを意識しました。

 

 しかし、この頃から模試の結果が乱れ始めました。

 

中3・12月

 

 これは5回目の模試で、前回との間隔は同様に1カ月です。

 

f:id:nashikura-23:20210822234556j:plain

第一志望 判定:E 合格圏まで44点 5教科偏差値:62

 

 今回は前回よりもさらに点数を落とし、判定はE、合格圏まであと44点で、努力圏にもわずかに入れている状態です。

 

  この時期にして、6月にはじめて受けた模試をほぼ同じ結果に後退。

 

 冬休みが勝負と言われ、一生懸命勉強しました。

 

 

中3・1月

 

 これが6回目、本番前最後の模試となりました。

 

f:id:nashikura-23:20210822234613j:plain

第一志望 判定:F 圏外 5教科偏差値:61

 

 け、け、け、圏外だと………

 

 第一志望の判定はなんとF、努力圏にすら入れていない状態でした。

 

 この時期にして、今までで初めて圏外に行ってしまいました。

 

 本番前最後にして、今まで受けた模試の中で最もひどく、絶望しました。

 

 この模試も結果をもらった日には、家で泣き崩れたことを今でも覚えています。

 

 この結果を塾の先生に見せたところ、第一志望はよっぽど思い入れがない限りはやめておけ、との趣旨のことを言われました。

 

 とりえあずこのままでは第二志望までもが厳しいことを実感し、ここから死ぬ気で勉強を始めます。

 

 正直、この模試を受けるまではどこか慢心がありました(休憩時間にマンガを読んだり、外で遊んだり)が、この直前の模試を機に本気で心を入れ替えました

 

 2月15~17日に公立入試の本番があったのですが、2月前半はすべて学校を休んで勉強していました。

 

 

 

出願

 

 1月最終週に公立高校に出願するにあたり、僕は本当に悩みました。

 

 本番の数週間前には別の高校を一人で見に行ったりしましたが、やはり色々考えた結果、出願校は今までの第一志望のままにすることにしました

 

 理由は主に2つあり、一つ目は併願の私立高校が国数英3科目のみ(僕は英数が得意)で受けられ、過去問との相性も良く、判定も合格圏にあったため、私立は絶対受かるだろうと踏んだからです。

 

 二つ目は、単純に第一志望への気持ちが捨てきれなかったからです。

 夏に学校説明会に行ってから様々な部分に興味を持ち、本当に行きたい気持ちが強かったです。

 

 

入試本番

 

 公立高の入試の数日前に私立の合格発表があり、無事受かったことが分かりました。

 

 そこでセーフティーネットがあるという安心感が生まれ、落ち着いて公立を受けることができました

 

 そのため、絶対に受からなくてはという気持ちではなく、受かればラッキーだろうという気持ちで臨むことができました

 

 初日の5教科では、得意のはずの英語・数学で分からない問題もありましたが、なんとか乗り越えました。

 

 そして、翌日の特色検査、翌々日の面接も流れに任せて受けられました。

 

 

合格・結果

 

 受験日から合格発表まで約2週間の間、僕は本当に落ちていると思っていました

 

 そして合格発表当日、30分ほど列に並んでから封筒を渡され、開けてみると合格の文字がありました。

 

 間違えなく当時の今までの人生の中で最も嬉しい瞬間であり、泣きそうでした。

 

 入学してから分かったことですが、僕の5教科の点数は合格者の中でも最低クラスでした。

 また、特色検査は合格者平均より少し上面接も平均くらいでした。

 

 このように、特別できた試験や科目があったわけでもないですが、合格することができました。

 

  そして、高校の勉強も難しかったですが、なんとか着いていき、問題なく3年で卒業できました。

 

 

 

受験生に向けたアドバイス

 

 この経験から僕はいくつかのこと学びました。

 

 それは、気持ち次第では結果も大きく変わることと、模試は本当に参考程度のものであるということです。

 

  気持ち次第では結果も大きく変わるというのは、プレッシャーを感じずに落ち着いて受けられたからこそ、自分の実力が本番で発揮できたということです。

 

 もし後がない状態で焦っていたら、実力は絶対に発揮できなかったはずです。

(これは3年後の大学入試センター試験で思い知ったことなので、詳しく知りたい方はは以下のの記事もご覧ください↓)

www.nashikura.com

www.nashikura.com

 

 受験生の人は、本番はぜひ焦らず、落ち着いて問題を解いてほしいです。

 

 模試は本当に参考程度のものというのは、僕の模試の結果を見ても分かるように、6回中一度も第一志望の合格圏に入れていないにも関わらず、合格できたということです。

 

 また、第一志望の基準偏差値は70以上でしたが、上記のように僕は模試で最高67、だいたい60前半をウロウロしていました。

 

 このように、模試の結果が多少悪くても合格することは十分可能だということを僕が証明しました(笑)

 

 そのため、模試は自分の現在を立ち位置を把握する程度のものだと認識し、勉強のモチベーションを上げるために活用してください。

 

 

 

まとめ

 

 いかがだったでしょうか?

 

 今回の記事は、いつかは出したかった内容のものであり、半分は僕の自己満みたいなものですが、楽しんでいただけたでしょうか?

 

  この記事で最も言いたかったことは、志望校合格への点数が足りなくても、模試の結果は参考程度にし、絶対に受かるという強い気持ちをもって勉強し、本番は焦らずに冷静に問題を解けば、合格できる可能性を大きく上げることができる、ということです。

 

  受験生のみなさんはぜひこのことを参考にしていただき、志望校合格に向けて頑張ってほしいです。

 

 応援しています!

諦めない!絶対できる!の写真

 

 他にも高校入試や、高校受験に参考になるような記事を書いていますので、よろしければそちらもご覧ください↓

www.nashikura.com

 

www.nashikura.com

 

www.nashikura.com

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。