どうも、大学生のnashikuraです。
大学入試もそろそろ後半戦を迎え、合格をもらった人もどんどん増えてきていることだと思います。
そして、大学入学後は、アルバイトをしようと思っている人も大勢いるはずです。
そこで今回は、これから新たにアルバイトを始めようと思っている人に向け、僕が実際にやってみたアルバイトで、きつかったものトップ5を紹介したいと思います。
今後のアルバイトの選択などの参考になれば幸いです。
※この記事で書く内容のものは、あくまでも僕が体験したものであり、すべてに当てはまるものではないことはご承知おきください。
目次
きつかったアルバイトランキング
第5位………コンサートのイベントスタッフ
第5位は、コンサート(ライブ)のイベントスタッフです。
きつかった点としては、
・とにかく拘束時間が長い
・働くポジションが選べない
という2点です。
とにかく拘束時間が長い、ということに関しては、休日のライブは昼前や夕方に行われることが多いですが、スタッフは朝から晩まで仕事があり、バイトも同じだということです。
僕の場合は、朝8時集合から夜9~10時くらいまでの拘束時間で、13時間くらいは何かしら働いていました。
また、コロナ禍の中で消毒やお客さんの整理などの仕事も加わり、休憩も合計で45分ほどしか取れず、せっかく弁当を2つ支給されたのに食べる時間がほとんどありませんでした。
働くポジションが選べない、というのは、仕事をする立ち位置を選べない、ということです。
ライブが行われる会場は非常に大きいため、ステージの手前の位置もあれば、屋外に飛ばされる可能性もあります。
僕がバイトをしたライブでは、運よくステージ手前の位置を担当したのですが、気温が高く、さらに巨大なスピーカーが目の前にあったたため、スーツを着てしゃがんで仕事をしていたことも相まって、本当に劣悪な環境でした。
公演中はもちろんその場からは動けないため(トイレも行けない)、自由がなかったという点も辛かったですね。
コンサートのイベントスタッフについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください↓
第4位………イベントの設営撤去
第4位もイベント関係で、設営撤去のバイトですね。
これのきつかった点は
・ザ・肉体労働だった
ということです。
イベントの設営撤去は、コンサートやライブ等のイベントの開始前や終了後に、セット組み立て、もしくは解体する仕事です。
こういったイベントのセットは想像以上に大きく、設営だけで数日かかることも全然あります。
工事現場を想像してもらえば分かると思いますが、まさにあんな感じですね。
僕がバイトした現場もそうでしたが、最初にヘルメットと手袋を装着し、ざっくりとした説明をされた後、いきなり現場に放り出されます。
もちろん、バイトのほとんどは初めてなので、右も左も分かりません。
とにかく、班長(バイト数人のグループをまとめている人)や社員の人の指示に従い、
「バイト君、あれもってきて!」
「ここ3人のバイト君たちでこの機材あっちにもってって!」
などなど、悪く言えばこき使われました。
また、危険な現場でもあるので、時より怒号も聞こえたりします。
しかし、一番きつかったのが、やはり体力面ですね。
機材もほとんどは重いですし、足場を組む鉄骨なども運んだりしました。
スピードも求められ、移動も基本的に小走りでした。
勤務時間は5~6時間ほどでしたが、終わった時間が深夜1時過ぎだったこともあり、本当にクタクタでしたね。
このバイトをした以来、建設現場で働く方々を本当に尊敬するようになりました。
僕はたった数時間で疲れ切っていたのに、彼らは毎日のように現場作業に従事していますからね。
いつもお仕事お疲れ様です。
第3位………初詣の参拝者整理
第3位は、初詣の参拝者整理です。
これは、
・とにかく寒かった
という点に尽きます。
初詣の参拝者整理は、初詣で混雑する神社などで、参拝者が混乱しないように列を作ったり、メガホンで注意を呼び掛けたりするもので、後は案内などの仕事もありました。(雪かきも少ししました。)
しかし、実際は8~9割くらいの時間はただ立っているだけでしたね。
もちろん屋外での仕事でしたので、もう本当に寒かったです。
正月の真冬ですし、僕が勤務した場所は雪も降っていて風も強かったので、いくら防寒対策をしようと、寒さがしのげませんでした。
仕事内容は、本当に誰でも簡単にできるようなものでラクでしたが、寒さがマジできつかったですね。
