【21歳男】恋愛・交際経験がないことがデメリットに感じてきた話【実体験】
どうも、大学生のnashikuraです。
突然ですが、大学生の皆さん、恋愛してますか??
僕はというと、全くしてないどころか、人生で一度も誰かと交際した経験がないです。
そして最近感じることが、年齢の上昇とともに、恋愛経験がない人が少数派になりつつある点です。(当たり前かもしれませんが。)
高校生までは、少なくとも僕の周囲で恋人がいる、もしくはいたことある人は1割いないくらいでした。
そして、大学1~2年次はコロナ禍だったこともあり、周囲もほとんど変わっていない状態でした。
しかし、大学4年になってから周囲と話していると、僕のような交際経験がない人がいきなり少数派になっていることに気づき始めました。
大学の同期や研究室の先輩、高校の同期や後輩と話を聞いていても、大多数が交際経験があることを知りました。
今回の記事では、恋愛・交際経験がないと感じるデメリットや、僕が今後交際をしたいと考えているのかどうか、などについて書いていこうと思います。
交際経験がなくて感じるデメリット
①周囲と話が合わせにくくなる
友達と遊びに行ったりすると、必ず一度は恋愛の話になることがほとんどです。
「彼女いるの?」「彼女との調子はどう?」「写真みせてよ?」など、男だけの集まりではこういった話が必ず一度や二度はあります。
こういった時、現在交際していないと話に乗っていけないです。
ましてや交際経験が0の場合は、過去の話を持ち出すこともできないため、ただ話を聞いているだけの人になりがちです。
僕は友達と一緒の空間にいるだけで楽しいのでいいですが、やはり少しは参加したい気持ちはあります。
恋愛の話をしているときだけ、まるで出身校でない学校の同窓会に参加しているかのような気持ちになりますね(笑)
②気まずくなることがある、今後も増える可能性高い
①は腹を割って何でも話せる仲の良い友達の話ですが、特別仲良くない人となった場合には話は変わってきます。
例えば、サークルの先輩後輩、研究室の同期や先輩などと話すときには、交際経験が0ということは少し隠したい気持ちがあります。
高校生までは交際経験がない人はマジョリティだったため堂々と言えましたが、今現在は少し抵抗があります。
大学生は恋愛するもの、という共通認識がどこかにあるため、特に相手との関係が浅い場合は「この人ちょっと変わってるのかな」とか思われる可能性もあるのが怖いですね。
(自分でいうのもなんですが、友人などからは顔は上の中~中の上と言われることが多いので、その顔で彼女いたことないのは「性格に難あり」と判断される点が怖いです)
さらに、今後社会人になった後はさらにこの傾向が続く可能性が高くなるとも思います。
③女性とまともに話せない
正直、これが最大のデメリットだと思います。
僕は女兄弟もおらず、理系かつスポーツばかりやってきたので、現在までの人生は常に女性の少ない環境で育ってきました。
そのため、女性との接し方が未だによくわかりません。
同性であれば、会話の中でどこまで踏み込んでよいかや、ネタの種類なども分かり、スムーズにコミュニケーションが取れます。(友達からもユーモアがあるとよく言われます)
しかし異性になった途端、同性同士の会話は果たして通じるのか、うけるのか、と不安になってしまい、結局無難でつまらない会話になってしまいます。
また、女性には男性が触れてほしくない内容の会話もあると思うので、そこで絶対に地雷を踏みたくないという思いもあります。
事務的な会話は問題なくできるので大丈夫ですが、それ以上の会話はなかなか厳しいのが現在の僕です、
そのため、僕には女友達と呼べるような人は一人もいないです。
さすがにこの年齢にもなって異性と仲良くなることすらできないのは、自分でも本気で治したいと思っています。
そして、これは場数を踏めば慣れるとは分かっているのですが、相手が人間である以上、その人の貴重な時間を奪って自分の練習に使うと考えると、申し訳なくなって何もできないのが現状です。
交際は、経験としては一度してみたい
上に書いた①~③のデメリットを解消するためには、一度でも交際することが一番手っ取り早い気がします。
パートナーと相思相愛になるのはどんな感じなのか、についても好奇心ではありますが興味がありますしね。
ただ、「経験として」と言ってる時点でもうアウトな気がするんですよね。
例えば、スキーやったことないから経験したい、という場合なら、数万円払って数日間冬に山に行けばよいですし、別に一人でもできます。
しかし、交際となると話は別で、相手も一人の人間です。
相手には相手の生活がありますし、「交際を経験したい」だけの男とは絶対に付き合いたくないと思うんですよ。
しかも女性の若い頃は非常に貴重と言われており、仮に1年間交際した後に破局した場合、僕はその女性の貴重な1年間を奪ったことになります。
別に自分の1年が奪われるならいいですが、別の一人の人間に貴重な時間を奪うことは、どうしても僕にはできないですね。
失恋が辛すぎる問題
僕は交際経験こそないものの、高校生の頃に失恋した経験はあります。
よくあるパターンでしたが、同じ高校の同級生で1年以上片思いをしていましたが、色々あって付き合えず、失恋しました。
この時の失恋は、僕の人生でトップ3くらいの衝撃的な出来事でしたね。
「心に穴が開く」ってこんな気持ちのことか、と感じた記憶があります。
それまでなんとなく聴いていた失恋ソングの気持ちが痛いほど理解できました。
しかしこの失恋というのは、交際していない段階で、しかも僕がほぼ一方的に抱いていた気持ちです。
ここで、真剣に交際していたにも関わらず別れることになった場合、この何倍も苦しいのだろうか、と非常に怖くなりました。
「今まで一緒にいた人がある日からいなくなる」というものは、想像を絶すると思います。
もちろん、別れる前提で交際する人はいないと思いますが、結婚して一生一緒にいない限り、絶対にその瞬間は訪れます。
この失恋という感情を二度と味わいたくないがために交際したくない、という気持ちもあります。
結婚願望はない
これはなぜだか分かりませんが、僕は結婚願望が全くなく、というか一度も持ったことがないです。
子供も欲しくないですし、一人の時間が大好きなので、そもそも結婚に向いてないかもしれないです。
