どうも、大学生のnashikuraです。
突然ですが、大学生のみなさん、運動してますか??
おそらく半数以上の人が、ドキッとしたのではないでしょうか?
それもそのはずで、大学生の半数以上の7~8割は運動習慣がないとされているからです。
今回は、そんな大学生の運動習慣と、その改善策について書いて行こうと思います。
特に運動不足と感じている方は、最後までお読みください!
大学生の運動実施状況
記事を書くにあたり、複数のサイトや論文を軽く読んだのですが、概ね同じデータがでていました。
こちらでも、
こちらでも、
こちらでも、
https://www.i-repository.net/contents/outemon/ir/507/507160303.pdf
おおよそ7~8割の大学生が運動習慣がないとのデータが得られています。
(※調査によって運動習慣の定義が若干異なりますが、週1~2回以上の運動というのがだいたい運動習慣の目安でした)
つまり、大学生を10人集めたら、そのうち7~8人は週1回すら運動をしていないということになります。
冷静に考えたらヤバいですよね、、、
でも言われてみれば、自分の周りの大学生も、自主的に運動をしている人は少数派で、サークルのときだけ、とか、誰かに誘われてスポーツをする、というのが大多数ですね。
このデータを踏まえて、以降は大学生がなぜ運動をしないのか、そしてこの状況を改善するにはどうすれば良いかについて、僕の実体験も入れながら書いて行こうと思います。
大学生が運動をしない理由
部活動の強制力がなくなる
これが間違いなく一番大きな要因ですね。
中学、高校では大多数の人が運動部に所属しており、週に5日以上活動をしていたところがほとんどでしょう。
また、大会前や長期休業中などには毎日活動があり、一か月以上運動をしない日が全くなかったという経験がある人も多いと思います。
しかし、大学では部活動に入る人は少数派であり、しかも体育会系の部活でも、ガチガチに厳しいところから、サークル並みに緩いところまであり、中高の部活とか全然違います。
また競技にもよりますが、数カ月と長いオフがあったり、参加の強制力が低かったりと、これもまた中高の部活動よりも、良くも悪くも自由度が高いです。
つまり、大学ではそもそも部活動に入る人が約1割と少なく、さらに部活動も強制力が低いため、部活動に入っただけでしっかりと運動ができるかと言われると、意外とそうでもなかったりします。
(もちろん、全国大会常連の部活は別ですよ。)
それでも、部活動に入っていて運動をしていれば全然マシな方で、残りの9割の大学生がヤバめですね。
上記のデータより、多めに見て運動習慣がある大学生を3割とし、部活をやっている人を除くと、部活をやらずに運動習慣がある人は2割ということになります。
たった2割です。。。
中高のような部活の強制力がないと、これほどまでだらけてしまうことが分かりました。
しかし、部活動がなくなったこと以外にも要因はあります。
体育の授業も、大2~3以降はなくなる
小、中、高校では、必ず週に1~2回以上は体育の授業がありましたよね。
しかし大学では、総合大学ですら教養として1年時にのみ必修として開講しているところが多く、2年生以降は体育が一切ないという大学が大多数だと思います。
(体育大学などは別ですよ。)
ちなみに僕の場合は、1年時にコロナ禍で対面授業がなかったため、大学では一度も体育の授業を受けたことがないです。
大学では、スポーツを専門とする学生以外では、体育が軽視されすぎていると考えています。
お金がかかる
これもそこそこ大きな要因ですね。
高校生までは、部活動やスポーツのお金は、親が払ってくれていた人がほとんどだと思います。
そのため、お金のことを一切気にせずにスポーツに打ち込めたのだと思います。
しかし大学生以降は、親にお金を払ってもらう人はかなり少なく、体育会系の部活であっても自分で稼いだお金で費用を払う人が多数派のように思います。
それにしても、部活動をやっていれば、(僕も大1のとくにやっていたから分かるのですが、)施設費、遠征費、道具費など本当に出費が多く、アルバイトを限界までしないとかなりしんどいです。
また、自主的に運動するにしても、ジムと契約したり、ウェアや道具をそろえたりと、意外と出費がかさむ部分が多く、本当にスポーツが好きでないとやる気にならないのだと実感されられます。
新型コロナの影響
これは2020年以降の話になりますが、コロナも運動不足を促進している要因の一つだと思います。
