どうも、大学生のnashikuraです。
突然ですが、みなさん、高校時代は楽しかったでしょうか?
僕はまだ大学2年生ですが、高校の3年間は今のところ間違いなく人生で最も楽しかった期間です。
今でも、全財産を捨ててでも戻りたいくらいです。
そこで今回は、大学生の僕が高校時代を振り返り、楽しかったことについて書いていこうと思います。
また、それぞれの項目について、大学の現在と比較もしていきたいと思います。
目次
高校時代の楽しかったこと
➀部活動
僕の中では、まずは部活動が挙げられますね。
僕は水泳部だったのですが、同期、先輩、後輩にも恵まれ、本当に楽しかったです。
部員同士で切磋琢磨したり、他校との合同練習で様々な人と知り合ったり、大会で仲間を本気で応援したりと、まさに青春時代でした。
もちろん練習が辛かったり、人間関係で衝突することもありましたが、それらも含めて大変良い経験となり、結果的に目標としていたタイムを出すこともできました。
こうした良い思い出もあり、大学でも部活に入ったのですが、そこはまるで別世界でした。
まずは部員数が10人くらいと廃部寸前で、さらに日常的に練習に参加する部員が5人もいませんでした。
(他の人はクラブなどで練習していたらしいです)
他に分かったことが、施設の使用費や大会の遠征費など、高校時代までは親がすべて負担してくれていたものを自分で払わなければなりませんでした。
加えて、コロナ禍によって主要な大会が次々と中止になり、僕は大好きだったはずの水泳に完全にモチベーションを失って、結局1年生の内に退部しました。
後々分かったことですが、ほぼすべての競技で大学は高校と比べて圧倒的に競技人口が減るため、人数の問題が出たり、高校と比べて出会える人が減ったりしてしまいます。
この経験から、高校時代の部活がいかに恵まれていて楽しかったのかを改めて実感することができ、なんとも言えない気持ちになりました。
②学校行事
高校時代は、体育祭、文化祭、合唱祭、球技大会、修学旅行などなど、本当に様々な学校行事がありました。
それらの準備期間も含めると、高校時代の半分くらいは学校行事を行っていたでは、というほどの感覚になります。
これらの行事では、全力で競技を行ったり、仲間を応援したり、非日常を経験したりと、本当に数えきれないほどの体験ができました。
もちろん、朝練や放課後の準備が面倒だと思うことも多かったですが、それがきっかけで新しい友達ができたり、新たなことを学んだりと、大変貴重な時間でもありました。
大学では、そもそもクラス制ではないため、クラス単位の行事というものはなく、さらにコロナ禍の影響も加わって、唯一の行事と言われている学祭も2年連続でなくなりました。
しかし、コロナ禍でなかったとしても、全員が参加するような学校行事というものは大学ではほとんど体験できません。
僕のような、言われたらやるが自分からは積極的に動かない、というタイプの人にとっては、高校時代が最高だったのではないかと思っています。
③日々の学校生活
まず、高校時代はそもそも毎日の学校生活が楽しすぎました。
朝誰かと登校し、教室に行ってクラスメイト達といっぱい話し、昼休みには一緒に弁当を食べ、放課後には部活で汗を流し、下校で部活のチームメイトと一緒に帰るという、当時は当たり前だったことが、今では本当に恵まれていたなと思います。
そもそも、僕のような一人暮らし大学生でかつ授業のほとんどがオンラインの場合、一日のうちに他人と話すことがゼロという日も珍しくないです。
また、学部やサークルなどで知り合いがいたとしても、会うのは週一かそれ以下なため、高校時代の友人のように完全に心を開くことができず、なんとなくモヤモヤしている感じがあります。
高校は毎日行っていたため、一つの授業が一緒というだけでも仲良くなることができ、卒業する頃には学年の半分くらいの人とは話したことがある、という感覚です。
大学は高校の何倍の人数もいるのに、オンライン授業の影響かは分かりませんが、まともに話したことのある人なんて、10人もいるか分かりません。