また、1人暮らしを始めてから一度も誰かと一緒に住みたいと思ったことがないですね。
好きな時間に就寝・食事ができますし、音楽・電話なども大音量でできますし、最高ですね。
結婚したら必然的に相手を一緒に住むことになると思いますが、どんなに好きで素晴らしい相手でも、僕には絶対に耐えられる気がしないですね。
結婚とはいえ全く異なる環境で育った他人同士なので、お互いに譲歩することが必要となりますが、かなりの確率で争いが起こってしまうと思います。
僕の人間性の問題もあると思いますが(笑)
好きな人は、たまに会うからこそ貴重な時間が過ごせると考えていますので、別居婚とかなら全然可能だとは思いますね。
(しかし、現実的には難しいですし、相手が了承してくれるとも限らないですが。)
まとめ
以上、僕の実体験から交際経験がないデメリットや、交際することに対する気持ちを書いてきました。
交際経験がなくて感じるデメリット
①周囲と話が合わせにくくなる
②気まずくなることがある、今後も増える可能性高い
③女性とまともに話せない
交際は、経験としては一度してみたい
失恋が辛すぎる問題
結婚願望はない
昨今、「若者の恋愛離れ」が叫ばれていますが、この記事を一若者の意見として捉えていただきれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
【大学受験と部活】高校の部活は絶対に辞めない方がいいという話【実体験】
どうも、大学生のnashikuraです。
先日のGW、久しぶりに高校の部活の同期と後輩と一緒に遊びに行く機会がありました。
そして、高校時代の部活を思い出すきっかけになりました。
進学校に通っていた高校3年次の僕(4年前)は、引退まで部活と受験勉強の両立で苦労することが非常に多かったですが、それでも最後まで部活を辞めず、全力で取り組めたことに後悔していません。
高校3年で受験勉強のために部活を辞めてしまう人は少なくないですが、今回は「部活は最後まで全力で続けた方が後々後悔しない」ということを、主に僕の実体験をもとに書いて行こうと思います。
受験勉強と部活動の両立で苦しんでいる、辞めようかと迷っている高校生の参考になれば幸いです。
- 僕の受験と部活のエピソードを少しだけ
- 高校の部活ほどの青春は二度と無い可能性が高い
- 受験勉強は最悪なんとかなる
- 高校の部活は、その瞬間しかできない
- 浪人をした友達も、最後まで部活をやってよかったと言ってる
- まとめ
僕の受験と部活のエピソードを少しだけ
僕は高校時代は水泳部に所属しており、特別厳しい部活ではなかったものの、部員たちが協力しながら全力で活動に励む雰囲気でした。
僕も特に高2~高3の引退までにかけてはガチで部活に取り組み、関東大会出場を目標に練習していました。
しかし、水泳部は大会の日程の関係で引退が7月終わりと、他の部活と比較してもかなり遅かったです。
同じ部活の同期は、受験勉強のために高3になる前に辞めてしまった人や、高3はほとんど活動に来なくなってしまった人もいました。
将来に直結する受験勉強と、残り数カ月しかない部活。
どちらも僕の中では非常に重要で、天秤にかけることがとても難しかったです。
そしてめちゃめちゃ考えた結果、部活を続けることはもちろん絶対に活動日は毎日行くと決め、引退までは最低限の勉強はしつつ、部活に比重をかけて全力で取り組むことにしました。
勉強は、平日は学校を除いて2~3時間程度、部活のある休日は頑張って4~5時間と、こんな生活が夏休み入るまで続きました。
大学受験生としては非常に少ない勉強時間で、僕は「ほんとにこれで志望校に受かるのか?」とずっとモヤモヤしてました。
しかし、勉強をしないときは部活に捧げる、というメリハリをつけていたため、それまでより部活にも勉強にも集中できていた気がします。
結果的に、目標としていた関東大会出場はならなかったものの、引退試合では、個人で複数種目で自己ベストを更新して入賞することができ、学校としての団体入賞にも貢献することができました。
そしてこの引退試合は、僕の人生の中でダントツで一番の思い出になっています。
大学受験の方はというと、引退後の8月からはほぼ毎日10時間近く勉強しました。
(正直部活を続けている方がメリハリがあって集中できていたきがしますが(笑))
そして、第一志望校には合格できなかったものの、一応満足できるレベルの大学には現役で合格することができました。
もし、仮に部活を辞めていて第一志望校に合格できたとしても、おそらくかなりの確率で部活を辞めたことを後悔していると思います。
高校の部活ほどの青春は二度と無い可能性が高い
大学で4年間過ごした分かったことですが、高校の部活ほど青春が味わえ、仲間との絆が深まるものって、その後の人生でなかなか無いと思っています。
僕は大学で部活とサークルに所属した経験がありますが、どちらも良くも悪くの自由過ぎて、ガチな友達や仲間ができにくいです。
練習もシーズンによってあったりなかったり、入れ替わりが激しかったりと、高校と比較して圧倒的に薄い人間関係になりがちです。
そして、社会人になってからは利害関係も生まれるため、さらにそうなると思います。
高校の部活の友達は、引退してから約4年経った今でも気兼ねなく何でも話すことができ、本当に安心感があります。
高校卒業後も1年に数回は必ず同期に会い、1つ下の後輩ともお互い壁を感じず話すことができます。
約2年半しか一緒に過ごしていないですが、その期間はほぼ毎日会い、練習や大会を共に乗り越えてきた貴重な仲間以上のものは、正直今後の人生では二度と現れないと思いました。
受験勉強は最悪なんとかなる
僕のように部活動をやっている時期でも毎日コツコツ勉強していれば、引退後の追い上げでなんとかなる場合が多いです。
僕も学校の中ではテストの順位が低い方でしたが、一応中堅の国立大学理系の合格することができましたからね。
(化学では何度も学年最下位をとったことがあります(笑))
また受験勉強に関しては基本一人で行うため、高3という時期に必ずしもやる必要がないというのが僕の持論です。
親が浪人を許してくれる家庭であれば浪人の選択できますし、大学編入や再受験などはめんどくさいですが、ある程度現実的な選択肢でもあります。
