どうもnashikuraです。
1カ月ほど前に、非常に興味深い記事を読んだことを思い出したので、今回はそれについて紹介するとともに、僕個人の意見も書きたいと思います。
今回紹介する記事はこちらです↓
内容を要約すると、
女子は共学よりも別学の方が学力が伸びる傾向にあり、
男子は別学の方が若干伸びるというものの共学とほとんど変わらない、
というものです。
結果として、別学による学力向上の効果は、男子よりも女子の方に多くみられる、というものです。
もっと詳しく知りたい方は記事全文を読んでいただけると内容が全て分かると思います。
この「男子よりも女子の方が別学の効果が大きい」ということについて僕の意見を経験をもとにして書きたいと思います。
まず僕は、中学は共学だったのになぜか僕の学年だけ男子が女子の2倍いたため、僕は女子とはほとんど、いえ、全く関わりがないといってもいいと思います。
体育や保健の授業は完全に男女別でしたし、席替えをしても女子と隣になることはほとんどありませんでした。出席番号も男女で別(例えば1番から25番が男子、25番~40番が女子、っと感じ)でした。
また、部活も男子のみだったため、本当に女子とのかかわりはゼロと言っていいと思います。
実質的には男子校のようなものでした。
しかし、僕は中学の頃(特に中2以降)はとても勉強に集中できました。
定期テストでも常に学年上位を取ることができ、高校受験でも第一志望に受かることができました。(女子が少なかったことが原因の全てではないと思う。)
一方、高校では3年間ともクラスの男女比がおおよそ半々(男子の方が1~3人多いくらい)でした。
真の共学といったところです。
公立高校だったので、もちろん出席番号も男女混合ですし、体育は保健も授業にはよりましたが男女合同のことが多かったです。
部活にも女子のマネージャーがいて、本当に中学とは180度(πラジアン)変わったような環境でした。
入学後最初は、なんかどこにいても常に見張られているような感じがして、居心地が悪かった記憶があります。
そして、結局卒業の日までそれは変わりませんでした。
授業のとき、部活のとき、日常生活のいつでも、中学の時と比べて、なんか素の自分が出せないというか、違和感のある状態を送っていました。
勉強も、学校でするよりは塾の自習室や家のほうが集中できたような記憶があります。
このような、僕の経験からの個人的な意見ですが、男女約半々の共学よりも別学に近い状態のほうが勉強に集中できると思いました。
しかし、勉強以外の面は違うと思います。
部活は女子マネージャーがいたことで中学の頃よりも頑張れた気がしますし、学校行事や日常の生活も女子が多かったことで、中学の頃よりも圧倒的に楽しかったです。
男子校の野球部は、相手校の黄色い歓声をとても羨ましく思う、ということをよく耳にしますが、その気持ちはめちゃめちゃ分かります。
スポーツは、異性に言葉だけでも応援されるだけで、非常にモチベーションがあがるような気がします。
そして、このようなことを勉強の原動力にできる人は、共学でも別学と同様に学力が伸びると個人的に思いました。
僕の個人的な結論としては、
日本でも、男子は女子と同様に別学の方が学力が伸びやすい、ということです。
やはり、本当に勉強だけに集中したい場合は、必然的に恋人ができにくい環境に身を置いたり、同性のライバルと切磋琢磨した方が学力は向上しやすい、と思います。
しかし、それは受験勉強という学力の話であり、高校ではそれ以外にも日々沢山のことを学びます。
そして、やはり異性がいる環境にいた方が、多様性のある考え方が身についたり、別学の人ができないような多くの経験ができたりすると思います。
論点はずれますが、個人的には共学の学校に行った方が、様々な面でこれから先の人生が豊かになると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。