どうも、大学生のnashikuraです。
今回は、僕の高校の同級生で、不思議な進路選択をした秀才たちについて紹介したいと思います。
複数の大学に合格した場合、より偏差値が高い方に入学することが一般的かと思いますが、そうではなかった人や、変わった進路に進んだ人について紹介します。
かなり面白い記事になると思いますので、ぜひ最後までお読みください!
※参考までに
僕の出身高校は神奈川県にある偏差値70くらいの公立高校で、今回の記事に登場する人たちは、2019年度に高3、2020年初めに大学入試を受けた学年です。
(現役時に最後のセンター試験の世代です。)
目次
不思議な進路選択をした秀才たち
➀横浜国立大を蹴って立教大 …A君
横浜国立大と立教大のどちらにも合格したら、神奈川県民であれば(おそらく、でなくても)ほとんどの人が横浜国立大に進学すると思います。
理系ならなおさらです。
しかしA君は、なぜか横浜国立大を蹴って立教大に進学します。
彼は、確か物理系の学科の志望で、横国もかなり余裕を持ってA判定を取り続けていました。
そして、入試も無事に合格したのですが、、
彼曰く、立教大の学科の方が自分のなりたい学問に近いことが学べる、とのことでした。
確かにその理由には納得しましたが、せっかく国立理系の勉強をずっとしてきたのに、神奈川県内の自宅からもかなり遠く、学費も倍以上する立教大に進学したのかという点には理解に苦しみました。
大は小を兼ねると言いますが、彼の場合はまさにそうでしたね。
②北海道大を蹴って早稲田大 …B君
このB君もかなり変わっていましたね。
彼は文系で、特に社会系の科目に秀でていました。
センター地理(現在の共通テスト)は満点、センター日本史も9割後半、さらにセンターの総合得点でも北海道大の総合文系を狙える位置にいました。
そして、最初に私大の入試を受けるのですが、早慶MARCHなど、彼は受けた大学学部のほとんどに合格しました。
そして、その調子で北海道大前期も受験し、合格しました。
合格発表の瞬間に一緒にいたのですが、本当に嬉しそうで、当初は彼は北海道に行く気満々でした。
しかし、数週間後に会うと、早稲田大の教育学部に進学すると聞きました。
いやいや、せっかく国公立、しかも旧帝大に受かったのに、なぜ早稲田の、しかも下位学部と言われている教育学部に進学するのかが理解できませんでした。
しかも、その大きな理由が、「入試の時に冬の北海道の寒さを知ったから」、と言うものでした。(もちろん、他にも理由はありましたが。)
いやー、こちらも不思議な進路選択でしたね。
③早稲田大を蹴って上智大 …C君
C君は英語が非常に得意で、早稲田大の国際教養学部をずっと狙っていました。
しかし、入試では運悪く失敗し、彼は早稲田の教育学部(英語系)と上智大の総合グローバル学部に合格しました。(他にも合格してたと思います。)
結局、彼は上智大の総合グローバル学部に進学しました。
僕は理系なので文系(特に私立)の学部事情については詳しくはないのですが、おそらく一般的には文系の人は大学名を最重要視する傾向があると思います。
早稲田や慶應に受かれば、他に私大とは迷わずにどちらかに進学する人がほとんどだと認識しています。
しかし彼の場合は、教育に関する英語よりも、実践的な英語を身に付けたい、といった理由からの選択だったようです。
④慶應大の指定校を蹴って東京工業大かつ慶應大の一般に合格 …D君
以前も他の記事で紹介したと思いますが、彼もまたかなりの秀才でしたね。
僕の高校では、高3の9月くらいに指定校推薦の枠が公表され、人気のある早慶の枠はすぐに埋まってしまう感じでした。
進学校は指定校推薦で大学に行く人は少ないですが、さすがに早慶レベルの枠はほとんど埋まります。
そして、評定平均が特に高い人は、担任との面談で指定校の枠を狙ってみないか、というオファーが来るみたいです。
D君は通算の評定平均が4.6/5くらいで、学年でもトップクラスの成績を持っていました。
そして、彼にも慶應理工の指定校を取らないかというオファーが行くのですが、なんと彼は断ります。
その理由は、彼は最初から指定校推薦を狙っておらず、一般で東京工業大に行きたいというものでした。
(そもそも指定校を狙っていないのに、なんでそんなに高い評定平均が出せるのかが謎ですよね(笑))
僕はこれを聞いた時、マジでかっこいいと思ったのと同時に、頭大丈夫か、とも思いました(笑)
それまでは、さすがに早慶の指定校を断る人がいないと思っていたので、衝撃でしたね。
そしてそれから約半年後、彼は第一志望の学科ではなかったものの、本当に東京工業大に受かってしまいます。
そして驚くことに、指定校を蹴った慶應理工の一般入試にも補欠合格し、結局それも後に正式な合格となりました。
いやー、ドMというか、何というか、これがマジもんの秀才なんだと思いましたね。
⑤国内医学部を受けず、海外医大へ …E君
この例はこれまでとは少し路線が違いますが、一応紹介します。
E君はもともと国内の国公立医学部志望でした。
(もうこの時点で超頭いいことが分かると思います。)
受験期にも成績がどんどん伸びていき、旧帝大の医学部にも行けると言われていたほどの成績でした。
しかし、なぜだか彼はセンター試験(現在の共通テスト)の少し前に海外の大学に行きたいと言い出し、国内大学の受験を辞めます。
そして、ヨーロッパにある医大に合格するための勉強を始めました。
(入試は、確か夏前くらいだったらしいです。)
海外の大学なので、もちろんかなりの英語力が要され、入試問題も英語以外の科目(数学・理科)もすべて英語で出題される、という感じだと言っていました。
この時点で、まず勉強のやる気が失せる人も多いかと思います。
さらに、入学後も医学部の大変な勉強に加えて、さらに現地の言葉の勉強も必要であるらしく、本当にすごいとしか言いようがないです。
結局彼はヨーロッパにある第一志望の医大(大学名は忘れました)に合格し、楽しく現地で勉強しているとのことです。
ここまで来ると、次元が違うというか、他の人と比較対象にすらならないため、特にコメントすることがないですね(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、以上の5人を紹介しましたが、そういえばこんなこともあったなー、というように記事を書いている際に色々思い出して、面白かったですね。
この記事で特に言いたいことはありませんが、強いて言うならば、大は小を兼ねるということですかね。
国公立の勉強を最初からしていれば、私立に合格することは可能ですが、その逆は大変難しいです。
また、最初から指定校推薦を狙って一般入試の勉強をしていなければ、指定校が取れなければかなりハードモードになりますが、逆にしっかりと一般入試の勉強もしていれば、指定校を取れる可能性も高まります。
このように、高校生の方は、将来の選択肢を広げるためにも、より可能性が広がる進路の勉強をすることをお勧めします。
今回の内容が何かの参考になったかどうか分かりませんが、最後までお読みいただきありがとうございました。