高校の部活は、その瞬間しかできない
しかし受験勉強とは異なり、高校の部活はその瞬間に、そこにいる仲間としかできないものです。
同年齢の仲間、同じ志を持つ仲間、大会も基本的には高3の年齢までしか出れないものの多く、高校生だからこそできる、高校生でしかできないことが想像以上に本当に数多くあります。
僕は高校時代と同じ経験ができると思い、大学でも体育会の水泳部に入りましたが、想像していたのとは全く異なるもので、非常にがっかりしました。
高校生は、ある程度自由が利き、さらに周囲の大人も環境を用意してくれるという最高の条件で、部活動に取り組めます。
僕は大学生になってから、その重要性に気付きました。
浪人をした友達も、最後まで部活をやってよかったと言ってる
僕の高校のラグビー部は引退が10月と、水泳部よりもさらに遅かったです。
「受験の天王山」と呼ばれる夏休みでも彼らは部活漬けでした。
そして、8割の部員が現役では志望校には合格できず、浪人を選択しました。
しかし数年後会ってみると、部活を最後までやった後悔は一切残っていないと、全員が口をそろえて言っていました。
それほど、高校の部活は彼らによって大きな思い出になったのだと感動しました。
まとめ
以上より、受験勉強のためだけに、高校の部活は絶対に辞めない方がいいです。
後々後悔する可能性が高いですし、いきなり辞めると受験勉強に身が入らなくなる可能性の高いです。
勉強しなきゃ、と不安を感じることは多いと思いますが、ぜひ最後まで部活を続けてほしいです。
この記事が、大学受験や部活動の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
【学部卒】国立大理系の僕が、大学院進学を選ばなかった理由【院進】【理系就活】
どうも、大学生のnashikuraです。
世間一般では、理系大学生のほとんどが大学院の修士課程に進学する、と思われている風潮があります。
実際、旧帝大や上位国立大、上位私立大の理系の大学院(修士課程)進学率はほとんどが5割を超えており、中には9割近い大学もあります。
しかし、そういった大学に所属している理系の学生でも、大学院進学を選択しない人も意外と多くいます。
僕も中堅レベルの国立大の工学部に所属していますが、大学院進学ではなく、学部卒で就職することを選択しました。(工学部全体の院進学率は6~7割程度)
学業不振や大学院試験に落ちたなどという理由ではなく、どちらの進路も非常に悩み、総合的に判断して決断をしました。
そこで今回は、そんな僕がなぜ大学院進学ではなく就職を選択をしたのか、について書いていこうと思います。
※この記事は僕が大学院進学を選ばなかった理由を紹介するものであり、多くの主観的な意見が含まれていますので、ご了承ください。
※また、決して大学院をディスっている訳でなく、大学院進学が当たり前だと考えている人に向けて、大学院以外の選択肢もあるよ、とメリットをお伝えしているつもりです。
大学院進学か就職かで迷っている大学生の参考になると思いますので、ぜひ最後までお読みください!
大学院進学ではなく就職を選択をした理由
➀就職したい業界・職種が学部卒でも採用していることを知ったから
意外に思うかもしれませんが、大学院(修士課程)に進学する学生で「ガチガチに研究をして将来は研究者になりたい」という人はかなりの少数派です。
実際は、「就職活動において有利になるから」という理由で進学する人が大多数です。(少なくとも僕も周りや聞いている話です)
僕の場合も、就職に有利になるからという理由で、大学入学時点では大学院進学をしようかと思っていました。
しかし、大学3年から業界・企業研究を行ったり、企業の説明会やインターンシップ等に参加したりする中で、自分の就職したい業界では学部卒・院卒をほとんど差別せずに採用していることを知りました。(一応理系の業界・職種です)
このことから、別に研究者にならないなら、わざわざ大学院に行ってから就活をするのではなく、学部のうちから就活をしようと考えました。
仮に上手くいかなくても、大学院に進学して再チャレンジすることも不可能ではないですしね。
②自分が研究に向いていないことが分かったから
今思えば少し恥ずかしいですが、僕が小~高校の途中までの将来の夢は、研究者になることでした。
実際に、小学校の卒業アルバムにもそう書いた記憶があります。
しかし、大学入学後の経験やそれまでの自分を見直していった結果、自分は圧倒的に研究に向いていないことが分かりました。
まず、そもそも小学生や中学生の時ですら、理科の実験の授業が好きではありませんでした。
なぜかは今でのよくわかりませんでしたが、理科では座学の授業の方が好きでしたし、算数・数学でゴリゴリ計算をしている方が楽しかったのを覚えています。
また、大学の学部生がやる学生実験でも、実験がなかなかうまくいかずに何度も19:00過ぎまで残されることがあり(本来なら16:00過ぎに終わる授業で)、これでアルバイトを入れられなかったり、サークルに行けなかったりするのは本当に嫌でした。
また、大量の実験レポートを課されることが多く、その学生実験が行われていた約2か月間はまさに地獄のようでした。
起きている時間のほとんどずっとレポートを書いたり、実験班で相談しあったりと、その期間はその実験一色の思い出しかないです。
大学院に行けば、多少波はあれど約2年間ずっとその状態が続くのだと理解し、震えました。
研究室によっては、文字通り朝から晩まで研究室に籠る必要があり、とても自分には耐えられるような環境ではないと思いました。
しかも、無給という点も気に食わず、「それなら多少ブラックな会社で働いている方がよくないか?」と僕は思いました。
研究が好き、やりたい、という人にとってみれば大学院は天国のような環境だと思いますが、僕にはその気持ちがありませんでしたね。
③これ以上大学に所属したくないと感じたから
これは完全に僕の主観にはなりますが、それまでの大学生活があまり楽しくなかったから、というのもあります。(コロナ禍が主な原因ですね)
・大学1年次(2020)………対面授業0、サークル・部活もほぼ0 ←初めての1人暮らしで信じられないくらい孤独(1年間で対面でまともに会話した人は両手に収まるほど)
