どうもnashikuraです。
去年の大学受験期、僕は毎日のように様々な科目の問題を制限時間内に解く練習をしていました。(おそらくすべての受験生が経験していると思います。)
僕はそれが非常に嫌いでした。
しかし、入試本番のためにはやらなくてはいけないので、いやいや毎日のようにやっていました。
そして、知らないうちに常に時間に追われながらやる勉強に一種のトラウマのような感情が芽生えました。
昨日、大学の課題で英語の長文問題を解いていたときのことです。
今回の課題は入試問題と似たような形式だったのか、受験期のように無意識に時計を意識して解いていました。
解き終わった瞬間に時計を見たとき、
「そうか、これは時間を測らなくてもいいんだ、、、もう受験生じゃないんだ、、、」
と気付き、とても安堵しました。
それと同時に去年の受験期に経験した苦しい思い出が一気に蘇りました。
毎日のように学校と塾と家をただ行き来していた面白味が何もない日々、一日中自習室の籠って勉強していた日々、模試や過去問で思うような点数が取れなくて泣いた日、プレッシャーに耐えられずマジで〇にたいと思った日など、本当に様々なことを思い出しました。
そして、自然と目が潤んできました。
もう一生大学受験をしなくていいんだ、と、、、
よく、浪人を経験した人が受験生のときのことが夢に出てきてとても焦る、ということを聞きますが、それと少し似ているように思いました。
大学に受かったときや受験が終わった直後には、よくこのように感情的になっていましたが、もうほとんど1年が経過した今もなお、このようなことで涙を流すということに少し驚きました。
それほど大学受験が、僕の人生において辛い経験だったのだと思いました。
受験生の頃、僕は「ある一定レベル以上の大学に行かなければ人生詰む」や「友達がこんなに高い点数を取っているのに自分はこの程度でなんてダメな人間なんだろう」などと、常日頃から思っていました。
こういうネガティブは考えは、自分を高めるためにはある程度は必要だとは思いますが、僕はこういったネガティブな面しか考えていなくて、ポジティブなことはまったく考えていませんでした。
そのため、僕の大学受験期に楽しい瞬間は一切ありませんでした。(本番の試験日が終わるまでの話です。)
「これをできるようにならないと落ちる」という考えではなく、「これができるようになれば合格に一歩近づく」というポジティブな思考をしていれば、大学受験をゲーム感覚で少しでも楽しめたのではないかと、今は思っています。
大学受験に失敗したとしても、人生は終わりません。
それは、非常に重要な考えだと思います。
受験生のみなさんには、あまりプレッシャーを感じず、気楽といったらおかしいですが、少しでも自分が成長していく過程を楽しみながら、おそらく一生に一度しかない大学受験を乗り越えてほしいと思います。
そうすれば、精神的にも楽になるでしょうし、何より後々に「大学受験は自分を成長させてくれた非常に大切な経験だ」と感じることができ、とても自信になると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。