まず、コロナ禍の影響で大学内の施設は自由に利用できなくなり、部活やサークルによってはまともに活動できなくなっているところも少なくないです。
僕の大学では、2年以上もの間ジムが閉まっており、さらには部活動の対外試合の中止の制限(県外禁止など)がかかったり、感染者が一人でも出ると1カ月近く活動禁止を言われたりと、学生がスポーツをする場がたくさん奪われています。
また、大学の周辺にある公共のジムや体育館などは、緊急事態宣言が出るたびに数カ月単位で営業を停止し、そこでも運動機会が奪われています。
中高生であれば、生徒がしっかりと運動できるような代替策を学校側が提供してくれるはずですが、一般的な大学生はそういったこともなく、むしろ個々人では何もできずに言いなりにしかなれないのが現状です。
大学生の運動不足を解消するためには
次に、この大学生の運動不足を解消するためにできることについて、僕なりの考えを書きたいと思います。
まず、個人単位で運動不足を解消することはそれほど難しくはないと考えています。
ウォーキングやランニング、自宅での軽い自重トレーニングであれば、誰でもすぐに始めることが可能です。
またそれが嫌であれば、数千円~1万円程度でウェアと靴をそろえ、近くの公共のジムや体育館に行って、一回数百円で筋トレをはじめとしたスポーツができます。
さらに、本格的にジムやプールでトレーニングをしたいと考えているのであれば、それらの施設でアルバイトを始めてしまうというのも一つの手です。(←僕の例です)
学生のバイトであれば、施設を無料または割引で利用することが可能ですし、周りに感化されてやる気も起きます。
問題なのが、大学生全体の運動不足を解消することです。
上記のように、運動のやる気がある程度以上ある人は、もうすでに運動を習慣的にしていることでしょう。
一方、運動が好きではなく、運動習慣がない人も運動不足を解消することは容易ではないと考えています。
そもそも運動が好きでなければ、お金を運動に使いたくないと思いますし、一人で運動をする気も起きないことでしょう。
実際、運動が好きでも一人で運動をする気が起きない日もよくあります。
そこを解消するためには、やはりスポーツ仲間を作ることが最も大切だと考えています。
しかし、「大学生が運動をしない理由」で書いたように、大学生がそういった仲間を作るのはそう簡単ではない気がします。
体育の授業も少ししかないですし、コロナ禍によって様々な部分で制限がかけられてしまっているのが現状です。
運動系のサークルに入るにしても、サークルによってですがだいたいは緩く活動するところが多く、中には飲み会しかやらないところも少なくないようです。
ここまで来ると、もう大学側がなんとかする必要があると思います。
学生の運動習慣を促進するため、ジムや体育館等の施設を(無料や安い料金で)一般学生に開放したり、全学年の学科やゼミごとに週1で体育の授業をやったりと、こういった対策を練ることも必要だと考えます。
我ながらですが、全学年に体育の授業を週1で設けることは結構よい案だと思います。
なぜなら、運動習慣が促進されるだけでなく、周囲と親睦を深めるよい機会にもなるからです。
中高の体育の授業を思い出してもらえば分かると思いますが、おそらく一番クラスメイトと話す機会が多い授業であり、多くの人と仲良くなれたはずです。
さらにお金もかからず、単位ももらえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まとめると、以下のようになります。
大学生の運動実施状況 → おおよそ7~8割の大学生が運動習慣がない
大学生が運動をしない理由
・部活動の強制力がなくなる
・体育の授業も、大2~3以降はなくなる
・お金がかかる
・新型コロナの影響
大学生の運動不足を解消するためには
・個人単位ではそれほど難しくない
・大学生全体で解消するには、少なくとも体育の授業を全学年全学部学科に設けるべき
この記事を書くにあたって色々調べたのですが、週4以上で運動している僕ですら運動不足と感じることも多いため、他の学生たちが相当運動していないのだと思いました。
高校生までは、半強制的に部活やスポーツクラブに参加していたため、運動不足を感じる機会は全くといって良いほどありませんでしたが、大学はそれとは正反対でした。
高校までとの一番大きなギャップの一つでしたね。
大学生のみなさん、健康のために、頑張って運動しましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。