・大学2年次(2021)………対面授業1~2割くらい、サークル部活は始動したものの、度重なる緊急事態宣言で数カ月スパンで活動休止になったりならなかったり ←友達と会えば常にコロナのリスクが付きまとい、遊んでも思いっきり楽しめなかった
・大学3年次(2022)はほとんどが対面授業で、サークル部活もほぼフルでできたが、気付いたら就活生になっており、インターンシップ等で忙しくなった
・大学4年(2023) ←現在
コロナ禍によって、想像していたのと真逆の大学生活を送ってきた僕は、大学生である自分のことがとても嫌いになりました。
間違いなく人生で一番孤独な期間で、そして無駄な時間を本当に多く過ごしました。
大学1~3年で最も思い出に残ったのは大3の夏に参加したインターンシップで、仕事をする大変さを実感したものの、新たなことを多く学べてとても面白かったです。
それ以外にも、様々なアルバイトを経験して社会の役に立っていることを感じられた瞬間が一番充実していました。
大学内での思い出は数え切れるほどで、学科でもサークルでも友人には恵まれましたが、どうしてもコロナ禍からの就活で、限定的な付き合いになってしまったと思っています。
長くなってしまいましたが、こういった状況もあり、大学院に行きたいという感情は徐々に薄れていきました。
2023年はコロナも落ち着き、大学院に行けばまた新たなスタートが切れるのでは、という意見もあると思います。
しかし、次の2年間も孤独で無駄な時間を過ごしてしまうのではないかという恐怖があります。
実際、サークルの大半の友人は卒業してしましますし、人間関係の研究室とバイトだけでさらに限定的になってしまします。
社会人となれば、孤独で無駄だと思うような時間は強制的に無くなりますので、そういった点から大学院よりも社会人になりたいという想いがあります。
④早くお金を稼いで自立したかったから
僕は一人っ子ということもあり、さらに国立大学ということもあり、大学の学費は奨学金無しで全て親に出してもらっています。(感謝してもしきれません)
今ではこれがどれだけ恵まれていることなのかを実感していますが、高校~大学入学直後まではこれが当たり前だと思っていました。
僕は神奈川県の公立進学校出身ということもあり、大学に行くというのは当たり前の環境で育ちました。
高校の同期もほぼ全員が大学に進学しており、学費も大多数の人が親に全額出してもらっていると聞いています。(都内私立や医学部などでも)
しかし、僕は大学は地方の国立大学に進学したこともあり、首都圏とは学費の事情が異なることを知りました。
周囲の学生は、約半数が奨学金やバイト代、またはその両方で学費をやりくりしていることを知り、最初はそれが衝撃的でした。
そして、自分でアルバイトやこのブログ等でお金を稼いでみる経験をしてみると想像していた何倍も大変で、そういった学生を尊敬するようになったのと同時に、親をその何倍も尊敬するようになりました。
自分たちの生活費に加えて、子供一人の生活費+学費を何年も払い続けられるなんて、神だと思っています。
(将来の自分にはできるかどうか分からないです)
そんな親に早いうちに親孝行がしたいと考え、就職をしたいと思いました。
両親からは、「理系なんだから大学院行けば」と帰省するたびに言われ、お金のことも心配しないようにも言われます。(両親ともに文系)
しかし、それほど行きたくもない大学院のために親がお金を出させるなんて、僕の良心が許さないです。
具体的にどんな親孝行をしたいかはまだ分からないですが、まずは「就職して自立する」ことが自分にできる最善なことだと思いました。
⑤社会で通用するスキルを身に付けたかったから
社会人になると、辛いことも非常に多いと聞きますが、その分得られるものも多いと思います。
社会人としてのビジネスマナーや立ち振る舞いはもちろん、就職した業界の専門知識や資格、そして何より経験を積めます。
個人的な意見ですが、20代前半をずっと研究室で過ごしているよりは、社会に出て経験を積む方が圧倒的に成長でき、人生が豊かになると思っています。
(もちろん学会発表や現場に行く機会もあると思いますが、どうしても9割くらいは研究室内で完結してしまうことになる人が多いでしょう)
また、僕は現時点ではストレートで卒業予定なので22歳で新社会人になる予定ですが、24歳以降でなるのとでは、個人的には結構異なると思います。
仮に会社が合わないと思って転職を思い立った場合、学部卒の場合は入社後4年目では25~26歳となり、一応3年間働いた状態で第二新卒として異業界にも転職できる可能性が高くなります。
しかし、院卒だと27~28歳になってしまい、異業界は少し厳しくなってしまう可能性が高くなります。
公務員に転職する場合も、国家公務員や多くの自治体は30歳という年齢制限を設けており、ギリギリになってしまいます。
院卒で就職活動を成功させた場合でも、どうしても会社や職種に合わないという可能性は少なからずあり、そういった場合の進路変更が難しくなることが分かったことで、学部卒の方がメリットがあると僕は考えました。
まとめ
この記事では大学院進学ではなく就職を選択をした理由として、以下の5つを紹介しました。
➀就職したい業界・企業が学部卒でも採用していることを知った
②自分に研究に向いていないことが分かった
③これ以上大学に所属したくないと感じた
④早くお金を稼いで自立したかった
⑤社会で通用するスキルを身に付けたかった
大学院進学か就職かで悩んでいる学生は、ぜひ自分のやりたいことや将来的な進路なども考慮しながら真剣に考え、後悔のない選択をしてほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
【人生を左右する】理系受験生の学部学科選びはめちゃくちゃ重要だという話【大学受験】【実体験】
どうも、大学生のnashikuraです。
大学を受験する受験生にとって、特に理系の場合は、大学選びと同じくらいかそれ以上に学部学科選びが重要になります。
誇張無しで、その後の人生を左右する選択になる人が多いです。
今回の記事では、主に僕の実体験から、学部学科選びはめちゃくちゃ重要である理由を書いて行こうと思います。
理系の受験生にとって進路選択の参考になると思いますので、ぜひ最後までお読みください!
