どうも、大学生ブロガーのnashikuraです。
今回は、現在理系の大学生である僕が実体験を基に、文理選択のきっかけ、理系学部をどのように選んだかについて書いて行こうと思います。
この記事が少しでも進路選択の参考になれば幸いです。
※この記事には、震災被害の画像が含まれています
では、早速行きましょう!
目次
はじめに (自己紹介)
まず、簡単に僕のことを紹介します。
僕は現在、地方国立大学工学部の1年生です。(2021年度に2年生になります)
まだ専門分野はほとんど勉強していませんが、土木工学系の学科に所属しています。
土木工学とは、自然災害等の社会課題の解決および環境の創造・維持発展を目的として、社会基盤を整備する工学分野です。(Wikipedia引用)
あとは、プロフィールにある通りです。
文理選択のきっかけ
最も大きなきっかけとなったのが、僕が小3の時に経験した東日本大震災です。
当時僕は神奈川県に住んでおり、東北地方に比べれば揺れはひどくなかったですが、それでも凄まじい震動でした。
その揺れは今でも鮮明に覚えており、未だに人生で経験した最も大きな地震です。
また本震後にも、度重なる余震や巨大津波、原発事故など、様々な災害が発生し、小学生ながら僕は自然の脅威を知りました。
また、多くの尊い命が失われ、国や自治体の防災対策も不十分だったということを知りました。
ここで、僕ははじめてこういった自然現象、災害、防災関連のことについて興味を持ちました。
そして、海溝型地震の後はプレートの急激な移動によって津波が発生することなどをはじめて学び、そこから自然現象が発生するメカニズムを理解することに非常に興味を持つようになりました。
これが、僕は理系に興味を持つこととなったきっかけです。
そして、いつか将来は、自然災害から人の命を守ることのできることがしたい、という、漠然とした夢が生まれました。
どのように理系学部を選んだのか
前述したように、自然現象や防災について学べることに興味があったため、そういった内容が学べる学部学科を受験しようと思いました。
しかし、理学なら物理学、化学、地球科学、地質科学、気象学など、工学なら建築学、土木工学など、農学なら水産学、林学、農業工学など、文理融合でいったら地理学、環境学など、選べる学問の幅はとても広かったです。
理系であれば、一度入ってしまうとなかなか専攻の学問を変えることが難しく、さらに就職する業界や分野に直接響くため、結構悩みました。
そこでまず、高1の時に、本当に学びたいこと、得意不得意、将来就きたい仕事を総合的に考え、地球科学に行きたいと決めました。
結局、この地球科学志望というのは、高3の途中まで続きます。
しかし、高3の夏ごろから自分は比較的物理が得意で、化学が壊滅的に苦手ということに気付きました。
地球科学は化学の要素を多く含んでいるため、自分には向いていないと感じました。
そこで、ある国公立大学の地理学系統(文系要素を少し含んだ地球科学みたいな感じ)の公募推薦を受けることにしました。
しかし、一次の筆記は受かったのですが、二次の面接で落とされ、そこで気付きました。
「俺が向いているのは、地球科学でも地理学でも無い」と。
これがターニングポイントとなり、受験期真っ只中であるにも関わらず、自分の受ける大学学部を大きく見直しました。
そこで、やっとたどり着いたのが、土木工学でした。
自分が比較的得意な物理の要素を多く持ち、就職に強く、何より自然災害や防災など、小学生の頃から学びたかったことが学べると知りました。
分かりにくいので時系列にまとめると、
理系(主に自然現象)に興味を持つ(小3)
↓
行きたい学部を地球科学にする(高1のはじめ)
↓
化学が苦手と分かり、地球科学をやめる(高3夏)
↓
地理学があると分かり、そこの公募推薦を受ける(高3秋)
↓
公募推薦に落ち、地理学が自分の本当に学びたいことじゃないと理解する(高3冬)
↓
本当に学びたいことは土木工学だとようやく気付く(高3冬)
という感じですね。
本格的に受験勉強を始めるまで、自分の得意不得意分野をはっきり知ることができなかったので、そこで結構気持ちに変化が生まれました。
公募推薦に落ちていなかったら土木工学とは出会えなかったので、落としてくれた大学には今ではとても感謝しています(笑)
最後に(アドバイス)
特に理系は、自分の興味がない分野に進んだ場合、モチベーションが保てなかったりして結構苦しいということを良く聞きます。
そのため、受験する時点に良く考えて、本当に自分が学びたい学問を見つけることが重要だと思います。
文系もだと思いますが、特に理系は大学名にとらわれずに、多少ランクを落としてでも自分に行きたい学部学科がある大学に進学することをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。