どうもnashikuraです。
今回は、底辺私立中学校出身の僕が、その実態について書いていきたいと思います。
この記事は【学力偏】ということで、別の記事で【学校生活編】について書きたいと思います。
中学受験を考えている方などに少しでも参考になれば幸いです。
目次
世間一般の私立中のイメージ
まず、私立中学校と聞けば、おそらく多くの人は、「中高一貫教育で東大に何十人も合格するすごい学校」や、「あの厳しい中学受験を突破した精鋭たちが通うエリート校」
などというイメージを持っておられると思います。
(間違ってたらごめんなさい………)
確かに上位の私立中はそうかもしれません。
しかし、底辺私立中になると、状況は変わってきます。
僕の出身の私立中について
まず、僕の出身中学校は、先ほど確認したら、どのサイトのだいたい偏差値45前後でした。
中学受験の偏差値はだいたい40~75の範囲にあるので、偏差値は最下層です。
また、学年の半分くらいは内部の小学校からエスカレーター方式の進学(僕を含めて)でしたので、中学受験で入ってきた人がそもそも少なかったです。
僕は中学受験をしていないため、当時はやはり中学受験で入ってきた人の方が自分よりも頭が良いと思っていました。
しかし、第一回目の定期試験の結果から、学年の上位10人中8人は内部小学校からの進学者ということが分かりました。(僕は確か5位くらいでした。)
僕は、なぜあれほど過酷な中学受験を経験してきた人たちより、のほほんと生きていた自分の方が点数が良いのか非常に疑問に思いました。
この疑問を解消するためにいろいろ調べ、結論にたどり着きました。
どうやら僕の中学は定員割れをしており、おそらく受験者全員が合格をもらっているのではないかということです。
また、上位の中学を受ける人は、そもそも僕の偏差値45の中学を滑り止めとしてすらも受けていないことも分かり、学力がそれほど高くない層が滑り止め、または第一志望として受けていることが判明しました。
つまり、学力がそれほど高くない層が第一志望に受からず、滑りに滑りまくって僕の中学にたどり着いたということです。(たぶん事実)
それと、何としてでも公立中学には行きたくなくて中学受験を遅めに開始した人や、学力が足りなくてそもそも第一志望のレベルが低い人が合格したということです。
このようなことから、中学受験組のレベルが高くなかったのだと思いました。
そして時は流れます。
僕は外部の高校受験を視野に入れていたので、それなりに勉強をしていました。
しかしそれとは対称的に、中学受験組を含め、内部進学の人も、高校にはエスカレーターで行けると安心しているのか、徐々に成績が低下していき、学力の格差が開いていきました。
上位の私立中であれば、生徒のレベルが全体的に高いので、大学受験を視野に入れて真面目に取り組んでいるでしょうが、僕の中学は本当に違いました。
ひとつビックリしたエピソードを紹介すると、学校で行われた模試(受験ではなく、現段階の学力を把握する程度のもの)で、僕は普通に問題を解いたのに、校内偏差値が90近くの科目もありました。でも、全国偏差値はせいぜい65~70程度でした。
しかも、それは一度ではなく、毎回のようにそうなのです。
それほど僕の学校の学力が低かったということです。
また、上位の私立中では高校の内容を先取りして行いますが、僕の学校ではそれはほとんど無かったです。
数学の1単元だけ高校の内容をやった記憶はありますが、それ以外は全くやっていませんでした。
本当にこれが中高一貫教育なのかと、ずーーーーと疑問に思っていました。
さらに、理科や社会では先取りをするどころか、中学の内容すら終わっていなかったです。
そのため、高校受験を控えていた僕は独学でやるしかありませんでした。
このように、生徒のレベルだけでなく、教育の質としても疑わしいところが数多くありました。(高い学費を払っているのに)
これなら公立中学校に行った方が、圧倒的に良質な教育を受けられるのではないかとさえ感じました。
底辺私立中の実態
➀中学受験組の学力が低い
②内部小学校からの人もピンキリ(いれば)
③全体的に生徒の勉強に対するやる気が無い
④基本的に高校受験もないため、勉強するモチベーションが保ちにくい
⑤大学受験を見据えた教育を行っているとは思えない
(高校の内容を先取りしてやるということはほとんど無い)
⑥中高一貫教育を謳っていながら、教育内容は公立中並みかそれ以下
という感じですね。
僕の個人的な意見
僕の個人的な意見にはなりますが、底辺私立中学校に行くくらいなら、公立中に行って再度高校受験でチャレンジした方が、その人のためになると思いました。
また、そのほうがお金もかからないです。
この記事を読んで、さらに私立小学校の実態についても知りたくなった方は、こちらの記事もぜひご覧ください↓↓
最後までお読みいただきありがとうございました。