理系の学部学科選びが重要な理由
大学での勉強のモチベーションを左右する
当たり前かもしれませんが、大学は高校より上位の高等教育機関ですので、高校よりも勉強内容の難易度が上がります。
特に理系の場合は、大学の偏差値に関わらず、基本的にどこでも内容は難しいです。
そして、学問に興味がないと本当に詰みます。
理系は、真面目に勉強していても単位を落とす人も少なからずおり、学業不振による留年や退学も文系よりも多いです。
日々の課題や定期試験も一筋縄ではいかないことが多く、根気や粘り強さが求められます。
学問に興味があっても辛いと感じている人が多いため、学問に興味がない人にとっては地獄そのものだと思います。
そして、大学院進学を考えている場合はさらに注意が必要です。
学部時代に配属された研究室にそのまま院進学するのは比較的簡単で、最小限の労力で行けますが、それ以外の院進となるとなかなか難しいです。
頑張れば大学院から異なる専攻にすることは可能ですが、院試の受験科目が異なるために1からそれらを勉強する必要があり、なかなか難しいのが実態です。
就職活動のやりやすさを大きく左右する
文系は基本的に大学での専門と就職先の関連性は低いですが、理系は大学で学んだことが就職に直結する場合が多いです。
そのため、理系で専門分野に直結する企業であれば、大学での勉強・研究をしっかりと行っていれば、比較的内定はもらいやすい傾向にあります。
しかし、理系の専門外の企業や、文系学生と同様に事務系や営業系で就職活動をする場合、かなり大変になります。
一から業界・企業研究をする必要があり、不可能ではないが結構厳しいです。
特に、3~4年次にほとんど授業がない文系の学生と同じ土俵で就活を行う場合は、時間的に圧倒的に不利になります。
学部によりますが、理系は3年次は専門科目の単位に追われ、4年次から基本的に毎日研究室に行く必要があるため、大学での勉強と両立しながらの就活はかなり難しいです。
大学院に進学して学校推薦を希望する場合も、推薦企業のほとんどが専門分野と関連性の深い企業であるため、それ以外に行きたい場合は自分で就活をするしかないです。
修士論文は学士論文よりも数倍大変と言われているため、大学院での研究と両立するしながら就活を行うのはなお大変となります。
今後の人生に少なからず影響する
理系の場合、大学(+大学院)の期間で学ぶことは非常に貴重で、場合によってはカリキュラムに含まれる授業や実習を受けるだけで資格を取得できる場合も多いです。
そのため、新卒での専門分野での就職活動では評価されるますが、その一方で専門外の分野にいきなり行くのは不可能に近いのが現状です。
例えば、土木工学を学んでいる僕が、電気系が主であるNTTに就職することはほぼ無理です。(←理系の場合は募集要項に大学の学部学科が指定されていることがほとんどなため)
そして、土木業界に就職した僕が、転職で異業界・異職種であるNTTに行くことは、まず不可能となります。
一つの学部学科を選択した場合、それ以外の専門は捨てるのと同様の意味を持つので、理系の場合は学部学科選びに慎重になった方が良いです。
10代で判断するにはなかなか難しい部分があるかもしれませんが、今後の人生を考える良い機会ですので、慎重に選択をするべきだと思います。
大学入学後にどうしても学びたいことを変えたい場合、大学編入や大学院から専攻を変える、仮面浪人などをすることは不可能ではないが、かなりめんどくさく、労力が伴います。
まとめ・アドバイス
今回の記事では、理系の学部学科選びが重要な理由として以下の3つを紹介しました。
➀大学での勉強のモチベーションを左右する
②就職活動をやりやすさを左右する
③今後の人生に少なからず影響する
理系の大学受験生には、今一度行きたい学部学科を本気で考えて欲しいです。
自分が実際に就職活動を行って就職した後のことを真面目に考え、もっともらしい選択をしてほしいです。
日本ではほとんどの大学の一般入試には面接試験がない分、こういったことが疎かになりやすいと僕は考えています。
大学に合格することはもちろん重要ですが、受験勉強に集中していると、大学入学後については盲目的になりがちです。
実際に僕もそうでした。
「とにかく志望校に受ければ学部学科なんてどこでもいいや」なんて考えている時期もありましたが、今思えば非常に危険な考えです。
特に理系の場合、行きたい学部学科があるのであれば、志望校をワンランク下げてでもそこに確実に行くべきだと僕は思っています。
受験勉強の息抜きとして、大学のオープンキャンパスに参加して学生の話を聞いてみたろ、各大学の学部学科のホームページ等のカリキュラムや過去の学生の就職先を調べてみるのもいいと思います。
また、理系に行きたいけど受験する時点で何を学びたいか明確に決まっていない人は、いわゆる”進振り”と呼ばれる、入試では理系を一括で取るが大学2年次から専門学科に振り分けられる、という制度を設けている大学の受験をおすすめします。
有名どころですと東京大学がありますが、それ以外にも北海道大学(総合理系)、筑波大学(総合選抜)、金沢大学(理系後期一括)などがあります。
デメリットとしては、人気の学科に行きたい場合は大学入学後も上位の成績を取り続ける必要がある点ですが、それは各々の頑張り次第でなんとかなると僕は思います。
この記事が少しでも人生の参考になれば幸いです。
他にも大学受験・大学生活や理系に関する記事を書いていますので、ぜひご覧ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
【研究室は成績で決まる!?】大学の研究室配属では、成績が重要になるという話【理系】
どうも、大学生のnashikuraです。
理系の大学生、特に大学院への進学を考えている大学生にとって、3~4年次に行われる研究室配属はその後の学生生活を左右するかなり重要なイベントとなります。
しかし多くの配属前の学生は、研究室配属がどのように行われるのか、またどういった基準で研究室が決まるのか、について知らないことが多いと思います。
実際の僕も直前までは、全くと言っていいほど分かりませんでした。
そこで今回の記事では、主に僕の実体験を基に、研究室配属の決まり方について書いて行こうと思います。
研究室配属に不安を抱えている大学生の参考になると思いますので、ぜひ最後までお読みください!