④異性が常に周りにいたこと
これは共学に限るかもしれませんが、高校時代は常に異性が周りにいた気がします。
(ハーレムではありません(笑))
クラス、部活動など、毎日会う人も多かったです。
しかし、大学になってからは、もちろんほぼすべてオンライン授業なので、そもそも人自体と会う機会が少ないです。
また、仮にすべて対面授業だったとしても、僕みたいな理系の学生は、学部に女子が2ケタいればいい方だと思います。
さらに、僕はスポーツ系のサークルに入っているため、そこでも女子は数人程度です。
アルバイト先もスポーツ系の施設なであり、同世代の女子はいないに等しいです。
こうしたこともあり、僕は日常生活の中で異性と話す、いや、異性と会う機会は限りなくゼロに近いです。
(この前同世代の女子と話したのって、たぶん夏休みに地元で高校の同期に会った時です)
自分から動け、と思うかもしれませんが、それは本当にやる気が無い人じゃないと無理な気がします。(時間やお金もかかりますしね。)
高校時代は、毎日のように異性と会うことができていたことが、今では幻想のようです。
⑤勉強
僕は進学校に通っていたため、かなりの時間を勉強に費やしました。
特に大学受験の勉強は大変辛く、二度と経験したくありません。
しかし今思えば、勉強も楽しかった部分も多かったように感じます。
進学校だったため、自分と同じかそれ以上の学力を持つ層が集まっていました。
そのため、テストで勝負したり、勉強を教え合ったりと、モチベーションになったのと同時に、今思えば楽しかった部分も多かったです。
(先日TOEICを受けたのですが、自分の点数を教えられる人すら周りにいませんでした。)
よくよく考えれば、進学先は違えど、みんなが大学合格という同じ目標に向かって頑張っているという環境は、非常に貴重なものだったように思います。
「受験は団体戦」という言葉を受験期に耳がタコになるくらい聞きましたが、本当にそうだったように思います。
もし僕が全く異なる環境の高校にいたら、今の大学に受かった確率はとても低いと感じています。
①~④は当時も楽しいと感じていたことですが、この⑤だけは、今となって初めて楽しさが理解できたことだと感じています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、大学生の僕が高校時代を振り返って楽しかったこととして、以下の5つを挙げました。
➀部活動
②学校行事
③日々の学校生活
④異性が常に周りにいたこと
⑤勉強
もちろん、大学生になってからも楽しいことも多いです。
(お金が稼げる、一人旅に行ける、車が運転できる、自由な時間が多い、好きな勉強ができる、一人暮らしができる、門限がない、など)
しかし、こういったことは結局一人でもできてしまうことで、やはり多くの人がいたからこそ成り立った高校時代のことは、本当に刺激的で、かけがえのないものだったと強く感じています。
(特にコロナ禍でさらにその気持ちが強まっています。)
実はこの記事も、先ほどみた夢に高校の同級生がたくさん出てきたことから思いついて書いています。
それほど高校時代が僕の印象に残り、卒業して1年半経った今でも、鮮明に記憶に残っているのだと思います。
僕と同様に、今大学生や社会人で高校時代に戻りたい思っている人も多いと思います。
しかし、僕もどうすれば良いか分かりません。
後悔がある人は、それをかき消す方向に努力すれば良いと思うのですが、僕の場合は特に後悔はなく、ただただ時間を戻したいだけなんですよね、、、
まあ、過去には戻れないので、これからの人生で、きっと高校時代よりも楽しい時が来ると信じて、自分のできる精一杯のことをしたいと思います。
しかし、将来僕がどれだけ成功しても、どれだけお金持ちになったとしても、どれだけ幸せになったとしても、あの教室から見た夕日、しょうもないことで笑いあった日々、死ぬ気で戦った大会を忘れることは一生ないと思います。
話がまとまらず申し訳ないです。
最後までお読みいただきありがとうございました。