警備員や交通整理の仕事は簡単そうに見えますが、実は天候の影響をモロに受ける仕事で、真夏や真冬にいかに大変なのかが身に染みて分かりました。
第2位………工場の単純作業
第2位は、工場での単純作業のバイトです。
仕事内容としては、ラインに流れて来る商品の箱(ティッシュの箱より一回り大きいくらい)を、配送地ごとに2つに分け、大きなカートの上に積み重ねて仕分けをする、という感じのものでした。
きつかった点は、
・プレッシャーが半端ない
・体勢が辛い
という2点です。
プレッシャーが半端ない、というのは、しっかりと仕事をこなさなければ、生産ラインを止めてしまう、ということでした。
実際、箱が流れて来るスピードはとても速く、ちょっとでもミスをしたり、少しでも気が抜けていたしたら、どんどん箱が溜まっていき、すぐに「ピーピー」という音が鳴って、ラインは止まりました。
単発でのバイトでしたので、仕事をしっかり覚える間もなくいきなり現場に放り出されたので、最初の方は何度もラインを止めてしまい、上流にいる人に嫌な顔をされましたね。
2つ目は、体勢が辛かったという点ですね。
ラインから箱を取るのには中腰の体勢でした。
それを約4時間続けたので、途中は本当に死にそうなほど腰が痛くなりました。
なんとかうまく体勢を調整しながら仕事をこなしましたが、それでも次の日も腰が痛いほどでしたね。
よく、工場で働いている人は「底辺」などとバカにされがちですが、このバイトを通じて彼らの見る目が変わりましたね。
工場で働いている人こそ、決してラクだとは言えない仕事で、日本の物流の根幹をなしいるのだと身をもって理解しました。
彼らの待遇が改善されることを切に願っています。
第1位………引っ越し
第1位は、ダントツで引っ越しです。
きつかった点は、
・体力面
・メンタル
と、肉体的にも精神的にもかなりきつかったです。
体力面としては、みなさんもご存じのように、多くの荷物を短時間で運ばなければならず、トラックでの移動時間以外は休憩がありませんでした。
エレベーターの無い団地の4階の部屋まで階段で何十往復したり、とても重い荷物が入った箱を3つ同時に運んだりと、体力に自信があった僕でも相当しんだかったです。
しかし、体力面よりも精神面の方がきつかったように思います。
運ぶ荷物はすべてお客さんのものなので、もちろん全部取り扱い注意です。
何が何でもに落としてはいけませんし、建物の壁や部屋の床なども絶対に傷つけてはいけません。
このプレッシャーが、想像の何倍もつらかったですね。
さらに、社員の人からも急ぐように常に言われ、スピードと慎重さを両立することが本当に難しかったですね。
この引っ越しバイトについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください↓
僕はこの引っ越しバイトが僕の人生初バイトだったこともあり、皮肉にもこのきついバイトのおかげで社会の洗礼を受けられたような気がします。
それまでの社会を何も知らないクズ大学生からは、間違えなく大きく成長できました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事では、僕が今までに経験したアルバイトの中で、きつかったものトップ5を紹介しました。
第5位………コンサートのイベントスタッフ
第4位………イベントの設営撤去
第3位………初詣の参拝者整理
第2位………工場の単純作業
第1位………引っ越し
これらのバイトは、正直もう二度とやりたくないですが、一度でも経験できたことは本当に良かったと思っています。
上でも少し紹介しましたが、これらすべてのバイトにおいて、必ず新たな発見ができましたし、社会についてもより深く知ることができました。
世間一般でよく見下されるような仕事であっても、やってみると想像の何倍もきつく、これからの人生で絶対に自分は他人の職業を見下すことはないと思います。
また、こうして様々な大変な仕事を経験したことで、特に(経済的に)大きな苦労をすることなく国立大学に行き、将来は高確率で比較的待遇の良い仕事を選べる立場にある自分が、とても恵まれていると実感できました。
この記事を読んでいる大学生やこれから大学生になる方で、もしこのようなアルバイトに少しでも興味があれば、ぜひ一度は経験しておくと良いと思います。
社会に対する理解が深まりますし、物事をより広い視点で見ることができるようになり、もっと先の将来に間違えなく役立つと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。