僕の大学では、希望制+成績順で決まった
まず、僕の大学学部での研究室配属のエピソードを書こうと思います。
簡単に書くと、以下のような感じでした。
・1月中旬………
学科の各教授がそれぞれの研究室を紹介する、という全体説明会に参加
・1月中旬~2月上旬………
興味のある研究室を複数箇所訪問し、教授や所属学生から詳しい話を聞いた
・2月上旬………
学科のグループLINEで第1回希望調査を実施
→配属可能人数を超えている研究室については、希望している人全員が決め方を相談した
→自分の研究室を含め、すべての研究室が成績順(3年前期までのGPA)で決めることになり、GPAが低かった人が漏れた
・2月中旬………
第1回で漏れた人について、第2回希望調査を実施
→以降は第1回同様の流れで進んだ
・2月下旬………
各担当教授に学生同士で決めた配属先予定を提出
→個人個人の4年進級が確認できたタイミングで、教授から全員の承認の連絡があった
・3月下旬~4月上旬………
正式に各研究室に配属
このような感じで、「希望制+成績順」という形で決まりました。
結果的に、成績(GPA)がかなり重要になった
教授陣は最初から最後まで学生同士で自由に決めて、というスタンスだったため、最も円満に解決する方法をみんなが探っていたと思います。
そして、最初は希望を取るが、そこで人数制限をオーバーした場合は成績順で決める、という形に落ち着いたのだと思います。
実際、今回の研究室配属を決めるのにあたり、僕の知る限りでは特に揉め事が起こったなどの情報は聞きませんでしたので、ある意味最も理想的だったのだと思いました。
つまり、成績という数字はウソをつかないため、成績順で決めるというのが最も公平かつ手っ取り早い、という結論に至ったのだと思います。
そして、僕は運よく第一志望の研究室に行くことができました。
僕の成績は中の上くらいでそこそこ自信がありましたが、蓋を開けてみると同じ研究室に配属された人の中では成績は低い方でした。
もう少し低かったら第一志望に行けなかったので、3年間それなりに勉強を頑張ってきて本当によかったと思いました。
成績上位であれば、研究室が選び放題になる可能性が高い
この記事の内容はあくまでも僕の経験からですが、おそらく多くの大学の学部学科でも、研究室配属の最終手段として成績が用いられると思います。
そのため、成績が学科内で上位であればあるほど研究室配属には有利になりやすいと言えます。
行きたい研究室がある学生は、ぜひ学科で上位1/3以上の成績を目指してください。
上位1/3の成績があれば、成績順で決まる場合、よほどのことがない限りは基本的に希望の研究室に行けると思います。
このためには、単位を落とさないことが非常に重要となります。
教養科目であっても、単位を落とすと0点となってしまい、平均GPAを大きく落としてしまうことになります。
ヤバいと思った授業でも、60点でもいいので最低限単位を取得することを絶対条件にして勉強することが良いと思います。
(僕も実際、60点ちょうどの科目がいくつかあります(笑))
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
【就活】【25卒へ】2月中に内々定をもらえた僕が、3年生のうちからやったこと【早期選考】
どうも、大学生のnashikuraです。
遅くなりましたが、2023年2月に、遂に初の内々定をいだたきました。
僕は現在大学3年の理系学部生で、いわゆる24卒に分類されます。
24卒の正式な就活(広報等)の解禁は3月1日で、正式な面接等の解禁は6月1日なので、非常に早い内々定をいただけたということになります。
そこで今回は、早めに内定をもらえた僕が、大学3年生のうちからやったことについて書いて行こうと思います。
来年度以降から就活を始める25卒以降の皆様の参考になると思いますので、ぜひ最後までお読みください!
はじめに 僕について少しだけ
まずは、この記事に具体性を持たせるため、僕がどういった学生であるかについて少しだけ書きます。(2023年4月現在の情報です)
・国立大学工学部4年生男(中堅レベル、私立だったらMARCHと互角だと思う)
・24卒(学部卒・理系)、留年なし
・研究室配属は内々定をもらった2月時点でまだされておらず
・大学の成績(GPA)は、学科内で中の上くらい
・サークルあり、バイトあり
・資格:運転免許、TOEIC(800点台)
・内々定をいただいた企業の事業内容は、大学での専攻と関わりはあるが、完全に専門分野と被っているわけではない
ざっとこんな感じですね。
特別高学歴でもなく、特に目立った特徴はない普通の学生です。
強いて言えば、TOEICの点数が少し高いくらいですかね。
内々定をいただいた企業は東証一部に上場しており、業界内での売上高はかなり上の方、という感じです。
周囲の学生は旧帝大~中堅私立と幅広く、僕の中堅国立という大学のレベルはちょうど真ん中くらいという印象でした。
(院生が半分で、僕のような学部卒がもう半分でした)
そして、一社目のエントリーで内々定を取ることはできました。
3年生のうちにやったこと
インターンシップへの参加(複数)
インターンシップは2日以上の対面を2つ(夏休み1つ・冬休み1つ)、そしてオンラインの1day(主に学期中)は5つほど参加しました。
対面のものは自分の専門分野との関わりが深く、特に志望度が高い企業に絞りました。
オンラインのものは移動時間や交通費等がかからないため、本社が遠方にあったり、少し興味がある程度、という企業を中心に参加しました。
対面とオンラインを合計すると、参加した合計日数はおよそ15日になります。
これは多いと感じる人もいるかもしれませんが、長期インターン等と比較すれば全然少ないですし、長い夏休みや全休がある大学生からすれば、どうってことない日数だと思います。
そして、インターンから得られるものは非常に多く、その企業や職種の詳細な情報はもちろん、社員の人と繋がってOBを紹介してもらえたりすることもありました。
また特に1週間程度のインターンでは、社会人として定時で働くことを体験でき、非常に貴重な経験になりました。
就職活動をして感じることは、インターンを経験していない企業だと、事業内容への理解があまり深められず、ESでの志望動機や面接などで困りやすいという点です。
