どうも、大学生のnashikuraです。
先日のGW、久しぶりに高校の部活の同期と後輩と一緒に遊びに行く機会がありました。
そして、高校時代の部活を思い出すきっかけになりました。
進学校に通っていた高校3年次の僕(4年前)は、引退まで部活と受験勉強の両立で苦労することが非常に多かったですが、それでも最後まで部活を辞めず、全力で取り組めたことに後悔していません。
高校3年で受験勉強のために部活を辞めてしまう人は少なくないですが、今回は「部活は最後まで全力で続けた方が後々後悔しない」ということを、主に僕の実体験をもとに書いて行こうと思います。
受験勉強と部活動の両立で苦しんでいる、辞めようかと迷っている高校生の参考になれば幸いです。
- 僕の受験と部活のエピソードを少しだけ
- 高校の部活ほどの青春は二度と無い可能性が高い
- 受験勉強は最悪なんとかなる
- 高校の部活は、その瞬間しかできない
- 浪人をした友達も、最後まで部活をやってよかったと言ってる
- まとめ
僕の受験と部活のエピソードを少しだけ
僕は高校時代は水泳部に所属しており、特別厳しい部活ではなかったものの、部員たちが協力しながら全力で活動に励む雰囲気でした。
僕も特に高2~高3の引退までにかけてはガチで部活に取り組み、関東大会出場を目標に練習していました。
しかし、水泳部は大会の日程の関係で引退が7月終わりと、他の部活と比較してもかなり遅かったです。
同じ部活の同期は、受験勉強のために高3になる前に辞めてしまった人や、高3はほとんど活動に来なくなってしまった人もいました。
将来に直結する受験勉強と、残り数カ月しかない部活。
どちらも僕の中では非常に重要で、天秤にかけることがとても難しかったです。
そしてめちゃめちゃ考えた結果、部活を続けることはもちろん絶対に活動日は毎日行くと決め、引退までは最低限の勉強はしつつ、部活に比重をかけて全力で取り組むことにしました。
勉強は、平日は学校を除いて2~3時間程度、部活のある休日は頑張って4~5時間と、こんな生活が夏休み入るまで続きました。
大学受験生としては非常に少ない勉強時間で、僕は「ほんとにこれで志望校に受かるのか?」とずっとモヤモヤしてました。
しかし、勉強をしないときは部活に捧げる、というメリハリをつけていたため、それまでより部活にも勉強にも集中できていた気がします。
結果的に、目標としていた関東大会出場はならなかったものの、引退試合では、個人で複数種目で自己ベストを更新して入賞することができ、学校としての団体入賞にも貢献することができました。
そしてこの引退試合は、僕の人生の中でダントツで一番の思い出になっています。
大学受験の方はというと、引退後の8月からはほぼ毎日10時間近く勉強しました。
(正直部活を続けている方がメリハリがあって集中できていたきがしますが(笑))
そして、第一志望校には合格できなかったものの、一応満足できるレベルの大学には現役で合格することができました。
もし、仮に部活を辞めていて第一志望校に合格できたとしても、おそらくかなりの確率で部活を辞めたことを後悔していると思います。
高校の部活ほどの青春は二度と無い可能性が高い
大学で4年間過ごした分かったことですが、高校の部活ほど青春が味わえ、仲間との絆が深まるものって、その後の人生でなかなか無いと思っています。
僕は大学で部活とサークルに所属した経験がありますが、どちらも良くも悪くの自由過ぎて、ガチな友達や仲間ができにくいです。
練習もシーズンによってあったりなかったり、入れ替わりが激しかったりと、高校と比較して圧倒的に薄い人間関係になりがちです。
そして、社会人になってからは利害関係も生まれるため、さらにそうなると思います。
高校の部活の友達は、引退してから約4年経った今でも気兼ねなく何でも話すことができ、本当に安心感があります。
高校卒業後も1年に数回は必ず同期に会い、1つ下の後輩ともお互い壁を感じず話すことができます。
約2年半しか一緒に過ごしていないですが、その期間はほぼ毎日会い、練習や大会を共に乗り越えてきた貴重な仲間以上のものは、正直今後の人生では二度と現れないと思いました。
受験勉強は最悪なんとかなる
僕のように部活動をやっている時期でも毎日コツコツ勉強していれば、引退後の追い上げでなんとかなる場合が多いです。
僕も学校の中ではテストの順位が低い方でしたが、一応中堅の国立大学理系の合格することができましたからね。
(化学では何度も学年最下位をとったことがあります(笑))
また受験勉強に関しては基本一人で行うため、高3という時期に必ずしもやる必要がないというのが僕の持論です。
親が浪人を許してくれる家庭であれば浪人の選択できますし、大学編入や再受験などはめんどくさいですが、ある程度現実的な選択肢でもあります。
高校の部活は、その瞬間しかできない
しかし受験勉強とは異なり、高校の部活はその瞬間に、そこにいる仲間としかできないものです。
同年齢の仲間、同じ志を持つ仲間、大会も基本的には高3の年齢までしか出れないものの多く、高校生だからこそできる、高校生でしかできないことが想像以上に本当に数多くあります。
僕は高校時代と同じ経験ができると思い、大学でも体育会の水泳部に入りましたが、想像していたのとは全く異なるもので、非常にがっかりしました。
高校生は、ある程度自由が利き、さらに周囲の大人も環境を用意してくれるという最高の条件で、部活動に取り組めます。
僕は大学生になってから、その重要性に気付きました。
浪人をした友達も、最後まで部活をやってよかったと言ってる
僕の高校のラグビー部は引退が10月と、水泳部よりもさらに遅かったです。
「受験の天王山」と呼ばれる夏休みでも彼らは部活漬けでした。
そして、8割の部員が現役では志望校には合格できず、浪人を選択しました。
しかし数年後会ってみると、部活を最後までやった後悔は一切残っていないと、全員が口をそろえて言っていました。
それほど、高校の部活は彼らによって大きな思い出になったのだと感動しました。
まとめ
以上より、受験勉強のためだけに、高校の部活は絶対に辞めない方がいいです。
後々後悔する可能性が高いですし、いきなり辞めると受験勉強に身が入らなくなる可能性の高いです。
勉強しなきゃ、と不安を感じることは多いと思いますが、ぜひ最後まで部活を続けてほしいです。
この記事が、大学受験や部活動の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!