どうもnashikuraです。
今回は、共通テスト(僕の時はセンター)形式の模試が長すぎると思う理由について、僕の実体験を踏まえて書きたいと思います。
※この記事は、文系理系問わず5教科7~8科目受ける人という設定です。
現在はコロナウイルスの関係で模試が中止になったりしていますが、僕が受験生のときのことを書きたいと思います。
まず、こちらが共通テスト本番の時間割です。
二日間に分かれて行われ、休み時間などにも十分な余裕があります。
しかし、模試になると以下のようになります。
8:30~9:30 社会第2解答科目
9:40~10:40 社会第1解答科目
10:50~12:10 国語
12:10~12:50 昼休み
12:50~13:35 リスニング
13:35~13:55 受験票記入
14:05~15:25 外国語筆記
15:35~16:45 数学➀
16:50~17:50 数学②
18:00~19:00 理科第1解答科目(理科基礎2科目)
19:10~20:10 理科第2解答科目
こちらは某大手予備校の共通テスト模試の時間割です。(著作権とかいろいろめんどくさそうだったので本物は載せませんでした)
どうでしょう。
僕はまだこの形式の模試を受けていなかった時期には特に何も思いませんでした。
しかし、実際に受けてみると、この世の地獄のように辛かったです。
まず辛かったのは、一日に5教科7科目の試験を詰め込んでいるという点です。
問題を集中して解かなければいけない時間は7時間半以上です。
7時間半ですよ!?
僕は本当にこれに耐えられませんでした。
午前中は全然順調なのですが、数学②のあたりから猛烈な疲れと眠気が襲ってきました。普段勉強していて感じたことのないようなものでした。
なんか、もうどうでもいいや、っていう感じのものです。
模試という今までの勉強を確認するはずの重要な場でそんな考えは絶対にダメだと分かっていても、僕はやる気が本当に消滅していました。
そのため、最後の理科の2科目はこのような模試ではいつも50点を下回っていました。(理系でそれはヤバい)
そしてもう1つ辛かったのは、休憩時間が本番より圧倒的に短い点です。
これほどの科目の重労働があるのに、休憩時間すらまともにとれないので、試験中にボーっとしてきました。
また、集中力が切れて問題を読んでも頭に入ってこなくなり、結果としてテキトーに解いてしまいました。
さらに、最後の方になると、椅子に座っているだけでもきつくなり、許可をもらってトイレに行ったりしてました。
また、試験とは別に辛かったのが、誰も僕に共感してくれなかったことです。
僕が友達に
「センター模試長すぎて、最後の方問題解けなくならない?」
と言っても、友達は
「確かに長いけど、頑張れば問題は解けるっしょw」
と言います。
しかも、ほとんどの人がそう言いますし、結果としても彼らの点数は僕よりも全然高いのです。
こいつら頭どうかしてるのではないかと思うと同時に、本当に自分の集中力を疑いましたし、みんなと何が違うのかとも何度も考えました。
また、塾の先生にも、理科だけいつも悪いのはなんでと聞かれ、時間が長すぎる、と言っても、それは頑張るしかないな、と言ってきました。このままではヤバいよ、とも何度も言われました。
まあ、それはそうですよねw
結果的に、最後のセンター模試までこのような状態な続きました。
しかし、いざ本番となると、疲れるということは全くありませんでした。
それは本番特有の緊張間もあったのだと思いますが、やはり2日間に分かれて行われるのと、十分すぎるほどの休憩時間があったからだと思います。
そして、本番では今までの模試よりも何十点も高い点数を取ることができました。目指していた点数には届きませんでしたが、自己最高点でした。
この経験から結局何が言いたいかというと、
僕のようにこの形式の模試で集中力が切れて問題が思うように解けなくなって点数が取れなくても、集中力に関しては本番では問題ない、ということです。
そもそもこのような模試がおかしいのであって、集中力が切れるのはしょうがないことなのです。
(別に予備校を批判しているわけではないですし、会場や人員のことを考えると一日でやらなければいけない理由も重々承知です。僕は、この時間割は本番とはかけ離れれてる、と言いたいだけです。)
僕は本当に極端な例ですが、普段から長時間じっと座っているのが苦痛でした。
でも、おそらく僕のような受験生は少なからずいると思います。
そのような受験生はぜひこの記事を参考にしていただき、集中力が切れるのはおかしいことではない、ということを覚えておいてください。
また別の記事で、試験中にリフレッシュする方法などについても書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。