もちろんインターンを経験していなくてもなんとかなりますが、やはり内容に深みを持たせるためには、インターンが非常に重要となります。
そして、インターンのかなり大きなメリットは、選考に物理的に有利に進められる可能性がある点です。
これは企業によりますが、選考に全く関係ないと明言している企業がある一方、優秀な参加者のみや、参加者全員に特別選考への招待を行ったり、WEBテストや一次面接を免除したりする企業も多いです。
僕の場合も、インターンに参加したことで早期選考に進むことができ、早期の内々定獲得に至りました。
このようなこともあり、就活生には絶対にインターンに参加することをおすすめします。
そして複数社参加することで、それぞれの企業を比較でき、様々な部分に理解を深められ、(仮に選考に有利にならなかったとしても)就活を有利に進めるのに絶対に役立ちます。
また、理系の学部3年生に人も、ぜひインターンに参加してほしいです。
大学院に進学予定の人でも、参加することで新たなことに興味が湧いたり、社員の人の話を聞くことで進路の参考になることもあります。
僕の場合は、大学院への進学を迷っている状態で参加ししましたが、大学院卒じゃないと採用されないと思っていた職種でも意外と学部卒でも大丈夫だと知り、それがきっかけで学部卒での就職に完全に踏み切ることができました。
インターン関連の記事です↓
説明会への積極的な参加
皮肉なことに、コロナ禍の影響で一気に非対面での活動が増え、就活でも説明会や面接などがオンラインで多く行われるようになりました。
そのため、遠方の企業でも気軽に説明会に参加できる世の中になってきました。
僕も地方の大学にいますので、都内の企業の説明会にもコストゼロで参加できました。
そして、採用選考の説明会の解禁は3月1日ですが、それ以前にも多くの企業が会社説明会や業務説明会など、インターンよりも気軽に参加できるものを開催しています。
こういった説明会は2~3時間程度のものが多いため、大学の講義の合間などにも参加できます。
そして、こういった説明会がきっかけで今まで知らなかった会社や職種に興味を持つことも多いにあります。
そのため、少しでも参加したいという気持ちがあれば、時間が許す限りは積極的に参加した方がよいと思いました。
ES添削、面接練習(大学のキャリアセンター)
こちらは、インターンシップや実際の選考の直前によく利用させてもらいました。
個人的には、キャリアセンターは最高にコスパがいいと思います。
その大学の学生であれば無料ですので、非常に気軽に利用できますからね。
先輩などにはよくキャリアセンターはあんまり参考にならないと言われていましたが、僕的には助かった部分がとても多いです。
確かに面接練習は少し厳しいですが、臨場感を体験でき、本番での失敗を防ぐのに役立つ部分が多いと思いました。
そして、面接練習に関しては自分一人では限界があるため、本番の前には絶対に誰かと一緒に練習するべきだと感じました。
ES添削に関しても、自分一人ではなかなか気付けない部分にも着目してもらい、かなり助けられました。
特に僕の場合は理系だったこともあり、周囲がまだあまり就活していない時期から始めていたので相談できる人があまりおらず、キャリアセンターの存在は心強かったです。
就活で何か困ったことがあれば、ぜひキャリアセンターを利用することをおすすめします。
WEBテスト対策
ほとんどの企業では、エントリーの段階、または選考の途中でWEBテストが課される場合が多いです。
そして、このWEBテストが選考での足切りに使われる場合もある、とのことです。
自宅受験とテストセンターという会場に出向いて受験するものがあり、種類もSPIや玉手箱などが代表的です。
どちらも国語・数学・英語の一般教養レベル(高校卒業程度のレベル)で、他にもグラフや表の読み取り問題もあったりします。
簡単そうに見えるかもしれませんが、これは対策していないと意外と解けないものも多いです。
SPIであれば、特に非言語の分野では高校数学の場合の数や確率、中学入試のような速さや割合の計算など、しっかり復習しないとなかなか解けないような問題も多いです。
実際、理系の僕でも問題集の一周目は分からない問題も多々あり、このままではまずいと感じた記憶があります。
玉手箱に関しても、対策していないと難しいような図表の読み取りもあります。
こういったこともあり、WEBテストの対策は早めにしておいた方が得です。
WEBテストが課されるインターンに参加予定の人や、早期選考を受けようと思っている人は、6月くらいから徐々に対策を始めると良いと思います。
おすすめの参考書は、「SPIノートの会」の各参考書です。
結論:就活は、場数が大事だと思う
結局は「就活は場数が大切」という結論で締めたいです。
僕は特にコミュニケーション能力は高くなく、これといって重宝されるようなスキルは持っていませんが、多くの院生とも同じ土俵で戦うことができ、なんとか内々定を獲得することができました。
この最も大きい要因は、多くの経験をしていたからだと思います。
服装や立ち振る舞い、正しい敬語、書類の細かいルール、説明会で質問すべきこと、グループディスカッションでの振る舞いなどなど、就活には非常に細かいマナーが多くあります。
実際に、僕も最初は名刺の正しいもらい方やグループディスカッションでのマナーを知らず、周囲にあまりよく思われていなかったこともあったと考えています。
説明会でも緊張してなかなか質問ができず、せっかくの機会を逃したことも何度かありました。
しかし、こういったことを早いうち(3年の夏休みくらいまで)に経験しておいたことで、それ以降は戸惑うことはほとんどなくなりました。
説明会やグループディスカッションでも積極的に発言できるようになりましたし、最低限のマナーは身に付けられたと思っています。
これは自信にも繋がり、面接などでもしっかりとアピールできるようになりました。
(面接では元気が良いとお褒めの言葉をいただけるようにもなりました)
もし僕が3年の3月1日に就活を始めていれば、絶対にこれほどスムーズに内々定は取れなかったと思っています。
25卒以降の皆さん、最初は多少の失敗をしてもいいので、早めに動き出すと絶対にいいことがあります。
ぜひ3年生の早いうちから就活を始め、希望の企業から内定をもらうことを目指してください。
仮にそれほど志望度がそれほど高くない企業でも、早期選考で早めに内々定を獲得すると、自信と心の余裕ができ、様々な部分でその後の就活に役立ちます。
