どうも、大学生のnashikuraです。
理系の大学生、特に大学院への進学を考えている大学生にとって、3~4年次に行われる研究室配属はその後の学生生活を左右するかなり重要なイベントとなります。
しかし多くの配属前の学生は、研究室配属がどのように行われるのか、またどういった基準で研究室が決まるのか、について知らないことが多いと思います。
実際の僕も直前までは、全くと言っていいほど分かりませんでした。
そこで今回の記事では、主に僕の実体験を基に、研究室配属の決まり方について書いて行こうと思います。
研究室配属に不安を抱えている大学生の参考になると思いますので、ぜひ最後までお読みください!
僕の大学では、希望制+成績順で決まった
まず、僕の大学学部での研究室配属のエピソードを書こうと思います。
簡単に書くと、以下のような感じでした。
・1月中旬………
学科の各教授がそれぞれの研究室を紹介する、という全体説明会に参加
・1月中旬~2月上旬………
興味のある研究室を複数箇所訪問し、教授や所属学生から詳しい話を聞いた
・2月上旬………
学科のグループLINEで第1回希望調査を実施
→配属可能人数を超えている研究室については、希望している人全員が決め方を相談した
→自分の研究室を含め、すべての研究室が成績順(3年前期までのGPA)で決めることになり、GPAが低かった人が漏れた
・2月中旬………
第1回で漏れた人について、第2回希望調査を実施
→以降は第1回同様の流れで進んだ
・2月下旬………
各担当教授に学生同士で決めた配属先予定を提出
→個人個人の4年進級が確認できたタイミングで、教授から全員の承認の連絡があった
・3月下旬~4月上旬………
正式に各研究室に配属
このような感じで、「希望制+成績順」という形で決まりました。
結果的に、成績(GPA)がかなり重要になった
教授陣は最初から最後まで学生同士で自由に決めて、というスタンスだったため、最も円満に解決する方法をみんなが探っていたと思います。
そして、最初は希望を取るが、そこで人数制限をオーバーした場合は成績順で決める、という形に落ち着いたのだと思います。
実際、今回の研究室配属を決めるのにあたり、僕の知る限りでは特に揉め事が起こったなどの情報は聞きませんでしたので、ある意味最も理想的だったのだと思いました。
つまり、成績という数字はウソをつかないため、成績順で決めるというのが最も公平かつ手っ取り早い、という結論に至ったのだと思います。
そして、僕は運よく第一志望の研究室に行くことができました。
僕の成績は中の上くらいでそこそこ自信がありましたが、蓋を開けてみると同じ研究室に配属された人の中では成績は低い方でした。
もう少し低かったら第一志望に行けなかったので、3年間それなりに勉強を頑張ってきて本当によかったと思いました。
成績上位であれば、研究室が選び放題になる可能性が高い
この記事の内容はあくまでも僕の経験からですが、おそらく多くの大学の学部学科でも、研究室配属の最終手段として成績が用いられると思います。
そのため、成績が学科内で上位であればあるほど研究室配属には有利になりやすいと言えます。
行きたい研究室がある学生は、ぜひ学科で上位1/3以上の成績を目指してください。
上位1/3の成績があれば、成績順で決まる場合、よほどのことがない限りは基本的に希望の研究室に行けると思います。
このためには、単位を落とさないことが非常に重要となります。
教養科目であっても、単位を落とすと0点となってしまい、平均GPAを大きく落としてしまうことになります。
ヤバいと思った授業でも、60点でもいいので最低限単位を取得することを絶対条件にして勉強することが良いと思います。
(僕も実際、60点ちょうどの科目がいくつかあります(笑))
最後までお読みいただき、ありがとうございました!