この記事が就職活動の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
【民間と公務員】両者のインターンに参加して感じた違い5選【実体験】
どうも、大学生のnashikuraです。
今年度、僕は対面開催のインターンシップに2社参加し、そのうち一社が民間企業(上場企業)(3日間)、もう一つが官公庁(公務員)(5日間)でした。
インターンシップには様々あると思いますが、僕が参加したのは2社とも実務型のインターンシップで、説明会や座談間だけでなく、実際に社員と隣のデスクで仕事を行うというものでした。
そこで今回は、民間企業と公務員のインターンシップにそれぞれ参加して、実際に感じた違いについて書いていこうと思います。
インターンシップに行こうと思っている方や、就職活動を行っている方の参考になれば幸いです。
民間企業と公務員のインターンシップで感じた違い5選
インターンシップのプログラム
インターンシップ全体のプログラムに関しては、公務員の方がしっかり組まれていたと思いました。
公務員では、応募する段階で募集している部署や体験できる仕事内容、必要なスキル(エクセルやワードが使えるか等)が要項にかなり詳細に記載されており、そこから自分に合った部署に応募するという感じでした。実際のインターンでも、ほとんどが要項に沿った内容で、事前にある程度やることが分かっていたという安心感はありました。
一方、民間企業に関しては応募時のエントリーシートに体験してみたい仕事内容を書く欄があり、企業側から割り当てられた部署でインターンを行う感じでした。そのため、応募する段階では体験する仕事内容はあまり分からず、当日に行って初めて知りました。しかし、企業側も自分に希望に最大限配慮してもらえ、結果的には概ね希望の仕事は行えました。
体験した仕事の内容
ここはあまり詳細に書けませんが、どちらも実際に実務で行っている一部の仕事を体験できました。具体的にはほとんどが資料の作成や整理、ソフトを使った作業など、本当の実務からすれば簡単なものでしたが、それらを行いながら実務におけるそれぞれの過程の役割を学べたという意味では良かったと思っています。
職場の雰囲気
これはインターンに行った時期にも関係すると思いますが、公務員の方がまったりしていた印象でした。定時が8:30~17:15だったのですが、8:00前の出勤する職員はほとんどおらず、18:00前にはほとんどの職員が退勤していると説明を受けました。実際に、8:30ギリギリに出勤している職員がいたり、定時に帰る僕を含めたインターン生を車で駅まで送ってくれた職員もいました。
一方、民間の方は繁忙期に行ったため、社員の方々も忙しそうでした。定時の9:00よりだいぶ前に社員のほとんどがおり、18:00になっても誰も帰る様子はありませんでした。実際に社員の方に聞いたところ、繁忙期には終電近くまで残業することも多々あるそうでした。閑散期に行けば、また違った一面が見られたとは思いますが、繁忙期の雰囲気を体験できたのはかなり良かったです。
しかし、どちらも働いている人たちの雰囲気は悪くなく、優しくて気さくな方が多かったです。忙しい中、僕のようなインターン生にも積極的に声をかけてくれたり、仕事に対する説明もたくさんしてくれました。
インターンシップの費用負担について
これは、民間と公務員で大きく異なりました。
まず民間ですが、これは交通費全額支給+実習費が一日あたり3000円もらいました。実家から片道約2時間かけて通ったのですが、片道の交通費約1000円が全額もらえ、さらに仕事を体験しながら一日3000円ももらえたのは結構良い条件だったと思います。しかし、民間企業にはもっと良い条件のところが沢山あるらしいです(笑)
一方公務員ですが、これは完全に全額自腹でした。実習費、交通費、そしてこちらは遠方で宿泊もしたのですが、そちらも全額自己負担でした。5日間だったので、5日間の無給実習+宿泊交通費約5万円をすべて自己負担し、お世辞にも良い条件とは言えませんでしたね。しかし、興味のある仕事内容だったので、行って後悔はないです。公務員のインターンはおそらくほとんどが実習費や交通費が出ないので、行こうと考えている人は貯金をがんばってください。
実際の選考に有利になるかどうか
これは完全に企業によりけりというところですが、とりあえず僕の場合を書きます。
表向きでは、公務員は選考に一切関わらない、と明言しています。やはり公的な機関ですので、採用もしっかりしたプロセスで行うようです。しかし、インターンに参加したことは間接的にプラスに働き、実際にOBの人に聞いた話では、採用された人にはインターン参加者が多かったと言っていました。インターンそのものは関係ないが、面接などでインターンに参加したことやそこで学んだことを話すことで、興味を持って積極的に行動してくれたるんだな、と印象が良くなるのだと考えました。
民間企業に関しては、ある程度は関係あるらしいです。僕の行った企業では早期選考などは行っておらず、社員の方もインターンに参加したから特別有利になるわけではない、と言っていました。しかし、面接でインターンに参加したことをアピールすれば、そこで何かがあるかもしれない、というニュアンスのことは言ってはいたので、おそらくそういうことなのでしょう。
※一部の民間企業では、早期選考という形で明らかにインターン参加者に有利になる選考を行っているので、就活で有利になりたい人は早めに行動することが一番だと思いました。
まとめ
今回は、民間企業と公務員のインターンシップにそれぞれ参加して、実際に感じた違いについて書きました。
インターンシップのプログラムの充実度………公務員>民間
体験した仕事の内容………公務員=民間
職場の雰囲気の良さ………公務員≧民間
インターンシップ費用の負担の少なさ………民間>>>公務員
実際の選考に有利になるかどうか………民間>>>公務員
僕は対面型のインターンには2つしか参加していないため、その2つの比較がすべての情報になっていますので、そこはご承知おき下さい。同じ公務員、同じ民間でも、組織によっては本当に様々ですので、一概のこの比較が正しいとは言えないはずです。しかし、一般的な傾向としては、ある程度参考にはなると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!